税理士事務所がSEOに取り組むとき、検索順位やアクセス数だけを目標にしてはいけません。
大切なのは、受任したい業務と地域から逆算してキーワードを選び、問い合わせにつながるページをつくることです。
この記事では、税理士・会計事務所のWeb集客を支援してきたクーミル株式会社が、キーワード選定からサイト設計、コンテンツSEO、MEO、問い合わせ導線の改善まで解説します。具体的な検索ボリュームを使ったシミュレーションも掲載しているため、自事務所の商圏や業務に置き換えてご活用ください。
この記事の要点
- 検索数ではなく「受任したい業務・商圏・売上」からキーワードを決める
- 「地域×税理士」だけでなく、業務・料金・悩みのキーワードを組み合わせる
- 想定問い合わせ数は「検索ボリューム×CTR×CVR」で計算する
- 税務分野では、税理士による監修、一次情報、更新日などの信頼設計が重要
クーミルでは、SEOコンサルティングのみならず、実行支援まで一貫して対応可能です。Web制作会社だからこそできるテクニカルSEOにも対応可能となります。ぜひご相談くださいませ。
COOMIL(クーミル)株式会社 代表取締役。神奈川県出身。東京薬科大学大学院を修了後、大手製薬会社にて研修開発に従事する。2016年にファングロウス株式会社を創業し、マーケティング、広告運用、YouTube、SEO対策を駆使し、2年で売上1億円強かつ利益率40%強の会社へとグロースさせ、株式譲渡。YouTubeチャンネルのプロデュース・原稿制作・出演・撮影・編集の全てを自ら行い、運営10ヶ月で登録者数1万人突破させる(現在3万人越え)。IT業界だけでなく実店舗経営の知見を活かし、クライアント様の課題の本質を捉えて、「結果が出るマーケティング施策」をご提案致します。サイトを公開後も運用をお任せ頂き、サイトだけでなく「事業規模の拡大を目指す」ことがクーミルのモットーです。
■経歴
2014年 東京薬科大学大学院終了
2014年 第一三共株式会社
2016年 ファングロウス株式会社 創業
2019年 一般社団法人スーパースカルプ発毛協会(FC本部) 理事
2021年 ファングロウス株式会社 株式譲渡
2021年クーミル株式会社 創業
■得意領域
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告
オウンドメディア運用
フランチャイズ加盟店開発、集客
■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格
■SNS
X(旧Twitter):https://twitter.com/ryosuke_coomil
YouTube:https://www.youtube.com/@marketing_coomil
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目次
- 税理士事務所にSEO対策が必要な理由とは?
- SEOを始める前に「誰から何の相談を獲得するか」を決める
- 重点業務を選ぶ
- 商圏と相談方法を定める
- 目標を問い合わせではなく受任から逆算する
- 税理士SEOで狙うキーワードの種類
- 検索ボリュームから税理士SEOの集客規模を考える
- ボリュームが小さくても優先すべきキーワードがある
- 検索順位・CTR・CVRから問い合わせ数を試算する
- 「新宿 税理士」で順位別のCV数を計算する
- 複数キーワードをまとめたポートフォリオ試算
- 税理士事務所がSEO対策を実施するメリット
- 継続的な集客が期待できる
- 見込み客を獲得しやすくなる
- 信頼性の向上につながる
- SEO対策を実施する前の確認事項
- ターゲットを明確にする
- 魅力的なホームページを作成する
- 導線設計を見直す
- 税理士事務所の具体的なSEO対策
- 適切なキーワード選定を行う
- 競合サイトを分析する
- 内部対策を行う
- 外部対策を行う
- E-E-A-T対策を行う
- 税理士事務所のSEO対策事例を紹介
- 税務に関するSEO対策により、PV数26倍、問い合わせ件数5倍へ
- 税理士事務所によるSEO対策の成功ポイント
- YMYLを理解する
- 公開したコンテンツのアクセス解析を行う
- まとめ
税理士事務所にSEO対策が必要な理由とは?
SEOとは、Googleなどの検索結果で自社サイトを見つけてもらいやすくするための取り組みです。
税理士事務所では、
- 「税理士 新宿」
- 「相続税 税理士 費用」
- 「会社設立 税理士」
などを検索する見込み客と、相談前に接点をつくれます。
紹介は信頼性の高い集客経路ですが、紹介元や時期によって件数が変動します。SEOで検索経由の相談窓口を育てれば、紹介だけに依存しない集客構造をつくることが可能です。
また、検索ユーザーは悩みや目的を言葉にして調べています。「税理士」という広いキーワードよりも、「相続税申告 期限 過ぎた」「建設業 税理士 東京」のように相談内容が具体的な検索ほど、提供サービスと合致した問い合わせにつながりやすい傾向があります。
一方、SEOは上位表示だけで成果が決まるわけではありません。
対応業務、料金、担当税理士、実績、相談の流れが分からなければ、アクセスが増えても問い合わせには結びつきません。そのため税理士SEOでは、集客施策とホームページの成約導線を同時に改善することが重要です。
税理士・会計士向けサイトに必要なページや制作の考え方は、税理士・公認会計士のホームページ制作でも詳しく紹介しています。
SEOを始める前に「誰から何の相談を獲得するか」を決める
最初に決めるべきなのは記事数ではなく、獲得したい案件です。すべての税務業務を同じ優先度で対策すると、サイトの強みと投資先が曖昧になります。
重点業務を選ぶ
代表的な税理士業務には、次のようなものがあります。
- 法人の税務顧問・記帳代行
- 会社設立・創業融資支援
- 個人事業主・フリーランスの確定申告
- 相続税申告・生前対策
- 事業承継・M&A
- 税務調査対応
- 医療、建設、不動産、ITなどの業種特化支援
各業務では、受任単価、継続性、対応できる地域、競合、事務所内の処理能力が異なります。「問い合わせが多そうだから」ではなく、粗利、成約率、継続率、担当者の専門性まで考慮して優先順位を決めましょう。
商圏と相談方法を定める
対面相談が中心なら、市区町村、沿線、駅名を含むローカルキーワードが重要です。オンライン面談で全国対応できる業務でも、「全国対応」と書くだけでは差別化できません。
相続、越境EC、医療法人など、全国から相談される理由を明確にする必要があります。
目標を問い合わせではなく受任から逆算する
月3件の新規受任が目標で、問い合わせから受任する割合が30%なら、必要な有効問い合わせは月10件です。
必要問い合わせ数 = 目標受任数 ÷ 問い合わせからの受任率
月3件 ÷ 30% = 月10件
この月10件をSEOだけで獲得するのか、紹介・広告・セミナー・MEOと分担するのかを決めると、SEOに必要な投資規模を判断しやすくなります。
税理士SEOで狙うキーワードの種類
税理士事務所のキーワードは、検索ボリュームの大きさだけで選ばず、相談までの距離で分類します。
| キーワードの型 | 例 | 主な検索意図 | 推奨ページ | CVへの近さ |
|---|---|---|---|---|
| 地域×税理士 | 新宿 税理士、横浜 会計事務所 | 近隣の依頼先を探したい | トップ・地域ページ | 非常に近い |
| 地域×業務 | 新宿 相続 税理士、渋谷 確定申告 税理士 | 特定業務を依頼したい | 業務別サービスページ | 非常に近い |
| 業務×費用・比較 | 相続 税理士 費用、税理士 顧問料 相場 | 料金や選び方を比較したい | 料金・比較記事 | 近い |
| 課題×相談 | 税務調査 税理士 相談、確定申告 期限 過ぎた | 問題を早く解決したい | 解決策記事+サービスページ | 近い |
| 業種×税理士 | 建設業 税理士、医療法人 税理士 | 業界に詳しい専門家を探したい | 業種特化ページ | 近い |
| 情報収集 | 法人化 メリット、相続税 申告 流れ | 制度や手続きを理解したい | コラム | 中~遠い |
| 指名・評判 | 事務所名 口コミ、税理士名 評判 | 相談前に信頼性を確認したい | 事務所・税理士紹介 | 最終判断 |
問い合わせに近い「地域×業務」「費用」「相談」だけを狙うと、競合が強くなりがちです。反対に情報記事だけを増やすと、アクセスは増えても相談意欲の低い読者に偏ることがあります。
そこで、サービスページを中心に、比較記事、課題解決記事、基礎情報記事を内部リンクでつなぐトピッククラスター型の設計が有効です。キーワード調査の詳しい手順は、SEOキーワード選定の方法もあわせてご覧ください。
検索ボリュームから税理士SEOの集客規模を考える
検索ボリュームとは、あるキーワードが1か月に検索される回数の推計値です。Googleキーワードプランナーなどのツールで確認できます。
公開されている調査データには、次の例があります。
| キーワード | 月間検索ボリューム例 | データの公開時点 | 想定するページ |
|---|---|---|---|
| 新宿 税理士 | 720 | 2026年7月 | 新宿の税理士事務所ページ |
| 新宿 税理士 相続 | 40 | 2026年7月 | 新宿の相続税サービスページ |
| 新宿 税理士 確定申告 | 10 | 2026年7月 | 新宿の確定申告サービスページ |
| 渋谷 会計事務所 | 480 | 2026年公開記事 | 渋谷の会計事務所ページ |
| 相続 税理士 費用 | 1,900 | 公開記事掲載値 | 相続税申告の料金・相場記事 |
検索ボリュームは、使用するツール、集計期間、地域、検索需要の季節変動によって変わります。「表示なし」や「0」のキーワードでも、類似語から流入したり、検索数は少なくても相談につながったりすることがあります。
したがって、上表は市場感をつかむための参考値です。実際の提案や事業計画では、対象地域と期間をそろえて再取得し、Search Consoleに既存の表示回数がある場合は実測値も確認してください。
ボリュームが小さくても優先すべきキーワードがある
「新宿 税理士 確定申告」の検索数が月10回でも、対応業務と完全に一致し、競合が弱く、受任単価が投資に見合うなら対策価値があります。
キーワードの優先度は、次の5項目で判断すると実務的です。
優先度 = 検索需要 × 問い合わせ意欲 × 受任単価 × 自事務所との適合度 ÷ 上位表示難易度
厳密な数式ではありませんが、検索数だけでキーワードを並べる失敗を防げます。
検索順位・CTR・CVRから問い合わせ数を試算する
SEOで期待できる問い合わせ数は、次の式で概算できます。
想定流入数 = 月間検索ボリューム × 自然検索CTR
想定CV数 = 想定流入数 × CVR
- CTR:検索結果に表示された回数のうち、クリックされた割合
- CVR:ページを訪れた人のうち、問い合わせや予約に至った割合
公開されている税理士SEOの記事では、自然検索CTRの目安として1位約30%、2位約15%、3位約10%、10位約1%という例が示されています。ただし、広告、地図枠、AIによる回答、検索結果の見た目、指名検索の有無でCTRは変わります。
実際の運用では、Search Consoleの表示回数・クリック数・CTR・平均掲載順位で補正してください。
「新宿 税理士」で順位別のCV数を計算する
「新宿 税理士」の月間検索ボリュームを720回とし、サービスページのCVRを3%・5%・7%の3段階で試算します。
| 想定順位 | CTR仮定 | 想定流入数/月 | CVR 3% | CVR 5% | CVR 7% |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 30% | 216.0 | 6.5件 | 10.8件 | 15.1件 |
| 3位 | 10% | 72.0 | 2.2件 | 3.6件 | 5.0件 |
| 10位 | 1% | 7.2 | 0.2件 | 0.4件 | 0.5件 |
たとえば3位、CVR5%なら、想定問い合わせ数は月3.6件です。
720回 × CTR 10% × CVR 5% = 月3.6件
これはあくまで計画値であり、順位やCVを保証するものではありません。ただし、「検索数が多いから狙う」という判断より、投資可能額を考えやすくなります。
複数キーワードをまとめたポートフォリオ試算
次に、公開値のある4キーワードを同時に対策し、すべて平均3位になった場合を試算します。ローカル・業務キーワードはCVR5%、料金記事はCVR2%と仮定します。
| キーワード群 | 合計ボリューム | CTR仮定 | 想定流入 | CVR仮定 | 想定CV/月 |
|---|---|---|---|---|---|
| 新宿 税理士+相続+確定申告 | 770 | 10% | 77 | 5% | 3.85件 |
| 相続 税理士 費用 | 1,900 | 10% | 190 | 2% | 3.80件 |
| 合計 | 2,670 | — | 267 | — | 7.65件 |
このモデルでは月7~8件の問い合わせが期待値になります。一方、同じ人が複数キーワードを検索する重複、検索結果の地図枠、対応地域外からの相談、営業連絡なども含まれるため、すべてが有効商談になるわけではありません。
事業計画では、さらに次の式で受任数と売上まで計算します。
想定受任数 = 想定CV数 × 有効問い合わせ率 × 受任率
想定売上 = 想定受任数 × 1件あたりの平均売上
仮に月7.65件のCV、有効問い合わせ率80%、受任率30%なら、想定受任数は月約1.8件です。平均売上が50万円なら、売上寄与の目安は月約90万円となります。
7.65件 × 80% × 30% = 約1.84件
約1.84件 × 50万円 = 約92万円
平均売上は単発報酬だけでなく、顧問契約なら想定継続期間を含むLTVで評価すると、SEO投資の妥当性をより正確に判断できます。
試算時の注意
検索ボリューム、CTR、CVR、受任率はすべて変動します。提案時は「保守・標準・好調」の3シナリオを作成し、公開後は実測値に置き換えてください。複数ツールの検索数を無条件に足すと、類似語や同一ユーザーの重複で過大評価になることがあります。
税理士事務所がSEO対策を実施するメリット
税理士事務所がSEO対策を実施する主なメリットは、以下の3つです。
- 継続的な集客が期待できる
- 見込み客を獲得しやすくなる
- 信頼性の向上につながる
それぞれ詳しく解説します。
継続的な集客が期待できる
ホームページがGoogleなどの検索エンジンで上位表示化できれば、多くの方の目に留まりやすくなるため、アクセス数の増加につながります。これにより検索からの流入が増えるため、継続的な集客が期待できるでしょう。
しかし、一度上位表示化された後でも、Googleのアルゴリズムアップデートや競合サイトの改善によって検索順位が下がることもあります。そのため、定期的なページの見直しと、コンテンツの更新が必要です。最新のSEOに対応し、コンテンツを常に最適化することで、長期的な集客が維持できるでしょう。
見込み客を獲得しやすくなる
税理士事務所を利用する方の中には、自身の悩みを検索した結果、税理士事務所のホームページに辿り着いたという方も少なくないでしょう。例えば、「相続 税理士」や「相続税 計算 」などのキーワードで検索した場合は、税理士事務所のホームページに辿り着き、問い合わせを行う可能性が高まります。
ほかにも、「事業承継税制 要件」や「事業承継 計画書」などのキーワードでSEO対策することで、相続に悩みを抱えている可能性のある方へのアプローチも可能です。
信頼性の向上につながる
自社のホームページが上位表示化されれば、その分野における専門家であるという印象を与えられ、そのサイトを権威として認識しやすくなります。
多くの方が検索結果の上位に表示されるサイトを信頼し、情報源として頼る傾向があります。特に税務のような専門的な分野では、この効果は特に大きいと言えるでしょう。
SEO対策を実施する前の確認事項
SEO対策の具体的な方法を紹介する前に、まずは以下の内容を確認しておくことをおすすめします。
ターゲットを明確にする
SEO対策をおこなう前に、まずはターゲットを明確にすることが大切です。税理士業界と一口にいっても、事務所によっては専門分野を持っていることがほとんどです。
- 相続
- 会社設立
- 補助金・助成金 など
上記のように、方向性は大きく異なります。そのため、獲得したい顧客層のサービスについて、しっかりホームページ上に説明していることがスタートラインになります。
まずはホームページを見直し、ターゲットを明確にした上でホームページにも反映していきましょう。
魅力的なホームページを作成する
SEO対策を実施する前にまずは、魅力的なホームページを作成することが大切です。たとえホームページに人を集められたとしても、魅力的と思ってもらえなければ問い合わせにつながらないことも多いでしょう。
税理士事務所であれば、以下のようなページを作成するのがおすすめです。
ホームページに必要な要素
- 基本情報(連絡先、営業日、所在地)
- 実績(事例紹介や成功事例)
- サービスページ(助成金申請・補助金対応などあれば)
- 料金
- 対応可能な業務
- 代表者の顔写真やメッセージ
- お客様の声
- アクセス
- ブログ記事やコラム など
ターゲットとなる訪問者が興味を持ち、信頼を感じ、実際に問い合わせをしたくなるようなホームページ作りを心掛けてみましょう。これにより、SEO対策の効果を最大限に引き出し、より集客力を高めることができます。
導線設計を見直す

魅力的なホームページを作り、実際にターゲットを集めても、問い合わせにつながらないことも少なくありません。
理由として、CTA(申し込み、問い合わせボタンなど)がほとんどなく、申し込みや問い合わせまでに至る導線が作られていないケースが考えられます。
競合サイトなどを参考に導線設計を見直したり、定期的に改善することを心がけてみるとよいでしょう。
税理士事務所の具体的なSEO対策
税理士事務所の具体的なSEO対策として、以下の5つを紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
適切なキーワード選定を行う
SEOにおいて重要なのが、適切なキーワード選定です。
「どのようなターゲットを集めるのか」という目的から逆算して、ターゲットが実際に検索すると考えられるキーワードを検討します。税理士事務所が対策するべきキーワードについてさらに詳しく見ていきましょう。
SEO対策キーワード:「地域+税理士」
税理士事務所の集客を行う場合、まずは事務所の近くに住んでいる方々にアプローチするのが効率的でしょう。見込み客は、自宅から無理なく行ける税理士事務所を探していることが多いからです。
例えば、新宿に事務所がある場合は、以下のようなキーワードで対策するとよいでしょう。
- SEO対策キーワード:東京+税理士
- SEO対策キーワード:新宿+税理士
SEO対策キーワード:「地域+業務分野」
見込み客の中には、業務分野で検索する方も少なくありません。
税理士の業務範囲や専門性について詳しく理解していないことから、自分がどのようなサポートを必要としているのかを具体的に把握できていないからです。特に重要となる業務は以下のとおりです。
- 税務代理
- 相続
- 創業支援
- 資金調達
- 事業承継
- M&A
これらの業務は、さまざまな財務・税務上の課題を解決し、企業の成長と持続を支援するために不可欠です。そのため、上記を含めた「地域+業務分野」のキーワードで検索する方は、顧客になりやすいでしょう。
SEO対策キーワード:ロングテールキーワード
ロングテールキーワードとは、検索ボリュームが少なく、具体的なターゲットを絞った3〜4語で構成されたキーワードのことを指します。
ロングテールキーワードを活用し、見込み客の具体的なニーズに応えるコンテンツを提供することで、より効果的な集客が可能となります。月間ボリュームの目安としては、1000未満のキーワードから対策するのがおすすめです。

競合サイトを分析する
SEOで上位表示化を狙うためには、競合サイトの分析は欠かせません。確認すべき指標は下記のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アクセス数 | 競合サイトの訪問者数、属性が把握できる |
| 流入キーワード | どのキーワードから訪問者が来ているかを調査することで、狙うべきキーワードの選定に役立つ |
| 被リンク獲得状況 | 獲得すべき被リンクの種類が把握できる |
| コンテンツ | コンテンツを比較することで不足している情報が把握できる |
| 内部リンク構造 | 上位表示化されているサイトの内部リンク構造を参考にできる |
| titleタグ・見出しの内容 | 上位表示されているサイトのtitleタグや見出しを参考にできる |
具体的な分析方法、おすすめの競合分析ツールについては、下記の記事で詳しく紹介しています。
内部対策を行う
内部対策とは、サイト内部に対して行うSEO施策のことです。
主な施策として、タイトルタグと内部リンクについて解説します。
内部施策は、上記以外にサイト全体の構造化データを最適化する必要があります。
しかし、内部構造を確認した上で最適化する必要があるため、個人で行うより制作会社に依頼して対策することをお勧めします。
SEO内部対策:タイトルの見直し
コンテンツのタイトルには、狙ったキーワードを含めます。魅力的なタイトルを設定できれば検索順位としては上がりやすく、クリックされやすい状況につながるため、タイトルタグはSEOにおいて重要な要素と考えられます。
タイトルは、以下を意識するとよいでしょう。
- キーワードはなるべく左側に入れる
- 不自然にならないように使用する
- タイトルは32文字以内
SEO内部対策:内部リンクの見直し
次に内部リンクですが、内部リンクとはサイト内のページ同士をつなぐリンクのことです。関連性の高いキーワード同士でリンクをすることで、以下のような効果が期待できます。
- クローラーに巡回されやすくなる
- ページ同士の関連性を示す
- 内部リンクの評価を渡すことができる
- 離脱率が下がる
内部リンクを設定するアンカーテキストには、狙いたいキーワードを含めるとよいでしょう。
外部対策を行う
外部対策とは、主に被リンク(バックリンク)を獲得することです。
昨今のGoogleのアルゴリズムは、記事単位の評価だけでなく、サイト単位の信頼性が求められてきています。
そのため、検索結果で上位表示化を狙うためには、タイトルタグ同様、被リンクの獲得も重要な要素と考えられます。
ただし、低品質なサイトからの被リンクや、関連性の低いサイトからの被リンクなどは、サイトの評価を下げてしまう恐れがあります。
質の良い被リンクの獲得方法は、下記の記事を参考にしてください。
E-E-A-T対策を行う
E-E-A-Tは以下を示します。
- E:Experience(経験)
- E:Expertise(専門性)
- A:Authoritativeness(権威性)
- T:Trustworthiness(信頼性)
特に税理士事務所のような「お金」に関わるジャンルは、「誰がどんな発信をしているか?」「その情報は正しいのか?」が厳しい領域となります。
そのため、税理士事務所がコンテンツ配信を行うときは、著者情報・持っている資格・所属団体・見解元となった参考文献などを明確に示すことが大切です。
弊社では、税理士事務所様のSEO対策を行う際に、このE-E-A-Tの観点でもサイトが最適化されているか強く確認しております。もし、自社サイトに対して不安を感じることがあるようであればご相談ください。
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税理士事務所のSEO対策事例を紹介
クーミル株式会社(以下弊社)では、税理士事務所の集客支援の実績が多数ございます。その一部を抜粋してご紹介いたします。
税務に関するSEO対策により、PV数26倍、問い合わせ件数5倍へ
弊社のクライアントで、オウンドメディアを構築することで、集客に成功した事例を紹介します。
| 施策前 | 施策後(1年後) |
|---|---|
| 月間PV数:800 | 月間PV数:21,501 |
| 予約件数:1-5件 | 予約件数:7-26件 |
オウンドメディアによる集客は、SEOで上位表示を目指す必要があるため、時間がかかりますが、サイト閲覧数そして予約件数を急激に増やすことに成功しました。
お金や税務に関わるジャンルは非常に競合も強く、SEO難易度も高い領域です。
SEO施策としては、以下の対策を行っております。
半年ほど経過した段階で、ドメインパワーを32程度まで上昇させ、多数のキーワードで上位表示化に成功しました。その後は、記事からの問い合わせ件数を増やすための施策を行うことで、集客力を高めることに成功いたしました。
税理士事務所によるSEO対策の成功ポイント
SEO対策の具体的な方法をお伝えしましたが、ここでは成功するためのポイントを紹介します。
- YMYLを理解する
- 公開したコンテンツのアクセス解析を行う
上記2点について詳しく解説します。
YMYLを理解する
YMYL(Your Money or Your Life)とは、Googleの検索品質評価ガイドラインで使われる用語です。健康やお金などの特定のジャンルに関連するコンテンツを指します。人々の人生や生活に大きな影響を与える可能性があるため、他のジャンルよりも特に正確で、高品質なコンテンツ制作が求められます。
YMYL領域に該当する税理士事務所がSEO対策行う場合、上述したE-E-A-Tの観点からも、正しい情報を正確に発信することが求められます。
特に、税金に関わる法律などのルールは、高い頻度で改定が起きます。その際に、古い状態の内容から最新の正しい情報へリライトを繰り返していくことも非常に大切です。
公開したコンテンツのアクセス解析を行う
コンテンツ公開後は、アクセス解析を行いましょう。
アクセス解析で見るべきポイントは多くありますが、まずは以下の3点を確認するのがおすすめです。
- 流入しているキーワード
- 滞在時間
- 遷移先
流入しているキーワードを調べることは、訪問者の関連した悩みを把握することにもつながります。そのキーワードを追加することで、より新しい顧客を獲得しやすくなるはずです。
滞在時間は、訪問者がサイトや特定のページに滞在する平均時間を示します。滞在時間は、短いよりも長いほうが望ましいでしょう。訪問者に有益な情報を届けられている証拠であり、集客にもつながりやすくなります。
遷移先の解析では、問い合わせや申し込みなどの適切なページに遷移できているかを確認します。遷移できていない場合は、導線から見直してみましょう。ほかにもSEOでは多くの指標がありますが、まずは上記を解析し、適宜改善を図るのがおすすめです。
まとめ
本記事では、税理士事務所がSEO対策を実施するメリット、具体的な対策方法、成功ポイントについて解説しました。税理士事務所のSEO対策は、集客アップはもちろん、事務所の信頼性の向上にもつながる重要な施策の一つです。
今回ご紹介した対策方法や成功ポイントを参考にして、ぜひ効果的な集客につなげてください。