- 「パーソナルジムを作ったのに人が来ない…」
- 「SNSを頑張れば、ホームページはなくてもいいの?」
- 「自分ひとりのパーソナルジムだけど、ホームページは必要?」
こんなことで悩んでいませんか?
結論から言うと、パーソナルジムを立ち上げたら、ホームページは絶対に必要です。
そうは言っても、ホームページ制作は費用もかかりますし、どんなホームページを作っていいのかわからないという方もいるでしょう。
そこで本記事では、パーソナルジムにおけるホームページの役割と、オンライン・オフラインでの集客方法から、実際にどんなホームページを作ればいいのかを解説しています。
パーソナルジムで集客にお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
パーソナルジム・トレーナーの集客が難しい理由
パーソナルジム・トレーナーの集客を成功させるためには、なぜ集客が上手くいかないのか原因を探る必要があります。上手くいかない理由を把握しないまま、集客を行っても安定したお客様を獲得するのは難しいでしょう。また、パーソナルジム業界の現状を把握しておくことも大切です。
以下では、パーソナルジム・トレーナーの集客が難しい理由について解説します。
パーソナルジム市場は「RIZAP」が独占している
健康寿命が叫ばれる現代では、年々フィットネス需要は高まっており、パーソナルジムにとっても事業成長の機会が増えていくことが予想されています。しかし、パーソナルジム市場は「RIZAP」がほぼ独占しているといっても過言ではありません。業界2位の「24/7Workout」と比較してもRIZAPの売上は約10倍と大きく引き離しています。
独占状態のRIZAPと同じ市場に参入するのであれば、同じことをしても集客は難しいでしょう。パーソナルジムを開業するなら、RIZAPとの差別化を図ることが不可欠です。RIZAPと比べてあなたのパーソナルジムはどのように優れているのかをアピールすることが集客成功のカギとなります。
パーソナルジム開業数は増加傾向にある
近年、RIZAPをはじめとする大手パーソナルジムから独立するトレーナーは増加傾向にあります。
1人分のトレーニングスペースさえ確保できれば開業できるという初期費用の少なさも増加の要因でしょう。そのため、パーソナルジム市場は顧客の奪い合いが激化しているのが現状です。ライバルとなる競合会社が増えれば増えるほど、当然、集客に苦戦するパーソナルジムは多くなります。
パーソナルジムにおけるホームページの役割

結論を言うと、どんな小さなジムでも、ホームページは必要です。
具体的にパーソナルジムにおけるホームページの役割には、次の3つがあります。
- お店の認知
- ブランディング
- 成約につなげる
想像してみてください。
たとえば、あなたが業務委託先のフィットネスクラブで、頑張って配ったチラシを見たお客様が「○○ジム」と検索して、ホームページがなかったら、どうでしょう?
わざわざインスタグラムやX(旧Twitter)まで検索するでしょうか?
また、「パーソナルジム △△区」で検索したときに、ホームページがなければ、GoogleやYahoo!の検索エンジンに表示されることはありません。
ホームページがあれば
を最速で伝えることができます。
ホームページの印象がよければ、お客様も潜在的にあなたに好印象を抱きます。
これがホームページを使ったブランディングです。
ブランディングが成功すれば、高価格帯でサービスを提供することもできますし、特定のお客様に向けたサービスだけで、収益化もできます。
そして、検索からホームページを見た人に「ちょっと無料体験に行ってみようかな」と思わせられれば、収益化もすぐそこです。
しかし、ホームページは開設してから、GoogleやYahoo!の検索エンジンに認知されるまで、3ヶ月程度の時間がかかります。ジムの規模の大きさに関わらず、パーソナルジムを作ったら、なるべく早くホームページも開設しましょう。
パーソナルジムで集客するために必要な準備4ステップ

ホームページやSNSを使った集客はもちろん大切です。
しかし、パーソナルジムのコンセプトやターゲットがはっきり決まっていない場合は早急に決めるべきことがあります。
それが「ターゲット」と「他社との差別化」です。
ここからは、Web集客の前に、しっかり決めておきたい集客前の準備を4ステップで紹介します。
1.ターゲットをはっきり決める

パーソナルジムで集客するために、必要な第1ステップは「ターゲットをはっきり決めること」です。
大切なのは、性別・年代だけでなく、お客様の目的まで、こちらではっきり決めることです。
「ウチはどんな人にも来て欲しいので、ターゲットは決めたくありません」
と言う人もいますが、目標を決めないで訴求しても、誰の心にも刺さりません。
- ゴルフスコア70台を目指す40代男性に向けたジム
- 体脂肪35%以上の40代女性に向けたジム
- フリーウェイトゾーンに行く自信のない30代女性のためのジム
- 腕周り40㎝以上を目指す40代男性のためのジム
具体的にコンセプトを決めましょう。
その方がお客様の悩みを洗い出しやすく、ファンになってもらいやすいからです。
自分のトレーナーとしての強みや、経歴をもとに、ターゲットを決めていきましょう。
2.地域の競合リサーチをする
自分のジムのターゲットを決定したら、地域の競合をリサーチします。徒歩・自転車圏内の競合を調べる場合、グーグルマップで探すのがおすすめです。
ホームページや口コミを見ながら、競合店舗の客層やコンセプトを洗い出します。自分のジムと競合ジムのターゲットが近すぎる場合は、次のどちらかで対応するといいでしょう。
- コンセプトを変えて差別化を図る
- 地域の客層からコンセプトとターゲットを再検討する
地域の競合ジムとターゲット・コンセプトが重複していなければ、当初のコンセプトを変える必要はありません。
3.競合と差別化する

あなたのジムが競合のジムと、価格帯が同じまたは少し高額の場合、はっきりと差別化を図る必要があります。
「競合が3カ月でマイナス5㎏だったから、ウチは3カ月で7㎏にしようかな」
これは差別化によくある間違いです。
差別化とは、同じ業種でも「違う切り口」でお店のコンセプトを作ること。
もし、競合が3カ月でマイナス5㎏がコンセプトだった場合、考えられる差別化には次があります。
また、管理栄養士資格やボディビル大会入賞などの経歴がある場合は、それらを強調するのもおすすめです。
など、自分の強みとターゲットをうまく組み合わせながら、競合ジムと差別化を図りましょう。
4.特典をつける
無料体験や入会金無料など、特典をつけるのも効果的です。
なぜなら、知名度の低いパーソナルジムでは、集客を積極的におこなって、見込み客を増やすことが大切だからです。
スタッフの人数が少ないジムでは、最初は大変かもしれませんが、お客様のために考えたサービスを続けていくことで、ジムの評判が上がり、成約に結びつきます。
特典には次の例があります。
そのほか「学割」「ペア割」「家族割」を併用するのもおすすめです。
ここまでの4項目がしっかりまとまったら、実際に集客を検討していきましょう。
【オンライン】パーソナルジムの集客方法

ここからは、オンラインでのパーソナルジムの集客方法を解説していきます。
【超重要】ホームページ×SEO対策
パーソナルジムがオンラインで集客をする場合、絶対に必要なものが「ホームページ」です。なぜなら、ホームページは効率的にあなたのジム情報を伝えられるからです。
また、ホームページ開設の際に重要となるのがSEO対策です。SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字をとったもので「検索エンジン最適化」と解釈されます。
SEOでは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンにあなたのホームページを認知させて、上位表示させる目的があります。たとえば、世田谷区でパーソナルジムを探している方の場合は、こんな検索をするのではないでしょうか。
「世田谷区 パーソナルジム」
「世田谷区 パーソナルジム 小田急線」

もし、あなたのジムが世田谷区にあっても、最初からあなたのジムを指名して検索する人はごくわずかです。
だからこそ、ホームページで集客するためには、SEOを使って、GoogleやYahoo!であなたのジムを認知してもらい、検索結果の上位表示を狙う必要があります。
SEOでは上位表示をさせるために、さまざまな施策を行います。
個人でもSEOは勉強して実践できますが、勉強に時間がかかるというデメリットがあります。
また、サイト設計もSEOに影響するので、ホームページ制作を依頼する際にSEO対策も一緒に依頼できる会社を選ぶのがおすすめです。
MEO対策

MEOとは「Map Engine Optimization」の頭文字をとったもので、Googleマップの検索順位を上げる施策です。
MEOはGoogleビジネスプロフィールの設定からスタートします。
Googleビジネスプロフィールからログインし、以下のお店の情報を設定します。
- メインカテゴリ(パーソナルトレーナー)
- 住所
- 営業時間
- Webサイト
- 予約URL
- ビジネスの説明文
Googleビジネスプロフィールは無料で利用できるので、予算のないジムのオンライン集客にもおすすめです。
Webサイトがない場合でもMEO対策はできます。
開業90日前からGoogleマップ上に表示させられるので、ジムの基本情報を入れておきましょう。
リスティング広告
リスティング広告とは、検索結果の上下に表示される広告で、検索結果をもとに広告を表示するため、検索からサイト閲覧までがすぐにおこなわれるのがメリットです。
しかし、リスティング広告は、クリックされると広告料が発生するので、予算のないジムにはあまりおすすめできません。
リスティング広告のメリットは、検索1位よりもさらに上部に表示されるので、
「今すぐジムに入会したい!」
というお客様には刺さりやすい点です。予算に余裕がある場合は、取り組んでみてもいいでしょう。
SNS広告
SNS広告は、リスティング広告と違って、検索していないのに、SNS上で広告が流れる仕組みです。
広告配信の設定がエリア・年齢・興味などでできるので、むやみやたらに広告したり、ポスティングするよりは効率的といえるでしょう。
しかし、SNS広告は成約に結びつきにくいのも事実です。SNS広告では、フォロワーを増やしてジムの認知度を上げたり、ファン化を狙って見込み客の獲得が期待できます。
ポータルサイト
ポータルサイトとは、Getfitやホットペッパービューティーなどのサイトを指します。
ポータルサイトは、予約管理や決済システムがあるので、契約プランによっては使い勝手がいいですが、集客という観点では費用対効果が微妙です。
あなたのジムが出店しているエリアで「○○市 パーソナルジム」で検索してみて、ポータルサイトが上位に表示されていれば、検討してみてもいいでしょう。
LINE
LINEを使った集客方法もあります。例えば、LINE限定クーポンの配信や、定期的にメッセージを送信して見込み客を増やすといった使い方が可能です。
LINEをつかった集客では「どうやってLINEに登録してもらうか?」という問題がネックになります。ポスティングの際には、QRコードを記載したチラシを用意するなどの工夫が必要でしょう。
LINEは、主に「見込み顧客を育てる・来店したけど、契約しなかった人へのアプローチ・リピーターを増やす」この側面が非常に強いです。そのため新規顧客獲得目的ではなく、質の良いお客様を獲得するために活用しましょう。
メルマガ
メルマガは、40代以上のビジネスパーソンや法人営業に向いています。
オフラインで名刺交換する機会があったら、メールアドレス宛にメルマガを送っていいか聞いておきましょう。
ホームページを制作する際に、希望によってはメルマガ送信機能もつけられるので、経営者や法人向けの営業がしたい方はメルマガ運用も検討しましょう。
ただし、メルマガはある程度の長文(2,000文字程度)が書けた方がより読まれるので、文章を書くことに慣れていない方には、運用が難しいというデメリットがあります。
YouTube運営
パーソナルジムのブランディングを構築させ集客につなげるためには、Youtubeチャンネルの運営もオススメです。
パーソナルジムは閉ざされた空間で行うため、外からでは雰囲気をつかむことが難しいといえます。YouTubeでトレーニング動画やジムの様子、在籍するトレーナーの紹介などを配信することで、ブランディング効果が期待できます。
YouTube配信で、ある程度ジムの雰囲気が分かると、ジムを訪れる際の心理的なハードルも下がるでしょう。Youtube登録者数を増やせれば、大きな集客効果が見込めます。
YouTubeで再生回数をアップさせるためには、トレンド性のあるキーワードと絡めて動画を投稿することがポイントです。
番外編:インスタグラム
オンライン集客と聞いて、インスタグラムを思い浮かべる方も多いでしょう。
しかしパーソナルジムの場合、実はインスタグラムは集客に向いていないとも言われています。なぜなら、インスタグラムは、画像で訴求し続けなければいけないからです。
しかもインスタグラムは、手間がかかる割に、集客よりも同業者からのフォローが増えがちという弱点もあります。インスタグラム運用の場合、会員のお客様のビフォーアフターが掲載できればいいのですが、無料では掲載許可が取りにくいことがほとんどです。
集客メインで考える場合は、インスタグラムに注力するより、MEOに注力した方が、地元のお客様を獲得しやすいのでおすすめです。
【オフライン】パーソナルジムの集客方法

オフラインとは、インターネットを使わない方法です。
パーソナルジムは地元の方がメインターゲットになるので、オフライン集客も効果的といえます。
ここからは、オフラインでの集客方法を紹介します。
看板
看板やのぼりは、意外と通りがかりの人に見られています。マンションの一室など、看板が出しにくいパーソナルジムもありますが、看板やのぼりが設置できるならぜひ制作しましょう。
しかし、看板・のぼりをおしゃれにすると、何の店なのかわかりにくいので、ダサくてもはっきりと「パーソナルジム」が訴求できる看板・のぼりがおすすめです。
紹介
紹介もあなどれません。会員のお客様からの紹介以外にも、地元の方がよく集まるカフェや、美容院などにチラシを置かせてもらうといいでしょう。
また、商工会議所の集まりに参加してみたり、地元のお店に顔を出してお話しに行くのも、紹介客を伸ばすポイントです。
特に、既にリピーターとして通って頂いているお客様へ紹介を促す仕組む作りが大切です。
紹介した人、紹介された人への特典は、通常よりかなりお得に設定することで、自然と紹介したいと思って貰える状態にする事が大切です。
- パーソナルトレーニング二回無料(〇〇円分お得!)
- 1名紹介したら〇〇%月会費割引、2名紹介したら〇〇%月会費割引
チラシ・ポスティング・地域情報誌
チラシ・ポスティングは認知度を上げられるので、チャレンジできる方はしてみましょう。
別業種になりますが、弊社とお付き合いがあるホワイトニング事業をされている方で地域情報誌へ掲載することで、20件/月の来店数を生み出すことに成功しました。

ポイント
紙媒体で集客をする際は、以下のポイントを抑えて制作することで、反応率を高める事ができます。
「ニーズ」や「悩み」が具体的に書かれているか | オファーに対して「期限・限定数」が書かれているか |
タイトルやサービスの「最高特徴」が書かれているか | 電話番号、QRコードに対して行動を促す文言があるか |
価値の「信ぴょう性を高める数字」が書かれているか | 施術者の想いが書かれているか |
「共感」や「利用イメージ」ができる内容か | 「お客様の声」など第三者の実績証明があるか |
特徴だけでなく「お客様が得られるメリット」が書かれているか | サービス料金の概要が書かれているか |
「お客様が得するオファー(割引・特典)」があるか | 住所だけでなくアクセス方法が書かれているか |
パーソナルジムのホームページ制作方法

パーソナルジムのホームページを制作する方法には、自作と外注の2種類があります。
ここからは、ホームページ制作を自作・外注するそれぞれのメリット・デメリットについて解説していきます。
自分で作る
WordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)を利用して、自分で簡単なサイトが作れます。レンタルサーバーを契約し、WordPressをインストールすると、誰でもホームページ制作が可能です。
ホームページを自作するメリット
- 費用負担が抑えられる
ホームページを自作するデメリット
ホームページを自作するデメリットには「手間がかかる」以外に「集客できない可能性がある」ことが挙げられます。ホームページ制作でも、サイトの階層や構成など、SEO知識が必要となります。
最悪の場合、せっかく作ったホームページがいつまでもGoogleにもYahoo!にも反映されず、集客につながらない可能性も高いです。
また、ホームページを作ったものの、うまく機能しないなどトラブルが起きた場合は、自分で解決しなければなりません。
通常のトレーニング業務を続けながら、ホームページのトラブル対応を行うのは大変です。費用対効果をよく考えてから、ホームページを自分で作るかどうかを決めましょう。
外注する
費用はかかりますが、ホームページは外注した方が、労力が低く抑えられます。
ホームページを外注するメリット
ホームページを外注するデメリット
ホームページ制作は、トップページのデザインだけでなく、各ページへのタブの位置や、予約ボタンの色・位置など考えるべきことがたくさんあります。
おすすめは、予算をしぼって複数社に相見積もりを依頼することです。
また、ホームページのデザインはかっこいいけれど、集客につながらないパターンがあります。
ホームページ制作を依頼する場合、SEO対策もあわせて行ってくれる制作会社がおすすめです。
「集客できる」パーソナルジムのホームページとは?
ここからは「かっこいいホームページ」と「集客できる」ホームページの違いがよくわからない、という方に向けて、集客できるパーソナルジムのホームページの特徴を紹介します。
ジムの雰囲気がわかりやすい
集客できるホームページの特徴1つ目は、ジムの雰囲気がわかりやすいことです。「自分のジムはあまり写真映えしないから…」といって、別のジムのイメージ画像を載せるのはやめましょう。
見込み客が欲しい情報とは
「どんなジムに通うのかな?」
という事前情報だからです。
器具が散らかっていたり、生活感がある写真はもちろんNGですが、きちんと片付けて、どんな雰囲気のジムなのかがわかる写真を掲載しましょう。お客様とのトレーニング風景の写真もおすすめです。
ジムのコンセプトがわかりやすい
トップページの写真には、ジムのコンセプトを文字入れした写真を掲載しましょう。画像1枚でコンセプトとジムの雰囲気を伝えられるように、キャッチコピーもきっちり練っておく必要があります。
「30代~50代の女性専用ジム」
なのに、トレーナー以外の男性が写っていると、見ている人に違和感を与えます。ジムのコンセプトや客層に合わない写真は撮影を避け、フリー素材でも使わない方が無難です。
料金体系が見やすい
パーソナルジムで比較されやすいのが、料金です。
どこのページを見ていても、すぐに料金のページが見られるようにサイトを設計しましょう。
無料体験・入会申し込みボタンの場所がわかりやすい
見ている人が「行ってみたいな」と思ったら、すぐに無料体験に申し込めるようにしておくのも集客できるホームページには必要です。
各ページの下部に、無料体験や問い合わせのボタンを設置しておくのがおすすめです。
「そんなにたくさん無料体験や入会申し込みボタンを設置したら、嫌がられそう」
と思うかもしれませんが、大丈夫です。安心してください。
なぜなら、ページの下部分にボタンを申し込みボタンを設置すると、あなたのジムの魅力を知ってから、無料体験や申し込みボタンをクリックしているからです。
それに、もし入会を迷っている人の場合、最初は無料体験から申し込みます。
見込み客を取り逃さないように、各ページに無料体験や入会申し込みボタンを設置しておきましょう。
パーソナルジムトレーナーがホームページ制作会社を選ぶポイント
今までの「集客できる」ホームページの説明で、なんとなくこれから作るホームページのイメージはつかめたでしょうか。
あなたのジムにはあなたのジムにしかない魅力があります。
そこで、ここからは、具体的にあなたのジムの魅力を引き出す「ホームページ制作会社の選び方」を紹介します。
写真撮影も同時に依頼できる
1つ目のポイントは「写真撮影も同時に依頼できる」制作会社を選ぶことです。
写真撮影を同時に依頼するメリットには、次があります。
写真は、ホームページ・サイトの「顔」です。
スタジオの雰囲気だけでなく、あなた自身も魅力的に撮ってもらうことで、入会を促せます。
iPhoneでも写真は撮れますが、マーケティング素材としてふさわしい写真を撮るなら、プロに依頼するのが一番です。
カメラマンを外部委託すると、制作会社でサイズ指定をしたり、適宜画像の大きさを変えるなど手間がかかる上、間に入っているジムトレーナーのあなたがデータの受け渡しをする可能性もあります。
無駄な手間を省くためにも、写真撮影を同時に依頼できるホームページ制作会社を選ぶのがおすすめです。
機能的で自分でも更新できる
ホームページ・サイトは、完成した後も、更新作業があります。たとえば、休業日のおしらせや、トレーナーの急な休み、キャンペーンの告知などです。
ホームページ制作会社に更新を依頼すると、都度料金が発生するので、簡単な更新作業が自分でもできるようにリクエストしておくといいでしょう。
予算に合っている
予算に合わせた提案をしてくれるホームページ制作会社かどうかは必ず確認しましょう。
もし、予約管理システムや、専用のメールシステムが必要なのに「予算を超えるのでトップページしか作れません」とお断りされたら、ほかの制作会社も当たってみましょう。
使い勝手や機能を一緒に考えてくれる制作会社を選ぶのがおすすめです。
SEO施策の提案がある
ホームページ・サイト制作会社を探す際は、SEO施策も請け負ってくれるところがおすすめです。なぜなら、SEO施策をしないと、いくら検索してもGoogleやYahoo!の検索結果に反映されないからです。
ホームページ・サイトにアクセスした人の中で、実際に無料体験に申し込む人が1%だとすると、最低でも100人からアクセスされないと、1人も集客はできません。
SEOで検索結果の上位に表示させる理由は、アクセス数を増やすためでもあります。
最初のSEO施策が上手くいかないと、集客ができるまでの期間が伸びるので、最初にホームページ・サイト制作会社にSEO施策をお願いするのがベターです。
パーソナルジムのサイト制作費用
パーソナルジムのサイト制作費用は、制作会社へ依頼すると一般的に50万円~が相場と言われています。
依頼する制作会社や、何のフォーマットを使うかでも予算が変わりますが、50万円程度はかかるんだな、と認識しておくと落ち着いて打ち合わせができます。
ホームページ・サイト制作は大企業に頼んだから安心、というわけでもありません。
打ち合わせの際に、SEOの実績を質問してみるのも一つの方法です。
もし、今すぐまとまった費用が用意できない、という場合は、集客やお店の紹介ページを先に作り、集客ができてきたら予約システムを導入する方法もあります。
中小企業や個人事業主でも、サイト制作で利用できる助成金もあるので、自分で調べてみるのもおすすめです。
パーソナルジムのホームページ制作におすすめの会社
パーソナルジムのホームページ制作におすすめの会社を紹介します。
クーミル株式会社

出典:クーミル株式会社
クーミル株式会社は、ホームページ・サイト制作のほか、メディア事業やデイスパ事業もおこなっています。デイスパ(酵素風呂)事業でも、サイト制作からSEO施策の実績があります。
パーソナルジムのホームページをこれから作る方は、サイト設計からコンテンツ内容まで、細かく相談できるので安心です。
クーミル株式会社では、写真撮影からSEO施策まで一括で依頼できるので、どの制作会社に依頼すればいいのかわからない、という方は、一度お気軽にご相談ください。
まとめ
パーソナルジムにとって、ホームページ・サイトは重要です。
なぜなら、お店の認知度を上げて集客する上で、ホームページ・サイトが一番情報量が盛り込めるからです。
しかし、ホームページ・サイト制作で、デザインばかり追究すると、使い勝手が悪く、集客できないサイトになりがちです。
そこで、本記事では、パーソナルジムで集客するために、ホームページ・サイトに必要なポイントをお伝えしました。
おすすめは、ホームページ・サイト制作とSEO施策がセットで依頼できる制作会社を探すことです。
数ある制作会社の中から、パートナーとなる会社を探すのは大変かもしれませんが、あなたのパーソナルジム集客を一緒に考えてホームページ・サイト制作をしてくれる会社は必ずあります。
ホームページ・サイトを作ってから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、きちんと「集客できる」ホームページ・サイト制作ができる会社を見つけていきましょう。