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多言語サイトの作り方を解説!制作方法の選び方とSEO・AIOを意識した7つの手順

多言語サイトの作り方を解説!制作方法の選び方とSEO・AIOを意識した7つの手順

多言語サイトは、以下の流れで作ります。

多言語サイトの作り方について概要まとめ
  1. 対象国・言語を決める
  2. 必要なページを選ぶ
  3. 制作・翻訳する
  4. 公開後に改善する

既存サイトに翻訳ツールを導入する方法もあれば、WordPressで外国語ページを管理したり、海外向けにサイトを新しく制作したりする方法もあります。大切なのは、導入しやすさだけでなく、目的に合った方法を選ぶことです。

クーミルが多言語サイト制作で重視しているのは、海外のユーザーが検索から訪問し、サービスを理解して問い合わせできることです。そのためには、本文の翻訳に加え、言語別URLや画像、フォーム、公開後の更新まで整える必要があります。

この記事では、多言語サイトの作り方を7つの手順で解説します。自社に合う制作方法を判断できるよう、比較表とチェックリストもまとめました。

COOMIL(クーミル)株式会社 代表取締役。神奈川県出身。東京薬科大学大学院を修了後、大手製薬会社にて研修開発に従事する。2016年にファングロウス株式会社を創業し、マーケティング、広告運用、YouTube、SEO対策を駆使し、2年で売上1億円強かつ利益率40%強の会社へとグロースさせ、株式譲渡。YouTubeチャンネルのプロデュース・原稿制作・出演・撮影・編集の全てを自ら行い、運営10ヶ月で登録者数1万人突破させる(現在3万人越え)。IT業界だけでなく実店舗経営の知見を活かし、クライアント様の課題の本質を捉えて、「結果が出るマーケティング施策」をご提案致します。サイトを公開後も運用をお任せ頂き、サイトだけでなく「事業規模の拡大を目指す」ことがクーミルのモットーです。

■経歴

2014年 東京薬科大学大学院終了
2014年 第一三共株式会社
2016年 ファングロウス株式会社 創業
2019年 一般社団法人スーパースカルプ発毛協会(FC本部) 理事
2021年 ファングロウス株式会社 株式譲渡
2021年クーミル株式会社 創業

■得意領域

SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告
オウンドメディア運用
フランチャイズ加盟店開発、集客

■保有資格

Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格

■SNS

X(旧Twitter):https://twitter.com/ryosuke_coomil
YouTube:https://www.youtube.com/@marketing_coomil

デジマーケは、クーミル株式会社が運営するデジタルマーケティング情報メディアです。Webサイト制作、SEO対策、リスティング広告、SNS広告(Facebook、Instagram)など企業のWeb担当者向けに集客や売り上げUP、認知度UPに繋がるデジタルマーケティング情報を配信するメディアサイトです。

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多言語サイトは目的に合わせて作り方を選ぶ

多言語サイトは目的に合わせて作り方を選ぶ
  • 既存サイトを活かしたい場合:翻訳ツールやCMSの多言語機能
  • 構成から見直したい場合:新規制作・リニューアル

上記のように目的に応じて多言語サイトの作り方が全く異なります。まずは、自社がどのケースに当てはまるか確認しましょう。

自社の状況・目的検討したい作り方最初に確認すること
今のサイトを活かして多言語化したい翻訳ツールの導入現在のサイトへの導入可否と翻訳範囲
WordPressで外国語ページを更新したい多言語プラグインなどの活用既存テーマ・プラグインとの相性
会社概要や主要製品だけ外国語で公開したい外国語ページの追加制作必要なページ数と更新方法
海外向けに商品構成や訴求を変えたい多言語サイトの新規制作対象市場とサイト全体の構成
海外の検索結果から問い合わせを増やしたい言語別URLと海外SEOを含む設計外国語ページの取得・検索表示・導線

ここで注意したいのは、「翻訳ツールを使うか」と「海外SEOを行うか」は別の判断軸という点です。

翻訳ツールを使っていても、言語別URLや検索向けの設定に対応できる場合があります。一方、外国語ページを個別に制作しても、設定や掲載情報が不十分であれば検索流入につながるとは限りません。

既存サイトがある場合は、作り直す必要があるかを確認する

多言語化のために、必ずサイト全体をリニューアルする必要はありません。現在の構成やデザインを活かし、必要なページだけ外国語対応する方法もあります。

ただし、次のような課題がある場合は、翻訳とあわせて見直しましょう。

翻訳時に見直しポイント

  • 製品やサービスの特徴が分かりにくい
  • 掲載情報が古く、現在の事業内容と合っていない
  • 問い合わせ先が見つけにくい
  • 重要な説明が画像の中にしかない
  • スマートフォンで使いにくい

日本語サイトで伝わりにくい情報は、そのまま翻訳しても伝わりにくいままです。先に元の情報を整理すると、翻訳後の修正も減らせます。既存サイトを活用する方法は、既存サイトを多言語化する方法と導入時の注意点で詳しく解説しています。

海外集客が目的なら、翻訳後の導線まで考える

海外向けの製品ページを作る場合、製品の特徴だけでなく、取引を検討するための情報が必要です。例えば、次の疑問に答えられるかを確認しましょう。

海外ユーザーの疑問掲載したい情報
自社の用途に合う製品か用途、仕様、対応可能な範囲
自分の国でも購入できるか販売・配送・サービスの対象地域
安心して取引できる会社か会社概要、実績、品質管理体制
どのように相談すればよいか問い合わせ方法と対応言語
購入後も相談できるかサポート内容と連絡先

クーミルでは、翻訳するページ数だけでなく、こうした情報と問い合わせまでの流れを整理して、多言語サイトの構成を検討します。

多言語サイトを作る方法について

多言語サイトを作る方法について

制作方法を選ぶときは、「公開できるか」に加えて「更新し続けられるか」を確認します。導入時は手軽でも、更新のたびに翻訳漏れや修正作業が発生すると、運用負担が大きくなるためです。

作り方主なメリット注意点
翻訳ツールを導入する翻訳や更新作業を効率化しやすい画像・HTML・URLへの対応は
製品やプランによって異なる
CMSの多言語機能を使う同じ管理環境で言語別ページを運用しやすい既存機能との相性確認が必要
外国語ページを追加する必要なページに絞って制作できる日本語版との更新差を
管理する必要がある
サイトを新規制作する海外向けに構成やデザインを設計できる制作範囲が広くなりやすい

翻訳ツールは「どこまで対応するか」で比較する

翻訳ツールを選ぶ際は、対応言語数や利用料金だけで判断しないことが大切です。確認したいのは、次の項目です。

サイト翻訳ツールを活用する上で確認すべきポイント

  • 言語別URLを作れるか
  • 翻訳した文章を手動で修正できるか
  • 日本語ページの更新を反映できるか
  • 画像内の文字やPDFは対応対象か
  • タイトル・メタディスクリプション・alt属性に対応するか
  • フォームや外部システムの表示を翻訳できるか

特に、画面に見える本文の翻訳と、検索向けのHTML設定は分けて確認しましょう。

WordPressは、翻訳の管理方法を先に決める

WordPressを利用している場合は、プラグインや外部翻訳サービスを活用する方法があります。

選定前に決めたいのは、「外国語ページを個別に編集するのか」「自動翻訳を中心に運用するのか」です。どちらを選ぶかによって、必要な機能や作業の流れが変わります。

導入時はバックアップを取得し、テスト環境で表示やフォーム、既存プラグインへの影響を確認しましょう。具体的なプラグインや操作例は、WordPressを多言語化する方法・プラグイン・導入手順をご覧ください。

多言語サイトの作り方
サイト制作から公開までの7ステップ

多言語サイトの作り方
サイト制作から公開までの7ステップ

翻訳を始める前に、対象ページ・URL・更新方法を決めると、制作途中の手戻りを減らせます。ここでは、企業サイトを多言語化する場合の基本的な進め方を紹介します。

ステップ実施することこの段階で決めること
1対象国・言語・目的を整理する誰に、何をしてもらうサイトか
2必要なページを選ぶ初回公開の範囲
3制作方法とURLを設計する構築方法と管理方法
4翻訳と現地向けの調整を行う用語・表現・掲載情報
5画像・デザイン・フォームを整える外国語だけで利用できる状態
6SEO設定と動作を確認する公開前の修正事項
7公開後の成果を確認する改善内容と更新体制

STEP1:対象国・言語・サイトの目的を決める

多言語サイトを作る上で、最初に決めるのは、言語の数よりもターゲットする国や顧客像となります。

「英語サイトを作りたい」という要望でも、海外企業から商談を獲得したいのか、訪日外国人の予約を増やしたいのかによって、必要な内容は異なります。

項目海外向け製品サイトの設定例
対象国・地域米国
主な読者製造業の購買担当者・技術担当者
対応言語英語
目的製品に関する問い合わせ獲得
必要な情報製品仕様、用途、供給体制、取引条件
成果の指標対象企業からの有効な問い合わせ件数

対象市場は、既存の取引先、問い合わせ履歴、アクセス解析、営業方針などをもとに検討すると具体化しやすくなります。

STEP2:多言語化するページを選ぶ

初回公開では、会社やサービスを理解し、問い合わせできるページを優先しましょう。

日本語サイトにあるすべてのページを翻訳する必要はありません。国内向けのお知らせなど、海外ユーザーに関係の薄い情報は、初回の対象から外すこともできます。

最初に用意したいページ

ページ役割掲載したい内容
トップページサイト全体の案内提供サービス、対象顧客、主要ページへの入口
製品・サービス比較・検討の材料特徴、用途、仕様、対応範囲
会社概要運営主体の確認会社名、所在地、事業内容、連絡先
実績・事例信頼性の判断支援内容、導入背景、成果
問い合わせ相談・商談の受付入力フォーム、対応言語、連絡方法

サイトの目的に応じて、料金、よくある質問、予約、アクセスなどのページも追加します。

ページ管理表を作ると翻訳漏れを防ぎやすい

制作前に、以下の項目を一覧化しておきましょう。

  • 日本語ページのURL
  • 対応する外国語ページのURL
  • 翻訳担当者
  • 内容の確認担当者
  • 翻訳・確認・公開の進捗
  • 最終更新日

公開後も同じ表を使うことで、日本語版だけ更新されているページを把握しやすくなります。

STEP3:制作方法とURL構造を決める

海外SEOを行う場合は、言語ごとに直接アクセスできるURLを用意する設計を基本にします。

Googleも、言語ごとに異なるURLを使用することを推奨しています。利用者の設定などによって同じURLの内容を切り替える方式では、すべての言語が適切に取得されない可能性があります。

同じURLで切り替える方式と言語別URLの違い

比較項目同じURLで言語を切り替える言語別URLを用意する
日本語ページexample.com/service/example.com/service/
英語ページ同じURLで英語表示に切り替えるexample.com/en/service/
ページの共有開く環境によって表示言語が変わる場合がある英語版のURLを直接共有できる
検索への提示各言語の内容が取得されるか確認が必要言語ごとにページを提示できる
主な利用目的閲覧中の翻訳補助外国語での情報発信・集客

言語別URLがあっても、そのURLを開いたときに外国語の本文を取得できなければ不十分です。URLと表示内容をセットで確認しましょう。

URL形式は運用体制に合わせて選ぶ

方式URLの例検討しやすいケース
サブディレクトリexample.com/en/同じサイト内でまとめて運用する
サブドメインen.example.comシステムや管理環境を分けたい
別ドメインexample.de国ごとに独立したサイトを運営する

一元管理したい場合は、サブディレクトリ方式を最初の候補にすると整理しやすくなります。ただし、既存システムや現地の運営体制によって適した方式は異なります。

選び方の詳細は、サブディレクトリ・サブドメインの違いと使い分けで解説しています。

STEP4:翻訳し、対象国に合わせて内容を調整する

翻訳では、文章の正しさだけでなく、現地の読者が理解・判断できるかを確認します。

例えば、日本語サイトの「全国対応」という表現を直訳しても、どの国を指しているのか伝わりません。「日本国内への配送に対応」「米国への輸出に対応」など、具体的に書き換える必要があります。

確認する情報調整のポイント
対応地域国名・地域名を具体的に示す
料金通貨と適用条件を明確にする
納期国内向けと海外向けを区別する
営業時間タイムゾーンを示す
電話番号国番号を含める
製品仕様単位・規格・利用条件を確認する
サポート対応言語と問い合わせ方法を示す

AI翻訳を使う場合も、商品名、専門用語、料金、製品仕様など、判断に影響する部分は人が確認しましょう。翻訳前に用語集を用意すると、ページによって製品名や表現が変わることを防ぎやすくなります。

STEP5:画像・デザイン・フォームを整える

本文が翻訳されていても、画像やフォームが日本語のままでは、ユーザーが途中で迷ってしまいます。実際の画面を確認しながら、本文以外の翻訳漏れと使いにくさを修正しましょう。

画像内の文字とalt属性は別々に確認する

確認箇所対応内容
バナー内の日本語外国語版の画像へ差し替える
図解の説明文翻訳した図解を用意する
画像のalt属性画像の意味や役割を対象言語で説明する
PDF資料外国語版を用意するか、対応言語を案内する
動画内容に応じて字幕や説明文を追加する

alt属性を翻訳しても、画像に描かれた日本語は変わりません。翻訳ツールの導入時には、この2つを分けて確認することが大切です。装飾だけを目的とした画像は、空のalt属性が適切な場合があります。

翻訳後の文字量に合わせてレイアウトを調整する

翻訳すると、同じ内容でも必要な文字数や表示幅が変わります。

特に、次の箇所を確認しましょう。

  • ヘッダーメニュー
  • ボタンやタブ
  • 見出し
  • 料金表や比較表
  • スマートフォンでの改行

文字を小さくして収めるだけでは、読みにくくなることがあります。余白やボタン幅、文章の長さも含めて調整します。

フォームは自動返信まで対象言語にする

問い合わせフォームは、入力欄だけでなく、送信後まで一通り確認します。

  1. 入力項目と説明文
  2. 必須・任意の表示
  3. 入力エラーメッセージ
  4. 送信ボタン
  5. 完了画面
  6. 自動返信メール

また、日本国内の郵便番号や電話番号だけを受け付ける設定になっていないかも確認しましょう。

STEP6:SEO設定と公開前の動作を確認する

画面上で外国語を読めることと、検索エンジンが内容を把握できることは別です。公開前には、URL・HTML・内部リンクまで確認します。

項目確認すること
タイトル対象言語でページの内容を説明しているか
メタディスクリプション内容に合う説明文になっているか
hreflang対応する言語・地域別ページを指定しているか
canonical意図した正規URLになっているか
lang属性ページの言語と一致しているか
内部リンク外国語ページへリンクをたどって移動できるか
XMLサイトマップ公開した正規URLが掲載されているか
公開設定意図しないnoindexやクロール制限がないか

hreflangは言語別ページの関係を伝える設定、`canonical`は正規URLを示す設定です。異なる役割を持つため、両方を確認します。

例えば、英語ページを検索対象にしたいのに、canonicalがすべて日本語ページを指していれば、意図と異なる設定です。

また、言語切り替えは「日本語の製品A→英語の製品A」のように、対応するページ同士をつなぎましょう。毎回トップページに戻ると、利用者が情報を探し直すことになります。

STEP7:公開後の成果と更新状況を確認する

公開後は、アクセス数だけでなく、対象国からの問い合わせにつながっているかを確認します。

状況優先して確認すること
検索結果に表示されないインデックス状況、公開設定、本文の取得
表示されるがクリックされない検索語句とタイトルの一致
訪問されるが問い合わせがない情報不足、対応範囲、フォームの使いやすさ
対象外の問い合わせが多い誰向けのサービスか、提供条件の説明
言語ごとに内容が違う更新担当者と翻訳確認の手順

例えば、英語ページへのアクセスが増えても、対象外の国からの相談ばかりでは、事業成果につながりにくくなります。

「どの国から、どのページに訪問し、どのような相談が来たか」まで見て、掲載情報を改善しましょう。

SEO・AIOを意識するなら、翻訳に加えて情報の伝え方を整える

SEO・AIOを意識するなら、翻訳に加えて情報の伝え方を整える

海外SEO・AIOでは、外国語ページを見つけられる構造と、疑問に答える具体的な情報が重要です。翻訳した文章を増やすことよりも、対象国のユーザーが何を知りたいかを考えてページを作りましょう。

Googleは、AI OverviewsやAI Modeへの掲載に特別な最適化は不要で、従来のSEOの基本が引き続き有効だと説明しています。

現地で使われるキーワードと検索意図を確認する

日本語のキーワードを直訳するだけで、対策する言葉を決めないようにしましょう。同じ商品でも、対象国によって一般的な呼び方や、比較時に重視される情報が変わります。

確認したいのは、次の3点です。

確認ポイント

  • 現地でどのような言葉が使われているか
  • 検索結果にどのようなページが表示されるか
  • 読者が購入・相談するために何を知りたいか

そのため翻訳ツールなどを活用する場合は、辞書登録機能があり、現地の言葉や専門的な表現があった場合は、登録して正しい表現できるように調整する必要があります。

そのうえで、タイトル、見出し、本文を調整します。キーワードを入れることよりも、その言葉で検索した人の疑問に答えることを優先しましょう。

海外向けのキーワード選定や技術設定は、多言語サイトのSEO対策と海外SEOの実践ポイントで詳しく紹介しています。

結論を先に書き、条件や根拠を補足する

製品やサービスの説明では、読者が知りたい答えを先に示しましょう。

例えば、対応地域を知りたい人に、会社の理念から長く説明しても疑問は解消されません。まず対応する国・地域を伝え、その後に配送条件や相談方法を補足します。

情報の種類分かりやすい見せ方
対応できること結論を冒頭に書く
特徴・メリット箇条書きで整理する
プラン・仕様の違い比較表にする
利用・導入の流れ番号付きの手順で示す
条件・制限関連する説明の近くに書く

H2・H3は話題を整理するために使い、手順の中でさらに説明を分ける場合はH4を使います。H5はH4の内容を細分化する必要がある場合に限定し、見出しの深さよりも読みやすさを優先します。

自社の実績や対応範囲を具体的に伝える

「高品質」「柔軟に対応」といった表現だけでは、海外の読者が比較できません。次のような情報があると、自社に合う会社かを判断しやすくなります。

  • どの業界・用途に対応しているか
  • どのような課題を解決したか
  • どこまでが自社の対応範囲か
  • どのような確認工程を設けているか
  • 導入後にどのような支援を受けられるか

実績の数値を掲載する場合は、期間や条件も添えましょう。自社で確認できる事実を具体的に伝えることが、読者にとって有用な情報になります。

重要情報は画像だけでなく本文にも掲載する

料金、仕様、対応地域などは、図解やバナーだけで伝えず、本文にも記載しましょう。

GoogleのAI検索向けの案内でも、重要な内容をテキストで提供することが推奨されています。構造化データを使う場合も、画面上の情報と一致させることが重要です。

また、日本語版だけ料金が新しくなっているなど、言語間の情報の食い違いにも注意が必要です。検索・AI検索への対応とあわせて、情報を正確に保つ運用も整えましょう。

多言語サイトの費用は、翻訳する量と制作範囲で変わる

多言語サイトの費用は、翻訳する量と制作範囲で変わる

費用を比較するときは、金額だけでなく「何の作業が含まれているか」をそろえて確認します。翻訳ツールの導入と、海外向けのページ設計から行う制作では、提供する内容が異なるためです。

費用に影響する要素確認する内容
言語数初回公開する言語と追加予定
ページ数翻訳するページの範囲
翻訳・確認自動翻訳、編集、専門用語のチェック
デザイン既存デザインの流用か、新規制作か
画像・資料バナー、図解、PDFの外国語対応
SEO設定言語別URL、メタ情報、ページ間の関連付け
機能フォーム、予約、EC、外部システムとの連携
運用ツール利用料、保守、翻訳更新、改善支援

予算を抑えたい場合は、確認作業を省くよりも、初回公開の言語・ページを絞る方法を検討しましょう。例えば、主要サービスと会社概要、問い合わせページを先に公開し、その後に事例やコラムを追加する進め方です。

具体的な料金例と対応範囲は、多言語サイト制作の費用相場と料金の違いをご覧ください。

多言語サイトの公開前チェックリスト

多言語サイトの公開前チェックリスト

公開前は「日本語が読めない人でも、情報収集から問い合わせまで完了できるか」を確認します。個々のページを見るだけでなく、利用者と同じ流れで操作すると、不足や翻訳漏れを見つけやすくなります。

分類チェック項目
ページ構成会社・製品・サービス・問い合わせの情報がそろっている
翻訳専門用語、数字、固有名詞、取引条件を確認した
URL外国語ページのURLを直接開ける
言語切り替え対応するページへ移動できる
画像バナーや図解に日本語が残っていない
HTMLタイトル・説明文・alt属性などを確認した
表示スマートフォンで文字切れや重なりがない
フォーム海外の住所・電話番号でも入力できる
送信後完了画面・自動返信メールも対象言語になっている
SEOhreflang・canonical・公開設定を確認した
計測言語別の流入と問い合わせを確認できる
運用更新・翻訳・確認の担当者が決まっている

公開後に「クロール済み・インデックス未登録」と表示された場合は、外国語本文が取得されているか、正規URLの設定が適切か、内容が不足していないかを順に確認します。

URLやタグを設定しただけで、インデックス登録やAI検索への掲載が保証されるわけではありません。技術設定と掲載情報の両方を改善していくことが大切です。

多言語サイトの作り方に関するよくある質問

多言語サイトは、必要な範囲に絞って始めることもできます。ここでは、自社で制作する場合や、導入方法を選ぶ際によく迷う点に回答します。

多言語サイトは自社で作れますか?

CMSや翻訳ツールを使って、自社で作ることは可能です。

ただし、翻訳文の確認に加え、URL設定、表示調整、フォームの動作確認などが必要になります。社内で対応できる範囲を整理し、難しい作業だけ外部へ依頼する方法もあります。

無料で多言語サイトを作れますか?

無料の機能やプラグインを使って始められる場合があります。

ただし、翻訳原稿の作成、確認、画像の差し替えには作業が必要です。無料で導入できるかだけでなく、必要な機能と運用にかかる時間も含めて判断しましょう。

最初から複数言語に対応した方がよいですか?

優先する市場が決まっている場合は、1言語から始める方法もあります。

言語を増やすほど、翻訳・確認・更新の対象も増えます。まずは重要な市場で運用を始め、需要と対応体制を確認してから広げると進めやすくなります。

日本語ページのURLも変更する必要がありますか?

必ずしも変更する必要はありません。

既存の日本語URLを維持したまま、外国語用のURLを追加する方法があります。変更が必要な場合は、既存リンクや検索流入への影響を確認し、転送設定などを準備します。

AI翻訳を使えば、そのまま公開できますか?

料金・仕様・取引条件などの重要情報は、人が確認してから公開しましょう。

文章として自然でも、製品の用途や条件が正しく伝わっていない場合があります。AI翻訳で作業を効率化しながら、誤解が問い合わせや購入判断に影響する部分を重点的に確認する進め方が現実的です。

多言語サイト制作は、海外からの問い合わせまで見据えて進めましょう

多言語サイトを作るときは、次の順番で考えると、必要な作業を整理できます。

  1. どの国の、どのような顧客に届けるかを決める
  2. 検討・問い合わせに必要なページを用意する
  3. 言語別URLと翻訳・更新の仕組みを整える
  4. 画像やフォームまで確認して公開する
  5. 検索流入と問い合わせを見ながら改善する

クーミル株式会社では、既存サイトの状態と運用体制を確認し、自社サービス「WAKARU」の活用や外国語ページの制作、サイト全体のリニューアルなど、目的に合う方法をご提案しています。

重視しているのは、外国語で情報を届けた先で、サービスを理解し、安心して相談してもらえることです。翻訳とあわせて、海外SEOを考慮したURL設計やページ構成、問い合わせ導線まで整理します。

「今のサイトを活かせるか知りたい」「どのページから多言語化すべきか相談したい」という方は、クーミルの多言語サイト制作・ホームページ多言語化サービスをご覧ください。

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COOMIL(クーミル)株式会社 代表取締役。神奈川県出身。東京薬科大学大学院を修了後、大手製薬会社にて研修開発に従事する。2016年にファングロウス株式会社を創業し、マーケティング、広告運用、YouTube、SEO対策を駆使し、2年で売上1億円強かつ利益率40%強の会社へとグロースさせ、株式譲渡。YouTubeチャンネルのプロデュース・原稿制作・出演・撮影・編集の全てを自ら行い、運営10ヶ月で登録者数1万人突破させる(現在3万人越え)。IT業界だけでなく実店舗経営の知見を活かし、クライアント様の課題の本質を捉えて、「結果が出るマーケティング施策」をご提案致します。サイトを公開後も運用をお任せ頂き、サイトだけでなく「事業規模の拡大を目指す」ことがクーミルのモットーです。

■経歴

2014年 東京薬科大学大学院終了
2014年 第一三共株式会社
2016年 ファングロウス株式会社 創業
2019年 一般社団法人スーパースカルプ発毛協会(FC本部) 理事
2021年 ファングロウス株式会社 株式譲渡
2021年クーミル株式会社 創業

■得意領域

SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告
オウンドメディア運用
フランチャイズ加盟店開発、集客

■保有資格

Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格

■SNS

X(旧Twitter):https://twitter.com/ryosuke_coomil
YouTube:https://www.youtube.com/@marketing_coomil

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