- 店舗をOPENするから、開店日までにホームページを新規で制作したい
- ホームページを2ヶ月後までにリニューアルしたい
上記のように、ホームページを決められた時期までに制作したいという声は少なくありません。一般的にホームページは、数週間で作れるものではなく、数ヶ月ほど制作期間がかかるものです。
そのため、ホームページの制作期間を考慮した形で依頼する必要があります。本記事では、ホームページを作る上でかかる期間の目安について解説します。

COOMIL(クーミル)株式会社 代表取締役。神奈川県出身。東京薬科大学大学院を修了後、大手製薬会社にて研修開発に従事する。2016年にファングロウス株式会社を創業し、マーケティング、広告運用、YouTube、SEO対策を駆使し、2年で売上1億円強かつ利益率40%強の会社へとグロースさせ、株式譲渡。YouTubeチャンネルのプロデュース・原稿制作・出演・撮影・編集の全てを自ら行い、運営10ヶ月で登録者数1万人突破させる(現在3万人越え)。IT業界だけでなく実店舗経営の知見を活かし、クライアント様の課題の本質を捉えて、「結果が出るマーケティング施策」をご提案致します。サイトを公開後も運用をお任せ頂き、サイトだけでなく「事業規模の拡大を目指す」ことがクーミルのモットーです。
■経歴
2014年 東京薬科大学大学院終了
2014年 第一三共株式会社
2016年 ファングロウス株式会社 創業
2019年 一般社団法人スーパースカルプ発毛協会(FC本部) 理事
2021年 ファングロウス株式会社 株式譲渡
2021年クーミル株式会社 創業
■得意領域
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告
オウンドメディア運用
フランチャイズ加盟店開発、集客
■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格
■SNS
X(旧Twitter):https://twitter.com/ryosuke_coomil
YouTube:https://www.youtube.com/@marketing_coomil
サイト制作のお悩みを
無料で相談する
Step1
ありがとうございます
弊社にご相談頂きまして
誠にありがとうございます。
クーミル株式会社では、
1つ1つのご相談を真剣に考え、
最適解をご提供出来るよう日々努めております。
可能な限り、即日ご返信を心掛けておりますが、
相談内容や、
営業日の関係で少々、
お待たせさせてしまうかも知れません…。
目次
- ホームページ制作にかかる期間の目安について
- HPの納期が短い場合は、段階的に制作することも検討する
- ホームページ制作の基本的な流れと各工程にかかる期間
- ホームページの制作期間が変わる5つの要素
- 1.ページ数とページボリューム
- 2.各ページの原稿・画像の有無
- 3.システム開発やCMS導入の有無
- 4.アニメーション・動的演出の有無
- 5.コンセプト・ブランディング・戦略設計
- ホームページの制作期間を早めたい場合にできる5つの対策
- 1.短納期対応としてホームページに制作に携わる人員を増やす
- 2.素材(原稿・画像・動画)を事前に準備する
- 3.レスポンスのスピードを意識する
- 4.既存構造をベースに進める
- 5.Web制作会社との連携度合いを高める
ホームページ制作にかかる期間の目安について
ホームページ制作は、制作するサイトの種類や目的によって期間が異なります。以下は一般的な目安です。
- 一般的なコーポレートサイト(5~10ページ程度):1ヶ月〜4ヶ月
- 小規模なLP・1ページサイト:2週間〜2ヶ月
- 中〜大規模サイト・ECサイト:3ヶ月〜半年
- システム開発を伴うサイト:半年以上
制作期間は、ページ数や機能の複雑さ、コンテンツの準備状況によって変動します。特にECサイトや予約システムなどを導入する場合は、実装やテストの工程が増えるため、より長期になる傾向があります。
また、一般的なコーポレートサイトを制作する場合でも、戦略設計、コンセプト設計、競合分析などWebサイト制作に付随する業務が発生する場合は、その分制作期間が長くなっていきます。

HPの納期が短い場合は、段階的に制作することも検討する
企業によっては、「〇〇の展示会までにホームページを作りたい」「会社が合併する関係で、〇〇日までにリニューアルする必要がある」などホームページの制作期間が想定以上にタイトになってしまうケースは少なくありません。
そのような場合は、段階的にホームページをリニューアルすることも視野に入れて進めることで、実現可能になることが多いです。
クーミル株式会社(当社)では、企業の納期に応じて、段階的にホームページをリニューアルするなど柔軟に対応しております。自社都合で制作期間に期限がある場合は、TOPページのみ始めにリニューアルを実施し、下層ページは順次対応することで納期に間に合う形で仕上げることも可能です。
ホームページ制作の基本的な流れと各工程にかかる期間

ホームページを作る場合は、一般的に以下の6つの工程にて作り上げていきます。それぞれの工程にかかる期間の目安を参考にしてください。
ホームページ制作の最初のステップは、契約書の締結です。NDAの締結も含めて、双方が納得する形でホームページ制作ができるように、Web制作業務委託契約書を締結することから始まります。
目的やターゲット、機能要件を明確にし、制作の方向性を決定します。キックオフミーティングを行い、スケジュールをすり合わせます。
キックオフMTGの内容によっては、要件定義までに2週間以上の日数を要することも少なくありません。
これまでのヒアリング及び要件定義した内容を元に、サイトマップや各ページの構成を設計します。ワイヤーフレームは、ユーザー導線を意識した形で構築することが一般的です。
合わせて読みたい記事:
ワイヤーフレームの作り方と基本レイアウト構成を解説!オススメの作成ツールも紹介
上記の記事にてワイヤーフレームについてより具体的な内容を理解することができます。
トップページから下層ページにかけてデザインを作成。ブランドカラーや世界観を反映したビジュアルを構築します。
ホームページのデザイン制作の工程はサイトの雰囲気を決める重要な工程となります。そのため、すり合わせ・デザイン修正に余裕を見ておくことがお勧めです。
デザインを元にHTML/CSS/JSでコーディングを行い、必要に応じてCMSと連携。レスポンシブ対応やSEOを意識した実装を進めます。
完了後は、テスト環境にて動作確認や、挙動のすり合わせ・修正を行い、自社の要望に沿ったホームページを構築していきます。
各ブラウザ(Safari、Chrome、FireFoxなど)での表示状態、リンクチェック、問い合わせフォームなどの動作確認を行います。問題がなければ本番環境へ公開します。
ホームページの制作期間が変わる5つの要素
ホームページの制作が期間が変わる要素としては以下の5つが主に該当します。
要素 | 内容概要 | 影響度合い |
---|---|---|
ページ数とページボリューム | ページ数が増えるごとにデザイン・コーディング工数が増加 | ★★★★★ |
各ページのボリューム・原稿 | 原稿の有無や画像素材の準備状況により制作スピードが変動 | ★★★★☆ |
システム開発やCMS導入 | CMS実装や予約機能・会員機能等があると開発・テスト工数が大幅に増加 | ★★★★★ |
アニメーション・動的演出 | 視覚効果を伴う動きや演出があるとコーディング・検証工数が増加 | ★★★☆☆ |
コンセプト設計・ブランディング | ブランド戦略の構築にはヒアリング・分析・設計などの工数が増加 | ★★★★☆ |
上記の表は、★の数が多いほど、制作期間への影響度合いが大きいことを示しています。
1.ページ数とページボリューム
ホームページの制作期間が変わる要因の一つとして、ホームページのページ数及び、1ページあたりのページボリュームが挙げられます。
5ページ構成のサイトと30ページ以上の大規模サイトでは、当然ながら制作工数が大きく異なります。
簡易的な情報ページとサービスページのように情報量が多いページでは、1ページあたりの工数が異なるため、ページボリュームが多くなればなるほどホームページの制作に用意する期間を長くとることをお勧めします。
ページ数/ページボリュームの制作期間の目安
- 5ページ:目安1ヶ月-3ヶ月程度
- 30ページ以上:3ヶ月~6ヶ月程度
- サービスページ、TOPページなど:1ヶ月程度
- 下層の簡易ページ:数週間
2.各ページの原稿・画像の有無
テキストの分量が多いページや、ライターによる原稿制作が必要な場合、確認・修正の時間が発生します。
- テキストの制作、画像の制作工数
- テキスト情報の準備工数
- 制作会社と依頼側とのやりとり工数
- 内容の確認、修正対応に関する工数
上記のように、1つのページを作成するにあたっても上記の制作工数が発生します。この工程を円滑に進めることができれば、より早くホームページの制作が可能となります。
3.システム開発やCMS導入の有無
WordPressやMovableTypeなどのCMS導入、会員機能や予約システムなどを開発する場合は、設計・開発・テストにそれぞれ時間が必要です。規模によっては1〜2ヶ月の追加工期が発生することもあります。
システム開発やCMS導入にかかる期間の目安
- WordPress導入:約1〜2週間
- 独自機能開発:1〜2ヶ月程度
- 動作確認、検証:数週間程度
特にWordPressのようなメジャーなオープンリソースを活用する場合は、比較的短期間で対応することは可能ですが、一方でスクラッチ開発のような場合は、数ヶ月以上かかるケースは少なくありません。
4.アニメーション・動的演出の有無
ホームページに実装するアニメーションなどの動的演出が多い場合、JavaScriptやCSSアニメーションの実装に時間を要します。
UI/UX設計との整合性も考慮する必要があり、通常より数週間程度の追加の制作期間見込まれます。特にブランディングを含めたホームページの場合は、アニメーションは必須となるケースが多いため、制作期間には余裕を持って依頼するようにしましょう。
アニメーション実装にかかる工数
- スクロールアニメーション、モーダル表示など:数週間から1ヶ月程度
- 動作確認、表示崩れ確認:数日から1週間程度
5.コンセプト・ブランディング・戦略設計
単なる情報掲載ではなく、ブランドコンセプトから見直すような案件では、企画・設計フェーズに時間がかかります。ワークショップやヒアリングを重ねることで精度は上がりますが、期間も比例して伸びます。
- ブランドの世界観設計から始める場合、戦略フェーズで1ヶ月以上かかることも
- コピー開発、デザイントーン、ターゲット再定義も必要
- SEO戦略設計:数週間から1ヶ月程度。(現状のサイト数値を分析する場合は、1-2ヶ月程度)

ホームページの制作期間を早めたい場合にできる5つの対策
ホームページ制作にかかる期間を短縮するためにできることは以下の方法があります。
- 短納期対応としてホームページに制作に携わる人員を増やす
- 素材(原稿・画像・動画)を事前に準備する
- レスポンスのスピードを意識する
- 既存構造をベースに進める
- Web制作会社との連携度合いを高める
1.短納期対応としてホームページに制作に携わる人員を増やす
ホームページ制作に関わる人員を増やすことによって、制作スピードを高めることが可能です。しかし、その分人件費が発生するため、通常の制作費用より高騰しやすい傾向にあります。
Web制作会社と相談のもと、実現可能かすり合わせを行うようにしましょう。
合わせて読みたい記事:
ホームページ制作依頼の相場とは?Web制作の費用内訳を項目別に解説
上記の記事に、一般的なホームページの制作費用の相場を記載しております。これらの金額に10-20%程度上乗せされることが多いです。
2.素材(原稿・画像・動画)を事前に準備する
を事前に準備する-1024x756.jpg)
ホームページの制作期間を短縮させる方法として、事前にホームページに使用する素材を用意しておくことも有効です。ホームページに掲載する内容を決める工程は、HP制作の中でもボリュームがある工程です。
事前に用意することで、すぐにデザイン・コーディング作業に取り組むことができるため、工期を短縮することができます。
素材を用意しておくメリット
- すり合わせ作業を削減して、すぐにデザイン工程に入れる
- ホームページ制作における手戻りが少なく、円滑に制作ができる
- 想定した仕上がりのホームページができやすい
3.レスポンスのスピードを意識する
ホームページを作る上で、意外と時間がかかる工程は、「連絡・確認作業」です。この工程を早く進めることができれば、それだけ早く次の制作工程に移行することができるため、短納期でホームページを作ることができます。
当社(クーミル株式会社)でも1件のレスポンスを早くするため、通常のメールではなくチャットツール(chatwork、Slack、Teams)を導入することで、やり取りスピードを早める努力をしております。
4.既存構造をベースに進める
「古くなったサイトをリニューアルしたい」などの場合は、既存サイトで使える内容は変わらないそのまま使うことでホームページ制作の期間を短縮することができます。
ゼロから設計するのではなく、既存の成功事例やテンプレート構成をベースにすれば、設計〜デザインの時間を大幅に短縮できることがあります。
5.Web制作会社との連携度合いを高める
Web制作会社目線で最も大切なのは、クライアントと制作会社との連携度合いを高めることが、ホームページ制作する上で最も大切であると感じています。
- 確認して欲しい内容を送っても、いつ確認されるか分からない
- 双方のスケジュールの確認が疎かになり、制作スケジュールが遅延する
- 各制作の工程での確認作業が不十分で手戻りが発生する
- コーディング工程で、大幅なデザイン変更が発生する
これらの内容は、ホームページ制作する現場ではよくあるトラブルや遅延理由です。これらを防ぐためにも制作会社と連携度合いを高めることは非常に大切となります。
ホームページ制作に関するよくあるトラブルや注意事項を以下の記事にまとめておりますので、これからホームページ制作を検討している方はぜひご覧ください。
合わせて読みたい記事:
ホームページ制作会社とよくあるトラブル一覧|発生頻度が高いトラブル事例と解決策
LP制作を依頼したい方へ|費用相場・外注の流れ・失敗しない選び方を徹底解説!