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既存サイトを多言語化するには?導入方法・手順と海外SEO・AIOの注意点

既存サイトを多言語化するには?導入方法・手順と海外SEO・AIOの注意点

既存サイトの多言語化は、サイト全体を作り直さなくても実現できます。

既存サイトを活かす多言語サイト化の方法について
  • 翻訳ツールの導入
  • CMSの多言語機能
  • 外国語ページの追加制作

ただし、画面上の文章を外国語に変えるだけで、多言語化が完了するとは限りません。 バナーや図解に日本語が残る、問い合わせフォームが翻訳されない、画像のalt属性が日本語のままになるなど、本文以外にも確認すべき箇所があります。

また、海外SEOやAI検索からの集客を目指す場合は、外国語ページを検索エンジンやAIサービスが取得できる構造も重要です。導入前に、言語別URLの設計と翻訳対象を整理しておきましょう。

この記事では、既存サイトを多言語化する方法から、URL・画像・HTMLの注意点、導入手順まで解説します。具体的な対応範囲を確認したい方は、クーミルの既存サイト多言語化・多言語サイト制作サービスをご覧ください。

COOMIL(クーミル)株式会社 代表取締役。神奈川県出身。東京薬科大学大学院を修了後、大手製薬会社にて研修開発に従事する。2016年にファングロウス株式会社を創業し、マーケティング、広告運用、YouTube、SEO対策を駆使し、2年で売上1億円強かつ利益率40%強の会社へとグロースさせ、株式譲渡。YouTubeチャンネルのプロデュース・原稿制作・出演・撮影・編集の全てを自ら行い、運営10ヶ月で登録者数1万人突破させる(現在3万人越え)。IT業界だけでなく実店舗経営の知見を活かし、クライアント様の課題の本質を捉えて、「結果が出るマーケティング施策」をご提案致します。サイトを公開後も運用をお任せ頂き、サイトだけでなく「事業規模の拡大を目指す」ことがクーミルのモットーです。

■経歴

2014年 東京薬科大学大学院終了
2014年 第一三共株式会社
2016年 ファングロウス株式会社 創業
2019年 一般社団法人スーパースカルプ発毛協会(FC本部) 理事
2021年 ファングロウス株式会社 株式譲渡
2021年クーミル株式会社 創業

■得意領域

SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告
オウンドメディア運用
フランチャイズ加盟店開発、集客

■保有資格

Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格

■SNS

X(旧Twitter):https://twitter.com/ryosuke_coomil
YouTube:https://www.youtube.com/@marketing_coomil

デジマーケは、クーミル株式会社が運営するデジタルマーケティング情報メディアです。Webサイト制作、SEO対策、リスティング広告、SNS広告(Facebook、Instagram)など企業のWeb担当者向けに集客や売り上げUP、認知度UPに繋がるデジタルマーケティング情報を配信するメディアサイトです。

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    目次

    全部見る

    既存サイトはリニューアルせずに多言語化できる

    既存サイトを多言語化するために、必ずしもサイト全体を作り直す必要はありません。

    現在のデザインやコンテンツを活かし、必要なページから外国語に対応する方法があります。ただし、既存環境や多言語化の目的によって必要な改修は変わるため、まずは活用できる範囲を確認しましょう。

    既存のデザインやコンテンツを活用して外国語に対応できる

    日本語サイトの構成やデザインを活用し、掲載内容を英語・中国語などへ展開すれば、全面リニューアルをせずに多言語化できます。

    全面リニューアルせず多言語化させる具体例

    会社概要・製品紹介・問い合わせページだけを英語化し、海外の取引先へ案内する方法があります。
    最初からすべてのページを翻訳する必要はありません。

    既存サイトを活用する利点は、制作済みのデザインやコンテンツを使えることです。海外向けに必要なページを選ぶことで、制作と公開後の更新の両方で、対応範囲を絞りやすくなります。

    翻訳ツールの導入だけで対応できる範囲と改修が必要な範囲

    翻訳ツールで対応できるかどうかは、サイトの作り方とツールの機能によって変わります。通常の本文は翻訳できても、画像内の文字や外部サービスの予約画面には個別対応が必要になることがあります。

    対象ツールで対応できる可能性がある作業個別確認・改修が必要になりやすい作業
    本文・見出し自動翻訳、翻訳文の編集専門用語や訴求表現の調整
    バナー・図解言語別の画像差し替え外国語版画像の制作
    ナビゲーションヘッダーフッターメニューの翻訳文字幅の調整、言語別リンクの設定
    フォームラベルや案内文の翻訳入力制御、エラー表示、自動返信メール
    外部システム連携機能による対応予約・決済・会員システム側の多言語設定

    上記の表に記載したのは、あくまで一例となります。
    使用する多言語翻訳ツール並びにプランを確認して、自社が求める機能があるか確認するようにしましょう。

    外国人への情報提供と海外からの集客では必要な対応が異なる

    多言語化の目的によって、優先する作業は変わります。具体的には以下の通りです。

    • 既存の取引先や来店客に情報を読んでもらう目的(既存の人向け):
      必要なページの翻訳と、使いやすい言語切り替え
    • 海外の見込み客に検索で見つけてもらう目的(インバウンド集客など):
      外国語ページの公開方法(サイト設計)や、現地で検索される言葉を活用する

    サイトの多言語翻訳する場合の目的別対応について

    主な目的優先する対応
    既存の取引先への案内会社・製品情報の翻訳、共有しやすいページ
    訪日外国人への情報提供アクセス、営業時間、料金、予約方法の翻訳
    海外検索からの新規集客言語別URL、検索ニーズに合う内容、検索登録の確認
    AI検索での情報提供取得可能な本文、明確なサービス情報、情報の整合性

    「どの言語にするか」に加えて、「誰に、どのように見つけてもらうか」まで決めると、導入方法を選びやすくなります。

    既存サイトを多言語化する3つの方法

    既存サイトを多言語化する3つの方法

    既存サイトの多言語化には、前述した通り、「翻訳ツールの導入、CMSの多言語機能の活用、外国語ページの追加制作」という選択肢があります。

    導入の手軽さだけでなく、言語別URLへの対応や翻訳の修正方法、公開後の更新負担まで比較することが大切です。それぞれの特徴から、自社の目的と運用体制に合う方法を選びましょう。

    1.翻訳ツールを導入して既存ページを多言語化する

    翻訳ツールは、既存ページの内容を取得し、外国語で表示・配信する方法です。

    代表的な多言語翻訳ツール:
    WAKARU・shutto翻訳・WOVN.io・GTranslateなど

    ツールを比較するときは、対応言語数だけでなく、翻訳文の修正、画像差し替え、言語別URL、HTMLの各要素への対応を確認する必要があります。

    2.CMSの多言語機能やプラグインで言語別ページを管理する

    現在のCMSに多言語機能を追加し、日本語ページと外国語ページを管理する方法です。
    WordPressの場合は、多言語管理に対応するプラグインを利用する選択肢があります。

    言語ごとに本文や画像を編集したい場合や、外国語ページの公開タイミングを調整したい場合に検討できます。

    ただし、既存テーマやほかのプラグインとの相性、カスタムフィールド、フォームなどの対応確認が必要です。導入前にバックアップを取得し、テスト環境で動作を確認しましょう。

    3.既存デザインを活用して外国語ページを追加制作する

    既存サイトのデザインや部品を使い、必要な外国語ページを追加する方法です。

    日本語版と海外向けで、掲載する製品・サービス・取引条件が異なる場合に検討しやすい方法です。日本語の全ページを翻訳する代わりに、海外顧客の検討に必要な情報を選び、構成を調整できます。

    一方、ページの追加や更新には制作作業が発生します。公開後に社内で修正できる範囲と、制作会社へ依頼する範囲を決めておくことが重要です。

    方法主な利点注意点
    翻訳ツール既存ページを活用し、自動翻訳や更新反映を取り入れやすい翻訳対象やSEO機能がツール・プランで異なる
    CMSの多言語機能言語別の編集・公開を管理しやすい既存機能との互換性や保守の確認が必要
    外国語ページの追加制作海外向けに構成や内容を調整しやすい制作・更新の作業が必要

    なお、翻訳ツールでも言語別URLを生成できるサービスがあります。「ツールを使うか、手作業で制作するか」と「言語別URLを設けるか」は、分けて比較しましょう。

    多言語化する前に整理したい既存サイトの条件

    多言語化をスムーズに進めるには、ツールや制作方法を選ぶ前の準備が重要です。対象国・言語、翻訳するページ、既存システムの制約、更新担当者を整理しておくと、必要な作業と費用を判断しやすくなります。導入後の追加改修や翻訳漏れを減らすために、次の条件を確認しましょう。

    1.対象国・言語と多言語化の目的を決める

    「英語に対応する」という条件だけでは、掲載内容を決めることができず、さらに細かいペルソナ設計が重要となります。

    具体的なイメージ
    • 英語圏の海外企業への営業を目的とする
    • 訪日客へのインバウンド案内に最適化した多言語サイトにする

    製造業の海外営業なら、製品仕様・対応規格・供給体制・取引条件などが検討材料になります。観光施設なら、アクセス・予約方法・利用上の注意などが重要になります。

    国や地域によって、通貨、単位、日付表記、問い合わせ対応時間も変わります。対象市場と利用場面を決めてから翻訳に進みましょう。

    2.全ページを翻訳するか主要ページから始めるかを決める

    既存サイトの全ページが、海外ユーザーに必要とは限りません。
    国内限定のキャンペーンや過去のお知らせまで翻訳すると、確認・更新の負担が増えます。

    最初に翻訳すべきページ例

    最初に翻訳すべきページ例

    検討から問い合わせに関与するページ:
    会社概要、主要製品・サービス、選ばれる理由、問い合わせ

    ただし、ページを減らしすぎて、サービスの詳細や問い合わせ方法が分からなくならないよう注意してください。海外ユーザーが「知る・比較する・相談する」まで進める範囲を確保します。

    3.CMS・サーバー・外部システムの対応条件を確認する

    導入前には、利用中のCMSやサーバー、サイトの管理権限を確認します。翻訳ツールによっては、タグの追加やDNS・配信設定の変更が必要になる場合があります。

    予約や決済を外部サービスへ委ねている場合は、そのサービス側でも多言語対応できるか確認しましょう。案内ページを翻訳できても、予約画面が日本語のままでは手続きを完了できない可能性があります。

    4.日本語原稿・画像・PDF・フォームの翻訳対象を洗い出す

    ページ数だけで見積もりを取ると、画像や添付資料の作業が抜けやすくなります。ページ単位に加え、素材の種類ごとに翻訳対象を整理してください。

    特に、料金表、製品仕様書、施設案内図、フォーム、自動返信メールは、問い合わせや購入の判断に関わる情報です。本文と一緒に確認対象へ含めます。

    5.翻訳の確認担当者と公開後の更新方法を決める

    自動翻訳後に誰が確認するか、修正を誰が承認するかを決めておきましょう。
    専門用語や取引条件は、語学力だけでなく、事業内容の理解も必要です。

    日本語版を更新した際の扱いも重要です。自動で翻訳・公開するのか、確認後に公開するのかを、情報の重要度に応じて決めてください。

    海外SEO・AIOを目指すなら言語別URLの設計が重要

    海外の検索結果やAI検索から見つけてもらうには、外国語の情報へ直接アクセスでき、内容を取得できる構造を整えることが重要です。

    画面の表示言語を切り替えるだけでは、各言語の内容が適切に取得されない場合があります。言語別URLの設計とあわせて、ページ同士の関係や検索への公開設定を確認しましょう。

    同じURLで表示言語を切り替えるだけでは各言語の内容を取得されない場合がある

    ボタン操作やCookieによって表示言語を変える方式では、人が英語を読めても、検索エンジンが同じ英語の状態を取得できるとは限りません。

    Googleは、言語ごとに異なるURLを使用することを推奨しています。利用者の設定に応じて内容を変える方式では、すべての言語版を発見・クロールできない場合があるためです。

    導入時は、言語切り替えボタンが動くことだけでなく、外国語ページを直接開いたときに、その言語の本文を取得できるか確認しましょう。

    言語別URLで外国語ページへ直接アクセスできる構造にする

    例えば、日本語の製品ページが example.com/products/、英語版が example.com/en/products/ という構造なら、英語版を指定して案内できます。

    言語別URLの設計では、各ページの対応関係も整理します。英語への切り替えで毎回トップページへ戻る構造より、閲覧中の製品の英語版へ移動できるほうが、利用者は情報を探し直さずに済みます。

    公開前には、URL一覧を作り、日本語版・英語版・中国語版の対応と、各ページの公開状態を確認すると管理しやすくなります。

    サブディレクトリ・サブドメイン・別ドメインを運用条件で選ぶ

    言語別URLには、主に次のような構成があります。

    URL構成例設計時の確認点
    サブディレクトリexample.com/en/既存CMSや配信環境で言語別ページを管理できるか
    サブドメインen.example.comDNS・配信・計測の設定を誰が管理するか
    別ドメインexample-global.comドメイン・保守・コンテンツを分けて管理する体制があるか

    URL方式は、既存システムや将来の運用も含めて選びます。特定の構成を採用すれば、自動的に検索順位が上がるわけではありません。

    それぞれの仕組みは、サブディレクトリ・サブドメインの違いと使い分けでも解説しています。

    hreflang・canonical・内部リンクの整合性を確認する

    言語別ページを設ける際は、ページ同士の関係を示す設定も確認します。

    項目役割・確認内容
    hreflang対応する言語・地域版のページを示す
    canonical正規URLを示す。翻訳ページを機械的にすべて日本語版へ向けない
    内部リンク同じ言語で関連情報を読み進められるか確認する
    言語切り替え閲覧中のページに対応する別言語版へ移動できるか確認する
    サイトマップ検索対象とする言語別URLを適切に掲載する

    設定が自動生成される場合も、実際の出力を確認してください。ページの複製やプラグインの設定によって、意図しないURLが引き継がれる場合があります。

    AIOでも本文の取得・検索登録・情報の分かりやすさを確認する

    AIOは、AI検索や回答サービスで情報を適切に理解・参照してもらうための取り組みです。言語別URLは、対象言語の情報へ直接到達できるようにする設計として検討します。

    ただし、AIO専用のURL形式があるわけではありません。GoogleのAI検索機能では、通常のSEOの基本が引き続き重要で、特別なAI用マークアップを追加する必要はないと案内されています。

    実務では、外国語ページで次の情報が明確に分かるか確認しましょう。

    • どの企業が提供しているか
    • 何の商品・サービスを扱っているか
    • どの国・地域に対応するか
    • 料金や取引条件はどうなっているか
    • どこから問い合わせできるか

    URLの整備に加え、本文の具体性と情報の整合性を高めることが重要です。Google以外のAIサービスについては、クローラーや参照の仕組みが異なるため、対象サービスに応じた確認が必要です。

    翻訳ツールを導入しても画像内の日本語が残る場合がある

    本文が外国語になっていても、バナーや図解、料金表に日本語が残っていると、必要な情報が伝わりません。画像に埋め込まれた文字は、本文の自動翻訳とは別に対応が必要になる場合があります。画像の差し替えやテキスト化に加え、PDF・動画なども含めて翻訳漏れを確認しましょう。

    バナー・図解・料金表に埋め込まれた文字は翻訳対象を確認する

    既存サイトでは、キャッチコピーや料金、サービスの特徴を画像として掲載している場合があります。画像内の文字は、HTMLの本文とは別のデータです。テキストを翻訳する機能だけでは、画像に描かれた日本語がそのまま残ることがあります。

    特にファーストビューのキャッチコピーや問い合わせバナーが日本語のままだと、本文を翻訳しても、サービスの内容や次に取るべき行動が伝わりません。大きな画像だけでなく、ボタンや小さなラベルも確認しましょう。

    言語ごとの画像差し替えやHTMLテキストへの置き換えを検討する

    画像内に文字がある場合は、外国語版の画像を制作して差し替える方法があります。ツールに画像置換機能がある場合も、差し替え用の画像データは別途用意します。

    更新が多い料金表や案内文は、HTMLテキストへ置き換える方法も検討できます。文字を画像から分離すると、翻訳や修正、画面幅に応じた調整を行いやすくなります。

    対象起こりやすい問題対応例
    メインビジュアルキャッチコピーが日本語のまま外国語画像の制作、テキストのHTML化
    サービスの図解説明や注釈が読めない言語別図解の制作、本文での補足
    料金表金額の条件や単位が伝わらないHTMLの表へ変更し、条件も翻訳
    問い合わせバナー行動を促す文言が日本語のままバナー差し替え、ボタンのテキスト化
    施設案内図場所や利用方法が分からない外国語版の地図・凡例を用意

    画像内の文字とalt属性は別々に対応する

    alt属性を翻訳しても、画像に描かれた文字は変わりません。

    例えば、日本語で「お問い合わせ」と書かれた画像のalt属性を英語にしても、画面上の画像は日本語のままです。利用者が目で見る画像と、画像の代わりに内容を伝えるalt属性は、別々に確認する必要があります。

    外国語版の画像へ差し替えた場合は、その内容に合わせてalt属性も見直します。

    PDF・動画字幕・ダウンロード資料にも日本語が残っていないか確認する

    Webページを翻訳しても、リンク先の製品カタログやマニュアルが日本語のまま残ることがあります。動画内の字幕やナレーションも同様です。

    海外の顧客が検討を進めるために必要な資料は、ページ本文とあわせて多言語化の対象に含めましょう。すべての資料を一度に翻訳できない場合は、主要資料を優先する、Webページ上に外国語の要約を用意するなど、段階的な対応を検討します。

    多言語サイトにするポイント:
    本文だけでなくalt属性やHTMLの各要素も確認する

    多言語化では、画面上の文章に加えて、ページの情報を伝えるHTMLの各要素も確認が必要です。

    本文が翻訳されても、titleや画像のalt属性などに日本語が残る場合があります。ツールが自動対応する範囲を把握し、表示内容とHTMLの情報が対象言語に合っているか確認しましょう。

    1.title・メタディスクリプション・見出しが対象言語になっているか

    画面内の本文が翻訳されていても、titleやメタディスクリプションが日本語のまま残る場合があります。

    導入前には、ツールが翻訳する範囲を確認してください。本文・見出し・メタ情報・属性値が、すべて同じ方法で処理されるとは限りません。

    また、日本語のタイトルを直訳するだけでは、海外ユーザーの検索表現と合わない場合があります。主なサービスや製品については、現地で使われる呼び方を踏まえて調整します。

    2.alt属性が画像の内容とページの言語に合っているか

    alt属性は、画像の意味や役割をテキストで伝えるための情報です。Googleも、画像の理解にalt属性や周辺の文章を利用すると説明しています。

    英語ページで製品画像を掲載するなら、英語で内容が分かる説明を検討します。ただし、対策キーワードを詰め込んだり、すべての画像へ同じ説明を入れたりする必要はありません。

    情報を伝える画像には適切な説明を付け、装飾だけの画像では空のalt属性が適切な場合もあります。画像の役割に合わせて設定しましょう。

    3.htmlのlang属性が表示言語と一致しているか

    htmlのlang属性は、ページの言語を指定する情報です。英語ページなら lang="en" のように、表示内容に合う値を設定します。

    読み上げなどの支援技術にも関わるため、本文の翻訳とあわせて確認してください。

    なお、Googleはページの言語を主に表示内容から判断すると説明しています。lang属性だけを変更しても、本文が日本語のままでは英語ページとしての情報提供にはなりません。

    既存サイトを多言語化する導入手順

    既存サイトを多言語化する導入手順

    既存サイトの多言語化は、現状調査から始め、導入方法の選定、翻訳・改修、テスト、公開後の確認へと進めます。先に対応範囲と担当者を決めておくことで、作業の抜けや手戻りを減らしやすくなります。ここでは、海外SEO・AIOも見据えた導入の流れを5つのステップで紹介します。

    STEP
    既存サイトと翻訳対象を調査する

    CMS・サーバー・ページ構成・外部システムを確認し、多言語化するページと素材を一覧化します。

    この段階で、日本語原稿の古い情報や曖昧な表現も見直します。翻訳前に原稿を整えることで、翻訳後の修正を減らしやすくなります。

    STEP
    導入方法とURL構造を決める

    対象国、目的、運用体制に合わせて、ツール・CMS・追加制作の方法を選びます。

    海外検索からの集客を目指す場合は、言語別URLと検索エンジンが本文を取得できる配信方法を、導入前に検討します。

    STEP
    翻訳・画像・HTMLの対応範囲を整理する

    自動翻訳する部分、人が確認する部分、個別制作する画像、修正するHTML要素を整理します。

    「ツール会社」「制作会社」「社内担当者」の誰が対応するかまで決めると、作業の抜けや重複を防ぎやすくなります。

    STEP
    テスト環境で実装と表示・動作確認を行う

    主要なページだけでなく、製品詳細、記事、フォームなど、異なるページ形式で確認します。

    スマートフォン表示、リンク移動、検索への公開設定、フォーム送信まで確認し、修正を反映してから公開します。

    STEP
    公開後に検索登録・アクセス・問い合わせを確認する

    公開後は、外国語ページが検索登録されているか、どの国・地域からアクセスがあるか、問い合わせまで進んでいるかを確認します。

    対象言語の流入が増えても問い合わせにつながらない場合は、製品情報や取引条件、フォームの使いやすさなどを見直します。

    公開前の確認には、次のチェックリストを活用してください。

    分類確認すること
    URL各言語のURLを直接開ける
    翻訳本文・見出し・専門用語・数値を確認した
    画像・資料画像内の文字、PDF、動画字幕の対応を確認した
    HTMLtitle、alt、lang、構造化データなどを確認した
    海外SEO・AIOcanonical、hreflang、内部リンク、検索への公開設定を確認した
    表示PC・スマートフォンで文字切れや崩れがない
    フォーム入力・エラー・送信・自動返信まで確認した
    計測言語別ページの流入と問い合わせを把握できる
    運用更新担当者・翻訳確認者・公開手順が決まっている

    既存サイトの多言語化に関するよくある質問

    既存サイトの多言語化では、現在のCMSで対応できるか、URLの変更が必要か、画像も自動翻訳されるかなど、導入前に確認したい点があります。ここでは、制作方法を選ぶ際に迷いやすい疑問と、海外SEO・AIOを検討するうえで押さえておきたいポイントに回答します。

    WordPress以外の既存サイトも多言語化できますか?

    対応できる場合があります。翻訳ツールや外国語ページの追加制作など、CMS以外の方法も含めて検討します。ただし、タグ設置の可否、サーバー設定の権限、外部システムの仕様によって対応範囲は変わります。

    自動翻訳ツールを入れるだけで海外SEO・AIOに対応できますか?

    ツールの機能と設定、サイトの状態によって異なります。言語別URLの生成に加え、本文の取得、検索への公開設定、タイトル、内部リンク、翻訳品質などを確認する必要があります。導入だけで検索順位やAIでの引用が保証されるものではありません。

    画像内の日本語やalt属性も自動で翻訳されますか?

    ツールによって異なります。また、画像内の文字とalt属性は別の対象です。alt属性が翻訳されても画像自体は日本語のまま残ることがあるため、両方を確認してください。

    日本語ページのURLを変更する必要はありますか?

    必ずしも変更する必要はありません。既存の日本語URLを維持し、外国語用のURLを追加する方法があります。変更が必要な場合は、既存リンクや検索流入への影響を確認し、リダイレクトを設計します。

    英語の数ページだけから始めることはできますか?

    可能です。会社概要、主要製品・サービス、問い合わせなど、海外ユーザーの検討に必要なページを選んで始められます。後から言語やページを追加できるよう、URLと更新方法を最初に整理しておきましょう。

    多言語化によって既存の日本語サイトのSEOに影響はありますか?

    実装によっては影響が生じる可能性があります。既存URLの変更、canonicalの誤設定、表示速度の変化などがないか確認します。日本語版を含めて公開前後の状態を比較し、問題があれば修正できるよう準備しておくことが大切です。

    既存サイトの多言語化はクーミルにご相談ください

    既存サイトを多言語化する際は、現在のサイトをどこまで活かせるか、海外ユーザーに何を伝えるか、公開後に誰が更新するかを一緒に整理することが重要です。

    特に海外SEO・AIOを目指す場合は、翻訳文の作成に加えて、言語別URL、画像、HTML、問い合わせ導線まで確認する必要があります。

    クーミルでは、自社サービスWAKARUを活用した多言語化と、必要に応じたサイト制作・改修をご相談いただけます。既存サイトの構造やご予算を踏まえ、ツールで対応する範囲と、追加作業が必要な範囲を整理してご案内します。

    • 「英語の主要ページだけから始めたい」
    • 「日本語サイトのデザインを残したい」
    • 「海外検索から問い合わせを増やしたい」

    など、検討段階からいつでもご相談ください。

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