- 「パーソナルジムを独立開業したが、新規客が来ない…」
- 「パーソナルジムに効果的な集客方法を知りたい」
- 「自分なりに集客を頑張ったけど、効果が出なかった」
このように「新規顧客の集客」で悩まれているパーソナルジム経営者は少なくありません。
本記事では、パーソナルジムにおける集客方法について解説しております。
▼当該記事の流れについて
トレーニングジム市場の把握→集客ができるコンセプト設計→各種集客方法+成功事例
▼記事の対象者
- パーソナルジムを経営者
- パーソナルジムの開業を検討者
- パーソナルジムの集客担当者
具体的なパーソナルジムの集客方法についてYouTube動画でも解説しております。
クーミル株式会社では様々な業種で得た
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COOMIL(クーミル)株式会社 代表取締役。神奈川県出身。東京薬科大学大学院を修了後、大手製薬会社にて研修開発に従事する。2016年にファングロウス株式会社を創業し、マーケティング、広告運用、YouTube、SEO対策を駆使し、2年で売上1億円強かつ利益率40%強の会社へとグロースさせ、株式譲渡。YouTubeチャンネルのプロデュース・原稿制作・出演・撮影・編集の全てを自ら行い、運営10ヶ月で登録者数1万人突破させる(現在3万人越え)。IT業界だけでなく実店舗経営の知見を活かし、クライアント様の課題の本質を捉えて、「結果が出るマーケティング施策」をご提案致します。サイトを公開後も運用をお任せ頂き、サイトだけでなく「事業規模の拡大を目指す」ことがクーミルのモットーです。
■経歴
2014年 東京薬科大学大学院終了
2014年 第一三共株式会社
2016年 ファングロウス株式会社 創業
2019年 一般社団法人スーパースカルプ発毛協会(FC本部) 理事
2021年 ファングロウス株式会社 株式譲渡
2021年クーミル株式会社 創業
■得意領域
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告
オウンドメディア運用
フランチャイズ加盟店開発、集客
■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格
■SNS
X(旧Twitter):https://twitter.com/ryosuke_coomil
YouTube:https://www.youtube.com/@marketing_coomil
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目次
- パーソナルジムの経営で集客が出来ない理由
- 1.トレーニング市場が成熟及び競合の増加
- 2.開業コストの低さゆえの「競合だらけ」な市場構造
- 継続率が低く「常に新規が必要」なビジネスモデル
- パーソナルジムの集客フロー|認知→体験→入会→継続
- 集客の全体像(ファネル図で「認知〜継続」を見える化)
- 各ステップで押さえるべきポイント(認知・体験・入会・継続)
- オンライン/オフライン/紹介の役割分担
- パーソナルジムで集客に必須なコンセプト設計
- 1.ターゲット像を明確化する
- 2.地域の競合リサーチとポジション取り
- 3.コンセプト・強みで差別化する
- 4.無料体験・特典設計で「お試しのハードル」を下げる
- 予算別・フェーズ別のおすすめ集客戦略
- 開業〜1年目|低予算で知ってもらうための集客設計
- 1〜3年目|安定売上を作るための集客+リピート戦略
- 多店舗展開・フランチャイズを見据えた集客戦略
- 月の予算別おすすめ施策マップ
- パーソナルジムの集客に成功した事例(当社の事例)
- 事例①:SEO対策による検索上位表示化に成功
- 事例②:MEO対策+口コミ件数を増やす戦略設計
- パーソナルジム経営に効果的なWeb集客戦略
- ホームページ×SEO対策
- MEO対策
- リスティング広告
- SNS広告
- ポータルサイト
- LINE
- メルマガ
- YouTube運営
- インスタグラム
- パーソナルジムのオフライン集客方法
- 看板
- 紹介
- チラシ・ポスティング・地域情報誌
- パーソナルジム集客で押さえたいKPIと数字の目安
- 新規集客の指標(体験予約数・入会率・CPAなど)
- 継続・LTVの指標(継続率・平均継続月数・紹介率など)
- オンライン・オフライン別のKPI設計例
- 数字をもとに集客施策を見直すチェックリスト
- パーソナルジム集客でよくある失敗と対策
- 価格やマシンでしか差別化できていない
- チャネルを増やしすぎて運用が回らなくなる
- ホームページ・LPの改善をしないまま広告を出し続ける
- 数字を見ずに「なんとなく」集客を続けてしまう
- パーソナルジム集客に関するよくある質問(FAQ)
- まとめ
パーソナルジムの経営で集客が出来ない理由
パーソナルジムの集客は、一般的なフィットネスジム以上に「新規獲得」と「継続」の両方が求められる難しいテーマです。まずは、なぜパーソナルジム集客が難しいのか、その背景を理解することで、場当たり的な割引や広告に走らず、戦略的な打ち手を選べるようになります。
1.トレーニング市場が成熟及び競合の増加
フィットネス市場はここ数年で急速に拡大し、24時間ジムや大型総合ジム、オンラインフィットネスなど選択肢が増えました。
その中でパーソナルジムも「短期ダイエット」「完全個室」「女性専用」など多様化し、ユーザーからすると違いが分かりにくくなっています。
トレーニングジム市場について

このような形で大手トレーニングジムが資本力により広告宣伝をどんどん行っているため、類似のコンセプトでは選ばれにくくなってきています。その為、これらのトレーニングジムとどのように「優位性を付ける事ができるか?」が非常に重要となってきています。
2.開業コストの低さゆえの「競合だらけ」な市場構造
パーソナルジムは、一般的なフィットネスクラブよりも小さなスペースと最低限のマシンで開業できるため、参入障壁が低いビジネスです。
ワンルームマンションの一室でパワーラックとダンベルを購入する程度でもパーソナルトレーニングジムを開業できることもあり、競合が参入しやすい業界といえます。
パーソナルジムの開業費用:300~700万円程度
※)あくまで目安となります。
その結果、同じエリアに複数のパーソナルジムがひしめき合い、「どこも似たような訴求」をしている状態になりがちです。価格・立地・設備だけで勝負すると、すぐに模倣されて差別化が難しくなり、結果として値下げ合戦に陥るリスクが高まります。
継続率が低く「常に新規が必要」なビジネスモデル
パーソナルジムは月額単価が高い分、会員の継続ハードルも高く、「1年継続する会員は1〜2割程度」と言われる調査もあります。
短期集中コースが終わると退会する、目標達成後にモチベーションが下がるなどの理由で、常に新規会員を獲得し続けないと売上が維持できません。
つまり「新規集客」と「継続・紹介」の両方を設計しないと、広告費ばかり膨らみ利益が残らない構造になりやすいのです。
うまく経営できずに、廃業に追い込まれるケースも…。
当社に対して、パーソナルジム経営をしている方から「ホームページを作って欲しい」「集客の相談をしたい」といったお声を頂くことが増えてきました。
ヒアリングをすると、「近隣に競合が増えて新規が減った」「以前のように集客がうまく行かない」などの声が多数寄せられています。また、廃業寸前まで追い込まれてしまっているケースも少なくありません。
パーソナルジムの集客フロー|認知→体験→入会→継続
パーソナルジム集客を考える際は、単に「新規を増やす」だけでなく、認知から継続までの一連の流れをファネルとして捉えることが重要です。各ステップでの課題がわかると、「どこを改善すべきか」が明確になり、集客施策も打ちやすくなります。
集客の全体像(ファネル図で「認知〜継続」を見える化)
パーソナルジムの典型的な集客フローは、下記のように整理できます。
- 認知:SNS・広告・口コミ・看板などで存在を知ってもらう
- 興味・比較:ホームページや口コミサイトで情報収集
- 行動:体験予約・カウンセリング予約
- 入会:コース契約・決済
- 継続:定着・アップセル・クロスセル
- 紹介:友人・家族への紹介、口コミ投稿
このファネルのどこが弱いかによって、取り組むべき施策は変わります。
例えば
- 「体験は来るが入会しない」なら体験〜入会部分の設計
- 「会員がすぐやめる」なら継続〜紹介部分の設計
と自社が見直すべきポイントを間違えないようにしましょう。
各ステップで押さえるべきポイント(認知・体験・入会・継続)
認知段階では「誰向けのジムか」を一瞬で伝えるキャッチコピーやビジュアルが重要です。
- 体験段階:
- トレーナーとの相性・カウンセリングの質・ジムの雰囲気
- 入会:
- 料金プランの分かりやすさや支払い方法の選択肢、キャンペーン設計
- 継続フェーズ:
- 目標設定と達成の見える化、定期的なカウンセリング、飽きさせないメニュー更新
このように各フェーズごとにチェックリストを作り、ボトルネックを特定して改善していきましょう。
オンライン/オフライン/紹介の役割分担
集客チャネルは、大きく「オンライン」「オフライン」「紹介・口コミ」に分けられます。
オンラインは認知〜比較〜体験予約までの導線づくりに強く、オフラインはエリア内での存在感と安心感を高める役割があります。紹介・口コミは、単価が高く継続しやすい“良質な顧客”を連れてきてくれるチャネルです。
パーソナルジム集客では、この三つをバラバラに考えるのではなく、「オンラインで認知→オフラインで体験→紹介につなげる」といったストーリーで設計することが重要です。
パーソナルジムで集客に必須なコンセプト設計

ホームページやSNSを使った集客はもちろん大切です。しかし、パーソナルジムのコンセプトやターゲットがはっきり決まっていない場合は早急に決めるべきことがあります。それが「ターゲット」と「他社との差別化」です。
ここからは、Web集客の前に、しっかり決めておきたい集客前の準備を4ステップで紹介します。
1.ターゲット像を明確化する

パーソナルジムで集客するために、必要な第1ステップは「ターゲットを明確化すること」です。大切なのは、性別・年代だけでなく、お客様の目的まで、こちらではっきり決めることです。
「ウチはどんな人にも来て欲しいので、ターゲットは決めたくありません」と言う人もいますが、目標を決めないで訴求しても、誰の心にも刺さりません。
具体的なイメージ
- ゴルフスコア70台を目指す40代男性に向けたジム
- 体脂肪35%以上の40代女性に向けたジム
- フリーウェイトゾーンに行く自信のない30代女性のためのジム
- 腕周り40㎝以上を目指す40代男性のためのジム
具体的にコンセプトを決めましょう。その方がお客様の悩みを洗い出しやすく、ファンになってもらいやすいからです。自分のトレーナーとしての強みや、経歴をもとに、ターゲットを決めていきましょう。
2.地域の競合リサーチとポジション取り
自分のジムのターゲットを決定したら、地域の競合をリサーチします。徒歩・自転車圏内の競合を調べる場合、グーグルマップで探すのがおすすめです。
ホームページや口コミを見ながら、競合店舗の客層やコンセプトを洗い出します。自分のジムと競合ジムのターゲットが近すぎる場合は、次のどちらかで対応するといいでしょう。
リサーチ方法
- ホットペッパーより予約状況を確認する
- Googleマップの口コミを確認する
- 1日の来店者数を店頭で確認する
- 金額設定、ペルソナを分析する
これらの情報を基に、以下のポイントをチェックしましょう。
チェックしたいポイント:
- 料金帯(入会金・月額)
- 得意分野(ボディメイク・ダイエット・健康)
- ターゲット(女性専用/初心者向け/上級者向け)
- 店舗の雰囲気(高級感/アットホーム)
3.コンセプト・強みで差別化する

あなたのジムが競合のジムと、価格帯が同じまたは少し高額の場合、はっきりと差別化を図る必要があります。
これは差別化によくある間違いです。差別化とは、同じ業種でも「違う切り口」でお店のコンセプトを作ること。もし、競合が3カ月でマイナス5㎏がコンセプトだった場合、考えられる差別化には次があります。
差別化の具体例
また、管理栄養士資格やボディビル大会入賞などの経歴がある場合は、それらを強調するのもおすすめです。
など、自分の強みとターゲットをうまく組み合わせながら、競合ジムと差別化を図りましょう。おすすめの差別化要素としては以下のような例が挙げられます。
- 食事指導の手厚さ(毎日LINE・週1回面談など)
- 完全個室/女性トレーナーのみ/手ぶらOK
- 医師・管理栄養士との連携
- 姿勢改善・機能改善に特化
4.無料体験・特典設計で「お試しのハードル」を下げる
無料体験や入会金無料など、特典をつけるのも効果的です。なぜなら、知名度の低いパーソナルジムでは、集客を積極的におこなって、見込み客を増やすことが大切だからです。
スタッフの人数が少ないジムでは、最初は大変かもしれませんが、お客様のために考えたサービスを続けていくことで、ジムの評判が上がり、成約に結びつきます。
特典には次の例があります。
パーソナルジムによくある初回特典
- 60〜90分の無料カウンセリング
- 体験トレーニング1回無料 or 低価格
- 当日入会で入会金無料/初月割引
- ペア体験・友人同伴特典
- 初月月会費無料
- 骨格診断無料
- 食事カウンセリング無料
そのほか「学割」「ペア割」「家族割」を併用するのもおすすめです。
ここまでの4項目がしっかりまとまったら、実際に集客を検討していきましょう。
予算別・フェーズ別のおすすめ集客戦略
同じパーソナルジムでも、開業直後と2〜3年目、多店舗展開を目指すフェーズでは優先すべき施策が変わります。また、月に使える集客予算によっても選択肢は異なります。ここではフェーズ別・予算別に、現実的な集客戦略の考え方を整理します。
開業〜1年目|低予算で知ってもらうための集客設計
開業直後は「とにかく知ってもらう」ことが最優先です。予算が限られる場合は、
- Googleビジネスプロフィール(MEO)の整備
- シンプルなホームページ/LPの用意
- 自作チラシ・ポスティング・近隣店舗への挨拶
- SNS(Instagram・X)での発信
といったコストの低い施策から着手します。まずは「体験予約◯件/月」を目標にし、反応のあったチャネルに少しずつリソースを寄せていきましょう。
1〜3年目|安定売上を作るための集客+リピート戦略
1年目で一定数の会員がついてきたら、「新規だけでなく継続・紹介で売上を安定させる」フェーズに入ります。
- 既存会員のフォロー体制(定期カウンセリング・食事サポート)
- 継続・コース更新を促す仕組み
- 紹介キャンペーンの設計
- ホームページやSNSのビフォーアフター・事例充実
この時期に「LTV(1人のお客様からの累計売上)」を意識できるかどうかで、数年後の安定度が大きく変わります。
多店舗展開・フランチャイズを見据えた集客戦略
2〜3店舗目以降を視野に入れる場合は、「属人的な集客」から「仕組みとしての集客」に切り替える必要があります。
ポイント:
- 店舗ごとのKPI(体験数・入会率・継続率)の標準化
- 本部主導のWeb集客(サイト・広告・SNS)
- 各店で実行できるオフライン施策のマニュアル化
- ブランドコンセプトの統一
トレーナー個人の人気に頼りすぎず、どの店舗でも一定の集客・成約が出せる状態を目指しましょう。
月の予算別おすすめ施策マップ
ざっくりとした目安として、以下のようなイメージで考えられます。
| 月予算 | 主な施策イメージ |
|---|---|
| 〜5万円 | MEO・SNS運用・チラシ・ポータルの基本プラン |
| 〜15万円 | 上記+リスティング広告/SNS広告を小さくテスト |
| 〜30万円 | 広告本格運用+LP改善+コンテンツSEOの強化 |
| 30万円〜 | 多店舗を見据えたブランド戦略・動画制作・外部パートナー活用 |
大事なのは「今の予算でできることを最大化しつつ、成果が出たチャネルに徐々に投資を厚くしていく」考え方です。
パーソナルジムの集客に成功した事例(当社の事例)
具体的な集客方法に入る前に、正しく集客戦略を立てて行えば今の時代でも十分にお客様で絶えないお店にすることは可能です。その数例を一部ご紹介します。
事例①:SEO対策による検索上位表示化に成功

SEO対策による「地域名+パーソナルジム」にて検索順位に上位表示化させることに成功した事例です。
具体的な施策内容
一つ一つを地道に行うことで、「地域名+パーソナルジム」にてSEO順位を3位獲得することに成功しました。その結果、自然流入からの申し込みも月3件→23件まで増加させることに成功しました。
現在は2店舗目を増店して経営中。
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事例②:MEO対策+口コミ件数を増やす戦略設計

2つ目の事例は、既にある程度お客様が付いているパーソナルジムでの集客成功事例です。
来店されるお客様が多いのにも関わらず、施策前はGoogleの口コミが13件程度しかない状態でした。
具体的な施策
結果として、約1年で口コミ件数が64件まで増やすことに成功。Googleマップを見て毎月何名ものお客様が新規問い合わせがある状態に。
※)よくあるサクラ投稿などは一切使用しておりません。
このような形で、今でもしっかりとパーソナルジムの集客戦略を立てることで、地域で最も人気があるお店にする事も十分可能です。
パーソナルジム経営に効果的なWeb集客戦略

ここからは、オンラインでのパーソナルジムの集客方法を解説していきます。
ホームページ×SEO対策
パーソナルジムがオンラインで集客をする場合、絶対に必要なものが「ホームページ」です。なぜなら、ホームページは効率的にあなたのジム情報を伝えられるからです。
また、ホームページ開設の際に重要となるのがSEO対策です。SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字をとったもので「検索エンジン最適化」と解釈されます。
SEOでは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンにあなたのホームページを認知させて、上位表示させる目的があります。たとえば、世田谷区でパーソナルジムを探している方の場合は、こんな検索をするのではないでしょうか。
パーソナルジムを探しているユーザーの検索キーワード

もし、あなたのジムが世田谷区にあっても、最初からあなたのジムを指名して検索する人はごくわずかです。だからこそ、ホームページで集客するためには、SEOを使って、GoogleやYahoo!であなたのジムを認知してもらい、検索結果の上位表示を狙う必要があります。
SEOでは上位表示をさせるために、さまざまな施策を行います。個人でもSEOは勉強して実践できますが、勉強に時間がかかるというデメリットがあります。また、サイト設計もSEOに影響するので、ホームページ制作を依頼する際にSEO対策も一緒に依頼できる会社を選ぶのがおすすめです。
MEO対策

MEOとは「Map Engine Optimization」の頭文字をとったもので、Googleマップの検索順位を上げる施策です。
MEOはGoogleビジネスプロフィールの設定からスタートします。
Googleビジネスプロフィールからログインし、以下のお店の情報を設定します。
- メインカテゴリ(パーソナルトレーナー)
- 住所
- 営業時間
- Webサイト
- 予約URL
- ビジネスの説明文
Googleビジネスプロフィールは無料で利用できるので、予算のないジムのオンライン集客にもおすすめです。
Webサイトがない場合でもMEO対策はできます。
開業90日前からGoogleマップ上に表示させられるので、ジムの基本情報を入れておきましょう。
合わせて読みたい記事:
Googleマイビジネスの登録方法を図解付き解説!MEO対策や注意点も紹介
リスティング広告
リスティング広告とは、検索結果の上下に表示される広告で、検索結果をもとに広告を表示するため、検索からサイト閲覧までがすぐにおこなわれるのがメリットです。
しかし、リスティング広告は、クリックされると広告料が発生するので、予算のないジムにはあまりおすすめできません。
リスティング広告のメリットは、検索1位よりもさらに上部に表示されるので、「今すぐジムに入会したい!」というお客様には刺さりやすい点です。予算に余裕がある場合は、取り組んでみてもいいでしょう。
リスティング広告におけるCPA(予約単価について)
地域や打ち出す文言、LPによっても大きく変動しますが、リスティング広告を行うことで1件あたり30,000~80,000円程度の顧客獲得単価を想定した方が良いでしょう。
クーミル株式会社では、CPA67,000円で広告を回していたクライアントのLP及び広告を改善することで、CPAを23,000円まで改善することができたケースもあります。
SNS広告
SNS広告は、リスティング広告と違って、検索していないのに、SNS上で広告が流れる仕組みです。
広告配信の設定がエリア・年齢・興味などでできるので、むやみやたらに広告したり、ポスティングするよりは効率的といえるでしょう。
しかし、SNS広告は成約に結びつきにくいのも事実です。SNS広告では、フォロワーを増やしてジムの認知度を上げたり、ファン化を狙って見込み客の獲得が期待できます。
ポータルサイト
ポータルサイトとは、Getfitやホットペッパービューティーなどのサイトを指します。ポータルサイトは、予約管理や決済システムがあるので、契約プランによっては使い勝手がいいですが、集客という観点では費用対効果が微妙です。
あなたのジムが出店しているエリアで「○○市 パーソナルジム」で検索してみて、ポータルサイトが上位に表示されていれば、検討してみてもいいでしょう。
LINE
LINEを使った集客方法もあります。例えば、LINE限定クーポンの配信や、定期的にメッセージを送信して見込み客を増やすといった使い方が可能です。
LINEをつかった集客では「どうやってLINEに登録してもらうか?」という問題がネックになります。ポスティングの際には、QRコードを記載したチラシを用意するなどの工夫が必要でしょう。
LINEは、主に「見込み顧客を育てる・来店したけど、契約しなかった人へのアプローチ・リピーターを増やす」この側面が非常に強いです。そのため新規顧客獲得目的ではなく、質の良いお客様を獲得するために活用しましょう。
メルマガ
メルマガは、40代以上のビジネスパーソンや法人営業に向いています。オフラインで名刺交換する機会があったら、メールアドレス宛にメルマガを送っていいか聞いておきましょう。
ホームページを制作する際に、希望によってはメルマガ送信機能もつけられるので、経営者や法人向けの営業がしたい方はメルマガ運用も検討しましょう。
ただし、メルマガはある程度の長文(2,000文字程度)が書けた方がより読まれるので、文章を書くことに慣れていない方には、運用が難しいというデメリットがあります。
YouTube運営
パーソナルジムのブランディングを構築させ集客につなげるためには、Youtubeチャンネルの運営もオススメです。パーソナルジムは閉ざされた空間で行うため、外からでは雰囲気をつかむことが難しいといえます。
- トレーニング動画
- パーソナルジムの様子
- お客様のBefore/After
- 自宅でできるトレーニング方法
- トレーナーの1日
YouTube配信で、ある程度ジムの雰囲気が分かると、ジムを訪れる際の心理的なハードルも下がるでしょう。Youtube登録者数を増やせれば、大きな集客効果が見込めます。
YouTubeで再生回数をアップさせるためには、トレンド性のあるキーワードと絡めて動画を投稿することがポイントです。
パーソナルジム経営でYouTube集客成功事例
筋トレとYouTubeとの相性は非常に高く、YouTube上でも非常に再生率を獲得することができるジャンルです。YouTubeでは、トレーナー個人にファンが付くケースが多いため、もし行うのであれば、個人チャンネルのような運営がお勧めです。
インスタグラム
オンライン集客と聞いて、インスタグラムもお勧めです。
特に、最近ではインスタグラム上のストーリーを作成すれば、TikTok、YouTubeショートなど様々な媒体に活用することができます。
とはいえ、定期的に発信する必要があり、非常に労力がかかります。その為「誰に?どんな?なんの?」これらを明確にした上でアカウント運用を行うことをお勧めします。
インスタグラム集客で成功している事例
パーソナルジムのオフライン集客方法

オフラインとは、インターネットを使わない方法です。
パーソナルジムは地元の方がメインターゲットになるので、オフライン集客も効果的といえます。
ここからは、オフラインでの集客方法を紹介します。
看板
看板やのぼりは、意外と通りがかりの人に見られています。マンションの一室など、看板が出しにくいパーソナルジムもありますが、看板やのぼりが設置できるならぜひ制作しましょう。
しかし、看板・のぼりをおしゃれにすると、何の店なのかわかりにくいので、ダサくてもはっきりと「パーソナルジム」が訴求できる看板・のぼりがおすすめです。
紹介
紹介もあなどれません。会員のお客様からの紹介以外にも、地元の方がよく集まるカフェや、美容院などにチラシを置かせてもらうといいでしょう。
また、商工会議所の集まりに参加してみたり、地元のお店に顔を出してお話しに行くのも、紹介客を伸ばすポイントです。
特に、既にリピーターとして通って頂いているお客様へ紹介を促す仕組む作りが大切です。
紹介した人、紹介された人への特典は、通常よりかなりお得に設定することで、自然と紹介したいと思って貰える状態にする事が大切です。
紹介特典のイメージ
- パーソナルトレーニング二回無料(〇〇円分お得!)
- 1名紹介したら〇〇%月会費割引、2名紹介したら〇〇%月会費割引
チラシ・ポスティング・地域情報誌
チラシ・ポスティングは認知度を上げられるので、チャレンジできる方はしてみましょう。
別業種になりますが、弊社とお付き合いがあるホワイトニング事業をされている方で地域情報誌へ掲載することで、20件/月の来店数を生み出すことに成功しました。
ポスティングの成功事例

ポイント
紙媒体で集客をする際は、以下のポイントを抑えて制作することで、反応率を高める事ができます。
| 「ニーズ」や「悩み」が具体的に書かれているか | オファーに対して「期限・限定数」が書かれているか |
| タイトルやサービスの「最高特徴」が書かれているか | 電話番号、QRコードに対して行動を促す文言があるか |
| 価値の「信ぴょう性を高める数字」が書かれているか | 施術者の想いが書かれているか |
| 「共感」や「利用イメージ」ができる内容か | 「お客様の声」など第三者の実績証明があるか |
| 特徴だけでなく「お客様が得られるメリット」が書かれているか | サービス料金の概要が書かれているか |
| 「お客様が得するオファー(割引・特典)」があるか | 住所だけでなくアクセス方法が書かれているか |
パーソナルジム集客で押さえたいKPIと数字の目安
感覚だけで集客を続けていると、「何が効いているのか」「どこに投資すべきか」が分からなくなります。ここでは、パーソナルジム集客で最低限押さえておきたいKPIと、数字の見方のイメージを紹介します。
新規集客の指標(体験予約数・入会率・CPAなど)
新規集客に関する代表的な指標は次の通りです。
- 体験予約数:月に何件の体験予約が入っているか
- 体験来店率:予約者のうち実際に来店した割合
- 入会率:体験者のうち入会した割合
- CPA(獲得単価):1人の新規入会を獲得するのにかかった広告費
例として、「体験20件/月、入会率50%で新規10名」というように、目標を設定しておくと運用しやすくなります。
継続・LTVの指標(継続率・平均継続月数・紹介率など)
新規だけでなく、継続とLTVに関する指標も重要です。
- 継続率:一定期間後も通っている会員の割合
- 平均継続月数:1人の会員が継続する平均期間
- 紹介率:新規のうち紹介経由の割合
- LTV:1人の会員から得られる累計売上
これらを定期的に確認することで、「新規集客だけでなく、継続や紹介にもっと注力した方が良い」といった判断がしやすくなります。
オンライン・オフライン別のKPI設計例
チャネル別にKPIを分けて管理すると、予算配分の判断材料になります。
- Web広告:クリック数・CV数・CPA・LPのCVR
- SNS:フォロワー数・リーチ・DM数・プロフィールリンクのクリック数
- チラシ:配布枚数・問い合わせ数・1件あたりの反応率
- 紹介:紹介カード配布数・実際の来店数
すべてを完璧に管理する必要はありませんが、「最低限この数字だけは追う」という指標を決めておきましょう。
数字をもとに集客施策を見直すチェックリスト
毎月の振り返りでは、以下のようなチェックを行うと改善ポイントが見えやすくなります。
- 体験予約数は目標に達しているか
- 入会率は下がっていないか(カウンセリング・料金説明の見直し)
- 広告のCPAは許容範囲か(キーワード・配信ターゲットの調整)
- 継続率が下がっていないか(フォロー体制の見直し)
- 紹介・口コミの件数は増えているか
「なんとなく良い/悪い」ではなく、経営者は数字で判断する習慣をつけることが、集客改善の第一歩です。
パーソナルジム集客でよくある失敗と対策
ここでは、パーソナルジムの現場でよく見られる集客の失敗パターンと、その対策をまとめます。事前に知っておくことで、同じ落とし穴にはまりにくくなります。
価格やマシンでしか差別化できていない
「最新マシン完備」「低価格」が悪いわけではありませんが、それだけでは近隣ジムとの違いを出しにくくなります。
対策の方向性:
- ターゲットと目的を明確にする(例:産後・30代女性専門)
- 食事・生活習慣・メンタル面まで含めたトータルサポートを打ち出す
- トレーナーの専門性・資格・ストーリーを前面に出す
「このジムでなければならない理由」を言語化することが重要です。
チャネルを増やしすぎて運用が回らなくなる
「SNSも広告もブログも全部やらなきゃ」と考えると、どれも中途半端になりがちです。
- まずは2〜3チャネルに集中する(例:MEO+Instagram+チラシ)
- 3ヶ月ごとに成果を振り返り、伸びているチャネルにリソースを寄せる
- 新しい施策は「やめる」基準も決めておく
選択と集中を意識しないと、忙しいだけで成果が出ない状態になってしまいます。
ホームページ・LPの改善をしないまま広告を出し続ける
広告を増やしても、LPやサイトが分かりづらければ体験予約は増えません。
- ファーストビューで「誰向けのジムか」「何ができるか」が伝わるか
- 料金・コースが比較しやすいか
- 体験予約フォームが面倒すぎないか
- スマホでの表示がストレスなく見られるか
「広告の前にLP」という順番を意識することで、同じ広告費でも成果が変わってきます。
数字を見ずに「なんとなく」集客を続けてしまう
忙しい現場ほど、日々のトレーニングに追われて数字の確認が後回しになりがちです。結果として、効果の薄い施策を惰性で続けてしまうこともあります。
- 月1回の「数字会議」の時間を必ず確保する
- 追うべきKPIを3〜5個に絞る
- グラフや表にして変化が一目で分かるようにする
パーソナルジム集客に関するよくある質問(FAQ)
最後に、パーソナルジムのオーナーやトレーナーからよく相談される質問と、その考え方のヒントをQ&A形式でまとめます。
- 限られた予算でまず何から始めるべき?
-
まずは「MEO+簡易なホームページ+Instagram」の3つがおすすめです。MEOとInstagramは無料〜低予算で始められ、近隣ユーザーとの接点を作りやすいチャネルです。
ホームページはテンプレートでも良いので、「料金・アクセス・強み」が最低限分かるページを用意しておきましょう。余裕が出てきたら、チラシやポータルサイト、少額の広告テストに広げていくイメージです。
- SEO・MEO・広告・SNS、どれを優先すれば良い?
-
来店型のパーソナルジムであれば、優先度は「MEO > ホームページ(SEO)/LP > SNS > 広告」の順が基本です。MEOは近隣の「今すぐ客」に強く、無料で始められるため、最優先で整えたい施策です。
そのうえで、公式情報の拠点としてホームページを整備し、SNSでビフォーアフターや雰囲気を発信していきます。広告は予算と体制に余裕が出てきてから本格化すると良いでしょう。
- 1ヶ月に新規何人くらい来れば“健全”と言えますか?
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モデルによって異なりますが、個人経営であれば「毎月5〜10名程度の新規入会」が1つの目安になります。もちろん、既存会員の継続率が高ければ新規数は少なくても成り立ちますし、短期集中コース中心の場合はもう少し多く必要なケースもあります。
まずは自店のキャパシティと目標売上から逆算し、「新規◯名/月」「継続率◯%」といった具体的な数字を設定しましょう。
- 個人トレーナーや自宅サロンでも使える集客方法は?
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A個人トレーナーや自宅サロン型でも、基本的な考え方は同じです。MEO・Instagram・紹介の3つは特に相性が良く、
- Instagramで実績と人柄を発信
- MEOやプロフィールに「個室・少人数制・自宅でも可」などの強みを明記
- 既存クライアントからの紹介を増やす仕組みを用意
といった形で進めるのがおすすめです。規模が小さい分、1人ひとりとの関係性を深めやすいのも強みとして活かしましょう。
まとめ
トレーニング市場の競争率は年々激化しています。
よくあるパーソナルジムでは中々お客様には選んで貰えない時代となってきました。
その為、コンセプト設計を正しく行い、しっかりとして集客方法にてアプローチを続ける必要があります。とはいえ、自社でそれを全て行うことは日々の業務に追われて中々できない人は少なくありません。
そのようなケースはぜひクーミル株式会社までご相談くださいませ。
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