クリニックのSEO対策を徹底解説!病院への集患力を高める方法

クリニックのSEO対策を徹底解説!病院への集患力を高める方法
  • クリニックがSEO対策行う重要性は?
  • SEO会社に依頼したが、効果が全く感じなかった
  • Googleのコアアルゴリズムアップデートで検索順位が急落してしまった…。

クリニックの集患のために、SEO対策を行いたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

SEOとは、検索エンジンでWebサイトが上位に表示されるように工夫する一連の取り組みのことです。

クリニックにおいてもSEO対策を行うことで、「疾患名+地域名」「疾患名+治療方法」などで上位表示化させることが出来、集患の安定化に繋がる重要性が高い施策と言えるでしょう。

そこで今回は、クリニックが実施するべきSEO対策とあわせて、ポイントや注意点も解説します。

SEO対策で集患をしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

クリニックのSEO対策・ホームページ制作であれば、ぜひ弊社に一度ご相談ください。
医療分野における実績多数ございます。

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馬鳥 亮佑
監修者

COOMIL(クーミル)株式会社 代表取締役。神奈川県出身。東京薬科大学大学院を修了後、大手製薬会社にて研修開発に従事する。2016年にファングロウス株式会社を創業し、マーケティング、広告運用、YouTube、SEO対策を駆使し、2年で売上1億円強かつ利益率40%強の会社へとグロースさせ、株式譲渡。YouTubeチャンネルのプロデュース・原稿制作・出演・撮影・編集の全てを自ら行い、運営10ヶ月で登録者数1万人突破させる(現在3万人越え)。IT業界だけでなく実店舗経営の知見を活かし、クライアント様の課題の本質を捉えて、「結果が出るマーケティング施策」をご提案致します。サイトを公開後も運用をお任せ頂き、サイトだけでなく「事業規模の拡大を目指す」ことがクーミルのモットーです。

■経歴

2014年 東京薬科大学大学院終了
2014年 第一三共株式会社
2016年 ファングロウス株式会社 創業
2019年 一般社団法人スーパースカルプ発毛協会(FC本部) 理事
2021年 ファングロウス株式会社 株式譲渡
2021年クーミル株式会社 創業

■得意領域

SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告
オウンドメディア運用
フランチャイズ加盟店開発、集客

■保有資格

Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格

■SNS

X(旧Twitter):https://twitter.com/ryosuke_coomil
YouTube:https://www.youtube.com/@marketing_coomil

デジマーケ編集部
執筆者

デジマーケは、クーミル株式会社が運営するデジタルマーケティング情報メディアです。Webサイト制作、SEO対策、リスティング広告、SNS広告(Facebook、Instagram)など企業のWeb担当者向けに集客や売り上げUP、認知度UPに繋がるデジタルマーケティング情報を配信するメディアサイトです。

1.クリニック・病院が行うべきSEO対策とは

SEO対策(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)とは、検索エンジンにおいて、Webサイトがより上位に表示されるように工夫する一連の取り組みのことです。

特定のキーワードでWebサイトやホームページを上位表示させ、より多くのユーザーを引き寄せる目的があります。

クリニックなどにおけるSEO対策は以下のようなキーワードで行うケースが多いです。

1-1.美容クリニックの場合

目的SEO対策を行うキーワード
顕在層に向けたSEO対策
(悩みがあり治療を検討している)
「二重整形 おすすめ」「豊胸手術 費用」
「AGA治療 地域名」「埋没法 おすすめ」
潜在層に向けたSEO対策
(施術まで検討していないが、悩みがある)
「自然な二重 自分で」「豊胸手術 リスク」
「二重 可愛い」「濡れる ハゲて見える」

1-2.保険診療の病院の場合

目的SEO対策を行うキーワード
顕在層に向けたSEO対策
(悩みがあり治療を検討している)
「ニキビ 皮膚科」「胃腸炎 治療方法」
「内科 地域名」「人間ドック 地域名」
潜在層に向けたSEO対策
(施術まで検討していないが、悩みがある)
「ニキビ 酷い」「お腹が痛い 対処法」
「熱 病院 何度から」「健康診断 行く理由」

「行きたい・治療したい」という顕在層だけでなく、潜在層に対してもSEO対策を行うことでアプローチすることが可能となります。

2.クリニックが実施するべき3つのSEO対策

SEO対策にはさまざまな種類があります。クリニックでは必須と言える対策は以下の3つです。

  1. 内部SEO|Webサイト自体の構造やコンテンツの最適化
  2. 外部SEO|被リンクの獲得
  3. MEO(ローカルSEO)|地図検索エンジンで上位表示を狙う

具体的な方法を解説します。

2-1.内部SEO|Webサイト自体の構造やコンテンツの最適化

内部SEOは、Webサイトの内部で行う対策です。検索エンジンの評価を得ることや、ユーザーにとっても使いやすく、情報が見つけやすい状態にすることが目的です。主な改善要素は以下のとおりです。

2-1-1.改善要素

  1. 文章の読みやすさ
  2. 適切な画像が使用されているか
  3. HTMLタグやリンクは適切か
  4. calonicalタグは使用されているか
  5. リンク切れがないかなど
  6. パンくずリストが設置されているか
  7. 構造化データが正しいか

これらは、あくまで内部SEO対策で確認する項目の一例です。
他にもサイトごとに確認すべき項目は非常に多く存在します。

これらの施策は、検索エンジンの評価に大きく影響します。

検索エンジンは、クローラーがWebサイト上を巡回して評価していきます。クローラーとは、インターネット上のWebページを自動的に巡回し、情報を収集するプログラムのことです。

内部SEOが施されていない場合、たとえ質の高いコンテンツを公開してもクローラーが巡回してきません。

そうなると上位表示させるのが難しくなります。つまり、検索で上位表示を狙うためには、内部SEOは欠かせない要素と言えるでしょう。

2-2.外部SEO|被リンクの獲得

外部SEOとは、被リンクを獲得するための施策のことです。

質の高いコンテンツを作成して、他のサイトから発リンクしてもらいます。被リンクの獲得が重要な理由は、GoogleがWebサイトのリンク数を評価基準の一つにしているからです。

4. ウェブ上の民主主義は機能する。Google 検索が成果を出し続けている理由は、何百万人ものユーザーがウェブサイトに張ったリンクを参考に、どのサイトが価値のあるコンテンツを提供しているかを判断しているためです。Google では、200 以上の基準と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。特許を取得した PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最も良い情報源として投票されているかを分析します。この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。また Google は、オープンソース ソフトウェア開発にも力を入れており、多くのプログラマーの力の結集によって技術革新が進んでいます。

引用:Googleが掲げる10の事実

「被リンクが多い・関連性が高い被リンクが多い=信頼されている」と言い換えられ、評価が高くなるということです。

被リンクの獲得方法については、下記の記事で詳しく解説しています。

2-3.MEO(ローカルSEO)|地図検索エンジンで上位表示を狙う

クリニックはMEO対策も重要です。MEO対策とは、地図検索エンジンで特定の地域に関連する検索に対して、自分のビジネスやサービスを上位表示させるための取り組みのことです。「Map Engine Optimization」の略で、直訳すると「地図検索エンジン最適化」となります。

SEO対策と同様、Webサイトやホームページを上位表示させ、より多くのユーザーを引き寄せることで、集患につながります。さらに、MEO対策には以下のメリットがあります。

2-3-1.MEO対策のメリット

  1. SEO対策より効果が早く、費用が安い
  2. モバイルユーザーからのアクセス増加が見込める
  3. 見込み客への認知拡大や来院促進ができる
  4. クリニックや病院において、本格的に対策している競合が少ない
  5. Googleマップに検索した際に、「疾患名、診療科」で上位表示化される

MEO対策とSEO対策を合わせて行うことで、自分のWebサイトやホームページをより見つけてもらいやすくなるでしょう。

2-3-2.ローカルSEO対策において効果的

2-3-2.ローカルSEO対策において効果的

上記の画像は、whitespark社が発表した「Local Search Ranking Factors」の一部を抜粋しているデータとなります。地域SEOにおいて、グーグルビジネスプロフィール、サイトのシグナル、そして口コミが非常に高い評価指標になっております。

クリニックに集患するためには、周辺地域での検索順位で上位表示化させることが非常に大切な要素となりますので、MEO対策を行う事は、クリニックのSEO評価を高めることにも繋がります。

2-3-3.Googleマップの口コミを増やす施策について

MEO対策において欠かすことが出来ないのは、お客様からの口コミです。口コミ件数の多さや評価は、上位表示化される一つの指標となります。

口コミの増やし方について動画で分かりやすく解説しておりますので、よければご覧ください。

3.クリニックはGoogleコアアルゴリズムアップデートの影響を受けやすい

クリニックのSEO対策でもっとも注意すべき点は、Googleコアアルゴリズムアップデートの影響を受けやすいことです。

クリニックや病院はGoogleにおける「YMYL」と呼ばれる領域となります。
YMYLに関しては、後述のYMYLの理解|情報の正確性を確保するでも解説しております。

年に4回ほど行われるGoogleコアアルゴリズムアップデートの影響を受け、これまで上位表示されていたキーワードだったとしても、検索順位が一気に下落してしまうケースがあります。

集客力がガクッと落ちてしまい、経営難になってしまうクリニックも多数あります。

そのため、信頼できるメディア構築をできるSEO会社などに依頼しないと、検索結果から表示されなくなり、集客が全くできなくなってしまう恐れがあります。

2024年3月にGoogleコアアルゴリズムアップデートがリリースされております。
What web creators should know about our March 2024 core update and new spam policies
検索順位の変動が大きく起きるタイミングとなりますので、自院のサイトの変動を注視しましょう。

3-1.検索順位を大幅に落としてしまった実例

Googleコアアルゴリズムアップデートの影響を受けて以下のようにアクセス数が1日で1/4~1/5まで落ちてしまうケースも少なくありません。

今回は、実際にGoogleコアアルゴリズムの影響を受けてしまった実例について2つご紹介します。

非常に多くのアクセス数を集めていたクリニックのHPがコアアルゴリズムの影響でアクセ数が激減してしまったケースについて
アップデート影響によりアクセス数が激減したクリニック例
アップデートの影響によりアクセス数が激減してしまったケース
順調に伸ばしていたアクセス数を激減してしまったクリニック(Ahrefsによる分析)

一度、下落してしまったアクセス数はすぐに取り戻すことはできません。

Googleのコアアルゴリズムの変動に応じた劇的なサイト改善を行い、半年から1年で戻れば良いとされています。中には、アクセス数が戻らないケースも少なくありません。

クリニック運営においてアクセス数は集客の鍵となります。Googleコアアルゴルリズムで良い影響を受けるためにも正しくSEO対策を行う必要があります。

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4.クリニックのSEO対策の方法とポイント

クリニックのSEOの重要性をお伝えしたので、次は具体的な方法やポイントを見ていきます。

  1. YMYLの理解|情報の正確性を確保する
  2. 適切なキーワード選定を行う
  3. 複数の競合サイトを分析する
  4. ユーザーのニーズに沿ったコンテンツを作成する
  5. 公開したコンテンツのアクセス解析をする

上記の内容について詳しく解説します。

4-1.YMYLの理解|情報の正確性を確保する

前述した通り、クリニックや医療機関などの医療領域は、SEOでも「YMYL」に該当します。

コンテンツを作成する際は、特に正確性と信頼性を確保することが重要です。YMYLとは、「Your Money or Your Life」の略で、直訳すると「あなたのお金またはあなたの命」になります。

GoogleがWebページの品質を評価する際に使用する基準の一つで、金融や健康などに関する情報が含まれるWebページに適用されることがほとんどです。ユーザーの財産や健康、幸福に直接的な影響を及ぼす可能性があるため、これらのページの品質に対しては特に厳しい基準を設けています。

クリニックの場合も「Your Life」に関連する情報を提供するため、以下のポイントを押さえておく必要があります。

4-1-1.医療領域の発信を行う上で抑えるべきポイント

  1. 信頼性を高めるために専門家がコンテンツ作成に関わる
  2. 情報の根拠の提示する
  3. 最新情報の保持する
  4. 患者のプライバシーと安全性を重視する
  5. ユーザーの意見を受け入れる

クリニックのSEO対策において、YMYLの理解と情報の正確性の確保は重要です。これらの基準を満たすことで検索エンジンのランキングを向上させ、ユーザーからの信頼を得られるでしょう。

4-2.適切なキーワード選定を行う

クリニックの場合、専門分野や治療内容に関連するキーワードを選定し、それらをWebサイトのタイトルや見出し、本文中に適切に配置します。

クリニックが対策するべき主なキーワードの種類は以下のとおりです。

  1. 地域を含むキーワード
  2. 疾患名や施術名を含むキーワード
  3. 不安や悩みを含むキーワード

例も含めて詳しく見ていきます。

4-2-1.地域を含むキーワード

「新宿 歯科」「新宿 眼科」などの地域を含むキーワード対策は重要です。

これらのキーワードを調べる人は、「新宿区で病院を探している人」であることが想定されます。そのため、見込み客である可能性が高く、集患に直結しやすいから上位表示化させることで、集患率を高めることが出来ます。

また、MEO対策とも相性が良く、アクセス情報をGoogleマップに登録したり、口コミを書かれたりすると評価の高い病院だとGoogleから認識されるようになり、地域系キーワードで上位表示されるようになります。

4-2-2.疾患名や施術名を含むキーワード

「歯周病 治療」「ホワイトニング 値段」といった、疾患名や施術名を含むキーワードもしっかりと対策もするようにしましょう。クリニックで行っている治療内容や費用を掲載することで対策できます。

このようなページを作成することで、「歯周病 新宿」「ホワイトニング 新宿」といった地域系のキーワードとの組み合わせでも上位表示を狙えます。

4-2-3.不安や悩みを含むキーワード

「歯茎が痛い 原因」「歯 黄色い」といった、不安や悩みを含むキーワードの対策も有効です。歯科医院の場合、口腔に関する不安や悩みを調査して記事にすることで上位表示が狙え、集患につながります。

競合サイトがターゲットにしている「不安や悩みに関連するキーワード」を調査し、競合性の低いキーワードを狙ったり、日常の施術で患者さんが抱える悩みに関する記事を投稿するとよいでしょう。

4-3.複数の競合サイトを分析する

自社サイトを上位表示させるためには、競合サイトの調査は必須と言えます。理由は以下のとおりです。

  1. 市場全体のトレンドや動向を把握できる
  2. 効果的なコンテンツが把握できる
  3. 差別化ポイントが見つけられるなど

これにより効果的なキーワード選定、ユーザーにとって価値のある独自コンテンツを作成しやすくなるでしょう。自社サイトと属性の似た競合サイトを複数分析することが大切です。

4-4.ユーザーのニーズに沿ったコンテンツを作成する

コンテンツは、検索ニーズを踏まえて作成する必要があります。

検索ニーズとは、ユーザーが検索エンジンで検索した目的のことです。クリニックの場合、何らかの症状で困っている方がほとんどでしょう。検索ニーズは、主に以下の4種類に分けられます。

  1. ◯◯が知りたい(KNOW)
  2. ◯◯にいきたい(GO)
  3. ◯◯したい
  4. ◯◯を購入したい

クリニックの場合は、行きたい(GO)である可能性が高いと言えます。そのため、「ここのクリニックなら信頼できる」「悩みが解決できる」と思ってもらえるようなコンテンツを作成することが大切です。

4-5.公開したコンテンツのアクセス解析をする

コンテンツ公開後は、アクセス解析を行います。

アクセス解析で見るべきポイントは多岐にわたりますが、まずは以下の3点を確認しましょう。

  1. 流入しているキーワード
  2. 滞在時間
  3. 遷移先

流入しているキーワードを調べることで、関連しているユーザーの悩みが把握できます。その内容を追加することで、ユーザーをより獲得できるはずです。

滞在時間は、短いよりも長いほうが望ましいでしょう。ユーザーに適切な情報を届けられている証拠であり、集患にもつながりやすくなります。

最後に遷移先の解析です。問い合わせなどの適切なページに遷移できているか確認します。遷移できていない場合は、導線から見直してみるとよいでしょう。他にもSEOでは多くの指標が存在します。まずは上記を解析し、適宜改善を図るとよいでしょう。

クリニックのSEO対策であれば、ぜひ弊社に一度ご相談ください。
医療分野における実績多数ございます。

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5.クリニックのMEO(ローカルSEO)対策方法とポイント

続いて、クリニックのMEOの対策方法とポイントを見ていきます。

  1. Googleマイビジネスに登録して地図検索結果に表示させる
  2. コンテンツのタイトルと見出しに地名を含める
  3. コンテンツ内にアクセス情報を掲載する
  4. 地域や治療分野に関連する内容のページを作成する
  5. スマートフォンでも閲覧しやすいレスポンシブ対応を行う

5-1.Googleマイビジネスに登録して地図検索結果に表示させる

Googleマイビジネスへの登録は、クリニックを知ってもらうための効果的な手段の一つです。登録することで、Googleの地図検索結果にクリニックが表示されます。

  • 住所
  • 営業時間
  • 電話番号
  • ウェブサイトへのリンク
  • 患者のレビュー

上記の内容などが表示されます。これにより、クリニックの可視性が高まるでしょう。

5-2.コンテンツのタイトルと見出しに地名を含める

地名をタイトルや見出しに含めることで、特定の地域での検索結果のランキングを向上させられます。

ただし、地域名を含める際は、不自然な形にならないよう注意しましょう。また、複数の経路の駅からアクセスが予想されるクリニックは、市町村名や駅名など、含める地名をよく考えて選定することが大切です。

5-3.マイビジネス上にアクセス情報を掲載する

クリニックの住所や電話番号、最寄駅などのアクセス情報を掲載します。情報はコンテンツ内外で統一するようにしましょう。それぞれの情報が異なっていると、SEO対策として不十分になってしまうからです。

また、アクセスマップで地図を用意しておくことも大切です。スマートフォンでアクセス方法を調べる方も多いため、来院しやすくなります。利便性の高いサイトは、安心や信頼にもつながりやすいでしょう。

5-3-1.祝日の診察時間は、常に最新情報を更新する

休日や祝日の診察時間が最新状態になっていないクリニックや病院は少なくありません。

Googleマップの営業時間を見て、来院される方もいらっしゃるため、必ず最新情報に更新することは非常に大切です。

病院の信頼性の向上に結びつきます。

5-4.地域や治療分野に関連する内容のページを作成する

ホームページ内に、地域や治療内容に対して言及したページを作成するとよいでしょう。

例えば、「院長のあいさつ」のようなページを用意し、◯◯(地域)にクリニックを開業した理由などを掲載します。患者さんに親近感を与えられるコンテンツが望ましいでしょう。

また、治療内容の掲載も大切です。SEO観点からはもちろん、患者さんが求めている情報を網羅することで、クリニックの信頼や安心感にもつながります。

6.クリニックのSEOに関するよくある質問

ここでは、クリニックのSEOに関する3つの質問をまとめています。

  1. クリニックがSEO対策を行うメリットは?
  2. SEOの効果がでるまでに必要な期間は?
  3. クリニックのSEO対策は誰でもできる?

6-1.クリニックがSEO対策を行うメリットは?

クリニックがSEO対策を行う主なメリットは以下のとおりです。

  1. 集患につながる
  2. 信頼性と権威性が構築される
  3. 競合他院と差別化が図れるなど

SEO対策は、クリニックの集客力アップや認知度向上に効果的な方法です。長期的な視点で取り組むことで、クリニックの経営に大きく貢献できるでしょう。

6-2.SEOの効果がでるまでに必要な期間は?

一般的には、数ヶ月から1年以上かかると言われています。
短期的な判断で対策をやめてしまうことは避けましょう。

特に、信頼性が高い発信が求められる領域となりますので、期間は1~2年程度は余裕を持って考えることをお勧めします。

6-3.クリニックのSEO対策は誰でもできる?

できないことはありませんが、専門的な知識が必要になるので専門業者に依頼するのが得策と言えるでしょう。

すべて自分で行う場合、膨大な時間がかかり本業が疎かになってしまうことも考えられます。

弊社クーミルは、 サイト制作からマーケティングまで一貫して依頼可能です。気軽にご相談ください。

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7.まとめ:SEO対策を正しく行いクリニックの集患を目指そう

今回は、クリニックがSEO対策を行う重要性や、具体的な方法を紹介しました。SEO対策にはさまざまな種類がありますが、クリニックで必須と言える対策が以下の3つです。

  • 内部SEO|Webサイト自体の構造やコンテンツの最適化
  • 外部SEO|被リンクの獲得
  • MEO(ローカルSEO)|地図検索エンジンで上位表示を狙う

SEO対策を正しく行うことで、集患につなげられます。しかし、クリニックのSEO対策は、SEOに対して高い知見を持ったSEOコンサル会社や制作会社でないと、対応することが極めて困難です。

そのため、クリニックのホームページ制作の実績が豊富な企業や制作会社へ依頼することをおすすめします。

馬鳥 亮佑
監修者

COOMIL(クーミル)株式会社 代表取締役。神奈川県出身。東京薬科大学大学院を修了後、大手製薬会社にて研修開発に従事する。2016年にファングロウス株式会社を創業し、マーケティング、広告運用、YouTube、SEO対策を駆使し、2年で売上1億円強かつ利益率40%強の会社へとグロースさせ、株式譲渡。YouTubeチャンネルのプロデュース・原稿制作・出演・撮影・編集の全てを自ら行い、運営10ヶ月で登録者数1万人突破させる(現在3万人越え)。IT業界だけでなく実店舗経営の知見を活かし、クライアント様の課題の本質を捉えて、「結果が出るマーケティング施策」をご提案致します。サイトを公開後も運用をお任せ頂き、サイトだけでなく「事業規模の拡大を目指す」ことがクーミルのモットーです。

■経歴

2014年 東京薬科大学大学院終了
2014年 第一三共株式会社
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■得意領域

SEO対策
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