コーポレートサイトのリニューアルは、「デザインを新しくする」だけでは成果につながりません。目的設計・SEO設計・運用設計まで含めて戦略的に進めることで、問い合わせ数の増加や採用力の向上といったビジネス成果に直結します。
しかし実際には、「なんとなく古くなったから」「競合が変えたから」といった曖昧な理由でリニューアルを行い、成果が出ないケースも少なくありません。
本記事では、コーポレートサイトリニューアルの進め方を「タイミング」「費用」「手順」「失敗しないポイント」まで網羅的に解説します。初めてリニューアルを検討する方でも、この記事を読めば実務レベルで判断・実行できる状態を目指しています。
- 現状のコーポレートサイトの課題の理解及びリニューアル後のサイトに求めるKPI・KGIの設定
- コーポレートサイトリニューアルに関するRFP(提案依頼書)に盛り込むべきこと
- サイト制作時に社内で事前に準備すべきこと
COOMIL(クーミル)株式会社 代表取締役。神奈川県出身。東京薬科大学大学院を修了後、大手製薬会社にて研修開発に従事する。2016年にファングロウス株式会社を創業し、マーケティング、広告運用、YouTube、SEO対策を駆使し、2年で売上1億円強かつ利益率40%強の会社へとグロースさせ、株式譲渡。YouTubeチャンネルのプロデュース・原稿制作・出演・撮影・編集の全てを自ら行い、運営10ヶ月で登録者数1万人突破させる(現在3万人越え)。IT業界だけでなく実店舗経営の知見を活かし、クライアント様の課題の本質を捉えて、「結果が出るマーケティング施策」をご提案致します。サイトを公開後も運用をお任せ頂き、サイトだけでなく「事業規模の拡大を目指す」ことがクーミルのモットーです。
■経歴
2014年 東京薬科大学大学院終了
2014年 第一三共株式会社
2016年 ファングロウス株式会社 創業
2019年 一般社団法人スーパースカルプ発毛協会(FC本部) 理事
2021年 ファングロウス株式会社 株式譲渡
2021年クーミル株式会社 創業
■得意領域
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告
オウンドメディア運用
フランチャイズ加盟店開発、集客
■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格
■SNS
X(旧Twitter):https://twitter.com/ryosuke_coomil
YouTube:https://www.youtube.com/@marketing_coomil
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目次
- コーポレートサイトのリニューアルすべきタイミングとは?
- コーポレートサイトをリニューアルすべき7つの兆候
- 特に重要な判断ポイント
- リニューアルの最適な周期とは?
- 今すぐリニューアルすべきかのセルフチェック
- コーポレートサイトリニューアルの目的・KPI/KGI設定
- 目的別リニューアル事例(当社クーミル実績より)
- KPI・KGIの具体的な設定例
- リニューアル後のKPI/KGI設定の具体例と設定手順
- 経営戦略との整合性を取る
- コーポレートサイトリニューアルでよくある失敗パターン5選
- 失敗①:目的が曖昧なまま制作に入る
- 失敗②:予算が足りずに途中で妥協する
- 失敗③:社内調整によって納期が遅れる
- 失敗④:公開後に更新・運用を放置する
- 失敗⑤:SEO設計を後回しにしてリダイレクトを怠る
- コーポレートサイトリニューアルの費用・期間の目安
- 規模別リニューアル費用・期間の早見表
- 小規模(50〜150万円・2〜3ヶ月)
- 中規模(150〜500万円・4〜6ヶ月)
- 大規模(500万円〜・6ヶ月〜1年以上)
- 費用を左右する主な4つの要因
- 企業サイトのリニューアル前に整理すべき4つの準備
- STEP1|現状サイトの課題分析(GA4・Search Console活用)
- STEP2|競合サイトの調査・ベンチマーク設定
- STEP3|ペルソナ設計とカスタマージャーニーの整理
- STEP4|RFP(提案依頼書)の作成と社内合意形成
- コーポレートサイトリニューアルの進め方
- 制作を進める前に整理すべき情報とは?
- 1.サイトマップ(情報設計)の草案作り
- デザイン要件(ブランドトーン、ビジュアルの方向性)
- 機能要件(問い合わせフォーム、CMS、採用管理システム連携など)
- SEO要件(キーワード戦略、内部リンク設計、構造化データ)
- WEB制作会社の選び方・比較ポイント5選
- 制作会社を選ぶ5つの基準
- コンペ・相見積もりの正しい進め方
- コーポレートサイトリニューアル後の運用と改善について
- 1.アクセス解析による効果測定
- 定期的なコンテンツ更新とSEO対策
- ユーザー行動データを活用した改善サイクル
- リニューアル成功チェックリスト30項目
- 企画・準備フェーズ(10項目)
- 制作・開発フェーズ(10項目)
- 公開・運用フェーズ(10項目)
- 成功するコーポレートサイト制作のポイント
- 目的とターゲットを明確にすることが第一歩
- 2.コンテンツ・デザイン・技術をバランス良く組み合わせる
- 3.公開後のデータを分析して改善を繰り返す
- よくある質問(FAQ)
コーポレートサイトのリニューアルすべきタイミングとは?
コーポレートサイトのリニューアルは、適切なタイミングで行うことが成果を左右します。見た目の古さだけで判断するのではなく、ビジネスやマーケティングの観点から「今リニューアルすべきか」を見極めることが重要です。
ここでは、リニューアルを検討すべき具体的な兆候と判断基準を解説します。
コーポレートサイトをリニューアルすべき7つの兆候
以下の項目に1つでも当てはまる場合、リニューアルの検討が必要です。複数当てはまるほど緊急度が上がります。
| 番号 | 兆候 | 具体的な状態 |
|---|---|---|
| ① | デザインが古く感じる | スマホ非対応・PCのみ設計のレイアウト。競合と比べて見劣りを感じる |
| ② | 問い合わせ数が少ない | SEOで流入がなく、訪問しても離脱率が高い。CTAが弱い |
| ③ | 情報が古い・更新しにくい | CMSが未導入で更新に外注が必要。事業内容や実績が古いまま |
| ④ | サイト構造が複雑化した | コンテンツが増えてナビゲーションが分かりにくくなっている |
| ⑤ | ページ表示速度が遅い | Core Web Vitalsのスコアが低く、SEO評価にも悪影響が出ている |
| ⑥ | 会社情報・方針が変わった | 事業領域の拡大・統合、代表交代など。旧情報が残ったままだと信頼性が低下 |
| ⑦ | アクセス数が低下してきた | 以前より検索順位が落ちた。競合に流入を奪われている |
特に重要な判断ポイント
| 観点 | チェック内容 |
|---|---|
| ビジネス | 売上・問い合わせに貢献しているか |
| 採用 | 応募数・質に影響が出ていないか |
| SEO | 検索順位・流入が落ちていないか |
| UX | ユーザーが迷わず目的達成できるか |
これらのうち複数に該当する場合、部分改善ではなく構造的なリニューアルが必要な状態といえます。
リニューアルの最適な周期とは?
コーポレートサイトのリニューアル周期は、一般的に「3〜5年」が目安とされています。その理由は、Web業界の変化スピードが非常に速いためです。
周期が必要な主な理由
- デザイン・UIトレンドの変化
- Googleアルゴリズムの進化
- スマートフォン・デバイス環境の変化
- 自社の事業・サービスの変化
リニューアル周期の目安
| 経過年数 | 状態 | 推奨アクション |
|---|---|---|
| 〜2年 | 問題なし | 部分改善でOK |
| 3〜5年 | 徐々に劣化 | リニューアル検討 |
| 5年以上 | 老朽化 | フルリニューアル推奨 |
特に5年以上経過している場合は、SEOやUXの観点でも大きく遅れている可能性が高く、競合との差が広がる前に対応することが重要です。
今すぐリニューアルすべきかのセルフチェック
以下のチェックリストで「いいえ」が3つ以上あれば、今すぐ動き出すサインです。
- □ スマートフォンで見ても崩れず、快適に閲覧できる
- □ 検索エンジンから月に一定数の流入がある
- □ 問い合わせフォームからのCVが月に複数件ある
- □ 全ページの情報が1年以内に更新されている
- □ 採用ページを見た学生・求職者から応募が来ている
- □ GoogleアナリティクスとSearch Consoleで定期的にデータを確認できている
コーポレートサイトリニューアルの目的・KPI/KGI設定
コーポレートサイトリニューアルで最も重要なのは「なぜリニューアルするのか」という目的の明確化です。目的が曖昧なまま進めてしまうと、デザインや構成がブレてしまい、結果的に成果につながらないサイトになってしまいます。
ここでは、目的別の具体的な成功事例とともに、成果につながる設計方法を解説します。
リニューアルで最もよくある失敗が「目的が曖昧なまま進める」ことです。「なんとなく古いから」ではなく、何のためにリニューアルするのかを最初に言語化することがプロジェクト成功の第一条件です。
目的別リニューアル事例(当社クーミル実績より)
リニューアルの目的は主に3つに分類されます。それぞれの目的によって、重視すべき設計ポイントが大きく異なります。
| 目的 | 主なKGI | クーミル支援実績 |
|---|---|---|
| ブランドイメージの刷新 | 企業認知度・第一印象の向上 | デザイン刷新により採用応募数が前年比1.5倍に増加した事例あり |
| リード獲得の強化 | 月間お問い合わせ件数・資料請求数 | 問い合わせ導線を最適化し、CVR改善を達成した事例あり |
| 採用力の向上 | 採用エントリー数・内定承諾率 | 採用ページ強化により、応募の質・量ともに改善した事例あり |
KPI・KGIの具体的な設定例
「リニューアルの成功」を定量化できないと、制作会社との認識齟齬が起き、公開後の評価もできません。以下を参考に数値目標を設定してください。
| 指標 | KGI(最終目標)の例 | KPI(中間目標)の例 |
|---|---|---|
| リード獲得 | 月間問い合わせ数30件 | 資料請求CV率2.0%・直帰率50%以下 |
| 採用強化 | 採用エントリー数 前年比150% | 採用ページ滞在時間3分以上 |
| ブランド | 指名検索数の増加 | 月間セッション数+30%・ブランドKW順位上昇 |
リニューアル後のKPI/KGI設定の具体例と設定手順
リニューアルの目的は、単に「見た目を新しくすること」ではありません。具体的にリニューアルすることで何を達成させるか明確化することが重要です。
コーポレートサイトのKPI・KGIについて
- ブランディング強化
- 信頼性や専門性を打ち出し、企業イメージを向上させる
- 競合との差別化を図るデザイン・コンテンツの充実
- 採用力の向上
- 採用ページを拡充し、求職者に刺さる情報発信
- 社員インタビューやカルチャー紹介で応募率を高める
- リード獲得の強化
- 資料請求や問い合わせフォームの導線最適化
- SEOやホワイトペーパー設置による集客強化
ゴールを設定することで、制作会社との認識共有がスムーズになり、プロジェクトがブレずに進行することができます。
▼具体的な設定例
- KGI:問い合わせ数 月30件
- KPI:
- SEO流入:月10,000PV
- CVR:1.5%
- 滞在時間:2分以上
▼設定手順
- ビジネスゴールを明確にする
- サイトの役割を定義する
- KGIを設定する
- KGIから逆算してKPIを設定する
- 計測ツール(GA4・Search Console)で追える状態にする
KPIが曖昧なままリニューアルを進めると、「成功か失敗か判断できない状態」になります。必ず数値ベースで評価できる設計にすることが重要です。
経営戦略との整合性を取る
コーポレートサイトは、企業戦略をWeb上で表現する重要なツールです。サイトの方向性が経営戦略やマーケティング戦略と一致していなければ、全体の一貫性が崩れてしまいます。
整合性を取るポイントは以下の通りです。
社内における整合性をとるべきポイント
- 事業戦略とのリンク
- 新規事業の訴求やグローバル展開を反映
- サービスの強みを「言語化」してサイトに反映
- マーケティング戦略との統合
- 広告・展示会・営業活動と連動した導線設計
- コンテンツマーケティングやSEOとの親和性確保
- 社内全体の合意形成
- 営業・人事・広報など各部門の目的を調整
- 経営層のビジョンを正しく反映
特に、部署が細分化されている企業の場合は、各部門ごとにヒアリングや確認工数が生じてきます。これらの連携体制が取れていないと、想定よりも制作時の確認工数が伸びてしまい制作期間が超過してしまう原因にも繋がります。
一方で、経営とサイトの方向性を一致させることができれば、単なるWebデザインではなく「企業の成長を支える戦略的資産」として機能するコーポレートサイトが実現できます。
▼実務フロー
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP1 | 経営戦略の確認 |
| STEP2 | サイトの役割定義 |
| STEP3 | 優先コンテンツの決定 |
| STEP4 | KPI設計 |
経営とズレたサイトは、どれだけデザインやSEOが優れていても成果は出ません。リニューアルの初期段階で、必ず「戦略との整合性」を確認することが重要です。
コーポレートサイトリニューアルでよくある失敗パターン5選
コーポレートサイトのリニューアルは、数百万円規模の投資になることも多く、企業にとって重要なプロジェクトです。しかし、実際の現場では「リニューアルしたのに成果が出ない」というケースが非常に多く見られます。
クーミル株式会社でも数多くのリニューアル支援を行っていますが、成果が出ないプロジェクトには共通する“典型的な失敗パターン”が存在します。ここでは、実務でよくある失敗とその回避策を具体的に解説します。
失敗①:目的が曖昧なまま制作に入る
最も多い失敗が、「とりあえずリニューアルする」という状態でプロジェクトを開始してしまうケースです。目的が曖昧なまま進めると、デザインや構成の判断軸がなくなり、結果として“なんとなく綺麗なサイト”で終わってしまいます。
▼よくある状態
- 「古いから変えたい」だけが理由
- 社内で目的が共有されていない
- KPIが設定されていない
- 部門ごとに意見がバラバラ
▼実際の失敗例(クーミル支援前のケース)
| 状況 | 内容 |
|---|---|
| 目的 | 不明確(ブランディングか集客か不明) |
| 結果 | デザイン重視でCV導線が弱い |
| 成果 | 問い合わせ数が改善しない |
▼失敗を防ぐためにできること
- 「誰に・何を・どうしてほしいか」を言語化
- KGI/KPIを必ず設計
- ペルソナ・導線を先に設計
- 目的ごとにページ役割を明確化
コーポレートサイトは「目的によって構造が変わる」ため、最初に戦略設計を行うことが不可欠です。ここを怠ると、後工程での修正コストも大きくなります。
失敗②:予算が足りずに途中で妥協する
リニューアルでは、初期見積もりよりも「後から追加要件」が発生することが多く、結果として予算不足に陥るケースがあります。その結果、本来必要だった機能やコンテンツを削ることになり、成果が出ないサイトになります。
▼よくある問題
- コンテンツ制作費が削られる
- SEO設計が簡略化される
- CMSや機能を最低限にする
- デザインの質が下がる
▼リニューアル予算が不足している時の対処法
- 最初に「必要予算レンジ」を明確化及び、要件定義の明確化
- 段階的リニューアルに実施する
- ROI(投資対効果)を基準に優先順位を決定
リニューアルは「コスト」ではなく「投資」です。短期的な予算削減よりも、長期的な集客・売上インパクトで判断することが重要です。
失敗③:社内調整によって納期が遅れる
リニューアルプロジェクトでは、関係部署が多くなるため、社内調整が遅れるとスケジュール遅延や品質低下につながります。特に決裁者が不明確な場合、意思決定が進まずプロジェクトが停滞します。
▼よくある課題
- 意思決定者が不明確
- 各部署の意見が対立
- レビューが遅れる
- フィードバックが曖昧
弊社クーミル株式会社では、これらの問題を解決するために、以下のような形で明確化することで制作スケジュールが遅延しないように行っております。
- プロジェクト責任者を明確化
- 決裁フローを事前に定義
- ワイヤーフレーム段階、デザインの段階で合意形成
- 定例MTGで進行管理(デザイン確定までは、毎週MTGを行い、すり合わせする)
サイト制作は「組織プロジェクト」です。制作会社任せではなく、社内体制の整備が成功の鍵を握ります。
失敗④:公開後に更新・運用を放置する
リニューアルは「公開して終わり」ではなく、「公開後がスタート」です。しかし実際には、公開後に更新されず、数年で再び古いサイトになってしまうケースが非常に多いです。
よくある放置パターン
- お知らせしか更新されない
- SEOコンテンツが増えない
- アクセス解析を見ていない
- 改善施策が実行されない
これらの状態が慢性化してしまうと以下のような影響がコーポレートサイトに発生します。
| 状態 | 影響 |
|---|---|
| 更新停止 | SEO順位低下 |
| 分析不足 | 改善できない |
| コンテンツ不足 | CV減少 |
そのため、クーミルでは伴走型で支援する際には以下のような支援を行っております。
- コンテンツ運用計画を事前に設計
- 月次レポートで数値を可視化
- 改善サイクル(PDCA)を構築
サイトは「育てる資産」です。運用設計まで含めてリニューアルしなければ、長期的な成果は出ません。
失敗⑤:SEO設計を後回しにしてリダイレクトを怠る
SEOに関する失敗は、リニューアル後に最も深刻な影響を与えます。特に多いのが「リダイレクト未設定」による検索順位の大幅下落です。こちらは制作会社によって行ってしまうリスクです。
特に、注意が必要な内容となるため、リニューアルする前は必ず制作会社に確認しましょう。
よくあるミス
- URL変更後にリダイレクト未設定
- 旧ページが404になる
- 内部リンクが切れる
- Search Console未設定
当社では、コーポレートサイトのリニューアルを行うときに、リスクを最小限に抑えるため以下の項目を実施しております。
- URL設計の事前整理
- 301リダイレクトマッピング作成
- 検索クエリごとの影響分析
- 公開前後で順位・流入をモニタリング
SEOは「後付けできない設計領域」です。特にリニューアル時は、既存の評価をいかに引き継ぐかが最重要になります。
コーポレートサイトリニューアルの費用・期間の目安
リニューアルの費用は、サイトの規模・機能要件・デザインクオリティ・依頼先によって大きく異なります。以下の早見表を参考に、自社の規模感と照らし合わせてください。
規模別リニューアル費用・期間の早見表
| 規模 | ページ数目安 | 費用目安 | 期間目安 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|
| 小規模 | 〜30ページ | 50〜150万円 | 2〜3ヶ月 | 中小企業 スタートアップ シンプル更新 |
| 中規模 | 30〜100ページ | 150〜500万円 | 4〜6ヶ月 | 成長フェーズの企業 マーケ機能強化 |
| 大規模 | 100ページ超 | 500万円〜 | 6ヶ月〜1年以上 | 上場企業 グループ会社 多言語対応 |
小規模(50〜150万円・2〜3ヶ月)
フリーランスや小規模制作会社に依頼するケースが多い価格帯です。
WordPressなどの汎用CMSを使い、テンプレートをカスタマイズして制作します。スピード感があり費用を抑えられる一方、SEO設計やUI/UXの戦略的な作り込みは限られます。
「まず形にしたい」「予算が少ない」という場合に適していますが、数年後に再リニューアルが必要になるケースも多いです。
中規模(150〜500万円・4〜6ヶ月)
多くのBtoB企業がもっとも選ぶ価格帯です。
要件定義・ペルソナ設計・競合分析から入り、SEO・UI/UX・CVR改善を設計に組み込んだ本格的なリニューアルが可能です。クーミル株式会社では、この価格帯での支援実績が最も豊富であり、問い合わせ増加・採用応募増といった成果につながるサイトを多数構築しています。
大規模(500万円〜・6ヶ月〜1年以上)
上場企業・グループ企業・グローバル対応が必要な企業が対象です。
多言語展開・CRMとの連携・IRサイト統合・アクセシビリティ対応など複雑な要件を持ちます。複数の制作会社を競合コンペで比較し、RFP(提案依頼書)を通じて要件を精緻化することが重要です。検討期間だけで半年〜1年かかるケースもあります。
費用を左右する主な4つの要因
同じ規模感でも、以下の要因によって費用は大きく変動します。見積もりを取る前に整理しておきましょう。
| 要因 | 費用が上がる条件 | 費用を抑えるには |
|---|---|---|
| デザインの独自性 | 完全オリジナルデザイン アニメーション | テンプレートベースでカスタマイズ |
| ページ数・コンテンツ量 | ページ数が多い 記事数が多い | 不要ページを統廃合してからリニューアル |
| 機能・システム連携 | CRM連携 会員機能 多言語 | 最小限の機能から始めて段階的に追加 |
| コンテンツ制作 | ライティング 写真撮影 動画制作込み | 社内で原稿・素材を用意する |
企業サイトのリニューアル前に整理すべき4つの準備
制作に入る前の準備が、プロジェクトの成否を大きく左右します。
クーミルが提案時に独自に分析した上でクライアントに提出している4ステップを解説します。この準備を行うことで、制作会社との認識の齟齬を防ぎ、スムーズなプロジェクト進行が実現します。
STEP1|現状サイトの課題分析(GA4・Search Console活用)
まず現在のサイトが「どこで失敗しているか」を数値で把握します。感覚だけで課題を決めると、改善方向を誤ります。以下の指標を中心に分析してください。
| 分析ツール | 確認すべき指標 | 判断の基準 |
|---|---|---|
| GA4 | セッション数・直帰率・平均滞在時間・CV数 | 直帰率70%以上・滞在時間1分未満は要改善 |
| Search Console | クリック数・表示回数・CTR・検索順位 | CTR2%未満・表示されているのにクリックされない |
| ヒートマップ(例:Clarity) | スクロール率・クリック位置・離脱箇所 | CTAより前で離脱が多い場合は導線を見直す |
STEP2|競合サイトの調査・ベンチマーク設定
競合サイトの分析は「自社の立ち位置」と「差別化ポイント」を明確にするために欠かせません。
BtoB領域では特に、競合も似たようなメッセージを発信していることが多いため、「なぜ自社を選ぶのか」をサイトで示す必要があります。調査の視点は以下の通りです。
調査例
- デザインの傾向(先進的・堅実・保守的)
- コンテンツの充実度(事例紹介・ホワイトペーパー・ブログの有無)
- 問い合わせ・資料請求への導線設計のわかりやすさ
- SEO対策の状況(ドメイン評価・獲得キーワード・検索順位)
- 採用ページの充実度(社員インタビュー・カルチャー情報)
STEP3|ペルソナ設計とカスタマージャーニーの整理
「誰に向けたサイトか」を明確にすることが情報設計の出発点です。
- ペルソナ設計
- 属性(役職、業界、課題)を具体化
- 課題やニーズを言語化
- 情報収集の行動パターンを整理
- カスタマージャーニーの整理
- 認知 → 比較検討 → 問い合わせ → 契約までのステップを可視化
- それぞれの段階で「どんな情報が必要か」を洗い出す
BtoBでは購買決定者・担当者・技術者・経営層など複数のペルソナが存在するため、それぞれのニーズに合わせたコンテンツと導線が必要です。
ペルソナを定義したら、「認知 → 比較検討 → 問い合わせ → 契約」のカスタマージャーニーを可視化し、各フェーズでサイトに求められる役割を整理します。
STEP4|RFP(提案依頼書)の作成と社内合意形成
RFPとは制作会社に提出する「提案依頼書」のことです。
リニューアルの背景・目的・ターゲット・機能要件・予算・スケジュールをまとめることで、制作会社からの提案の質が格段に上がり、比較もしやすくなります。RFPに盛り込むべき主な項目は以下の通りです。
- リニューアルの背景・経緯(なぜ今か)
- 達成したい目的・KGI/KPIの目標値
- ターゲットペルソナとカスタマージャーニー
- 必要なページ一覧・サイトマップ草案
- 必要な機能(CMS・フォーム・CRM連携など)
- 予算の上限・希望する公開時期
- 参考にしたい競合サイトまたはデザインイメージ
コーポレートサイトリニューアルの進め方
コーポレートサイトのリニューアルは、場当たり的に進めると必ず後戻りが発生します。そのため、ステップごとに役割を明確化し、計画的に進めることが成功のポイントです。以下では、制作を6つのステップに分けて解説します。
まずは、社内にプロジェクト体制を整えることが重要です。コーポレートサイトは全社的な情報を扱うため、関係部署が多くなりがちです。責任者・担当者・決裁者の役割を明確にすることで、意思決定のスピードが上がります。
体制づくりのポイント:
- プロジェクトリーダー:全体進行と調整役
- 担当部門代表:営業・人事・広報・経営企画など
- 決裁者:最終承認を行う経営層
- 外部パートナー:制作会社・ライター・カメラマンなど
制作会社の選定時には、実績や業界理解だけでなく「運用サポート力」もチェックすることが大切です。
に、要件定義を行います。ここで決めた内容が後の工程すべてに影響するため、丁寧な作業が求められます。
要件定義の内容例:
- 機能要件:問い合わせフォーム、CMS導入、検索機能
- デザイン要件:ブランドカラー、フォント、トーン&マナー
- コンテンツ要件:必須ページ(会社概要、採用、事業紹介など)
- SEO要件:キーワード、内部リンク設計
さらに、ワイヤーフレームを作成し、情報設計を可視化することも有効です。UXを意識して、ユーザーが求める情報に最短でたどり着ける構造を意識しましょう。
定義をもとにデザインを制作します。BtoBのコーポレートサイトでは「信頼感」「誠実さ」を伝えることが第一ですが、同時に「差別化」や「記憶に残るデザイン」も重要です。
デザイン検討のポイント:
- UI/UX:見やすさ、使いやすさ、レスポンシブ対応
- ビジュアル表現:写真や動画を活用し、企業のリアルを伝える
- ブランディング:コーポレートカラーやロゴの活用で一貫性を保持
- アクセシビリティ:色覚バリアフリー、フォントサイズ調整
初期段階で参考デザインを共有し、方向性を決めてから制作を進めるとスムーズです。
ーポレートサイトの価値を決めるのは「コンテンツ」です。いくらデザインが優れていても、情報が不十分では成果につながりません。
代表的なコンテンツ例:
- 企業概要・沿革:信頼を高める基本情報
- 事業紹介・サービスページ:具体的な提供価値を伝える
- 採用ページ:社員インタビュー・働き方・福利厚生を明示
- ニュースリリース:最新情報の発信による透明性の確保
- 導入事例や実績紹介:信頼性の強化、営業支援につながる
さらに、SEOを意識して「検索されるキーワードを盛り込む」ことが不可欠です。ライティング段階からSEOを考慮しておくと、公開後の集客効果が高まります。
デザインとコンテンツが固まったら、実際に開発・実装を行います。ここでの選択が運用のしやすさに直結するため、慎重な判断が必要です。
実装時の検討事項:
- CMS選定:WordPress、HubSpot、独自CMSなど。更新頻度や担当者スキルを考慮
- セキュリティ対策:SSL化、脆弱性対策、ログイン管理
- サイトパフォーマンス:表示速度の最適化、キャッシュ活用
- 多言語対応:グローバル展開を意識する場合に必須
開発段階では「保守性」と「拡張性」を意識した実装を行うと、将来的なリニューアルや機能追加もスムーズになります。
完成後は公開前に徹底したテストを行い、不具合やユーザビリティ上の問題を洗い出します。ここでの確認不足は、ユーザー離脱や信頼低下につながるため要注意です。
テスト内容の例:
- 動作確認:リンク切れ、フォーム送信、検索機能の動作チェック
- 表示確認:PC/スマホ/タブレット、主要ブラウザでの表示テスト
- セキュリティ確認:ログイン周りや個人情報送信のテスト
- ユーザーテスト:社内や一部顧客に使ってもらい、改善点を洗い出す
問題を解消した後に公開スケジュールを調整し、社内外へのアナウンスを行うとスムーズです。
コーポレートサイトのリニューアルを成功させる流れについては、当社のコーポレートサイト制作サービスで多くの実績がございます。
制作を進める前に整理すべき情報とは?
リニューアルを円滑に進めるためには、実際の制作に入る前に必要な情報を整理しておくことが重要です。
これを怠ると、デザインや開発の途中で方向性がブレたり、追加工数が発生するリスクが高まります。ここでは、最低限押さえておくべき4つの準備ポイントを解説します。
本内容は、「Web制作会社から相談や提案を受けて準備する」でも全く問題ございません。客観的な目線で分析した内容や、制作会社の知見を含めることでよりブラッシュアップされたサイトを構築できます。
1.サイトマップ(情報設計)の草案作り
サイトマップは、コーポレートサイトの「設計図」といえる存在です。どの情報をどの階層に配置するかを明確にし、ユーザーが迷わず目的の情報へ到達できる構造を整えます。

弊社からは、先方から頂いた要望や簡単なサイトマップから、貴社の目標を達成するためのサイトマップを再設定して提出しております。
草案段階で全体像を可視化しておくと、関係者間での合意形成がスムーズに進めることができます。
デザイン要件(ブランドトーン、ビジュアルの方向性)
デザインは単なる見た目ではなく、企業のブランドを体現する重要な要素です。サイト全体で一貫したトーンを保つために、事前に「どんな印象を与えたいか」を定義しておきましょう。
具体的なイメージ
- 信頼感・堅実さをアピールしたい:
シンプルな配色、直線的なレイアウト - 革新性・先進性をアピールしたい:
大胆なビジュアル、モーション表現 - 親しみやすさを伝えたい:
柔らかい色合い、丸みのあるデザイン
この方向性を制作会社に伝える際には、参考サイトやブランドガイドラインを提示すると認識のズレを防げます。
機能要件(問い合わせフォーム、CMS、採用管理システム連携など)
コーポレートサイトには「情報を発信する役割」と同時に「業務を効率化する役割」も期待されます。そのため、リニューアル前に必要な機能を洗い出しておくことが大切です。
代表的な機能例
- 問い合わせフォーム(スパム対策、担当部署ごとの振り分け)
- CMS(WordPressなど更新のしやすさを重視)
- CRMとの連携(SalesforceやHupSpot等の連携)
- コンテンツ機能の有無
- 会員登録機能
- 採用管理システムとの連携(エントリー情報の自動取り込み)
- 資料ダウンロード機能(リード獲得につながる)
機能要件を事前に整理しておくことで、後から「この機能も欲しい」等で追加の費用の発生や納期の遅延を防ぐことができます。
SEO要件(キーワード戦略、内部リンク設計、構造化データ)
コーポレートサイトは「検索から見つけてもらう」ことが成果につながるため、SEO要件を初期段階で設計に組み込むことが必須です。
SEO対策は、サイトリニューアルを成功させるためのポイントです。SEOは専門的な知識が必要であるため、これらはWeb制作会社が検討することが多いです。とはいえ、知識として知っておくことは重要ですので、確認しておきましょう。
整理しておくべき項目
- キーワード戦略:
事業領域ごとに狙う検索ワードを決定 - 内部リンク設計:
サービスページ → 事例 → 問い合わせ などの導線を意識 - 構造化データ:
会社情報、FAQ、採用情報などを検索結果でリッチに表示させる - メタ情報のテンプレート:
タイトル・ディスクリプションの方針を決定
SEO要件を土台から組み込むことで、公開直後から検索流入を見込める設計が可能になります。
WEB制作会社の選び方・比較ポイント5選
制作会社の選定はリニューアル成功に直結する重要な意思決定です。「有名だから」「安いから」だけで選ぶと後悔するケースが少なくありません。以下の5点を基準に複数社を比較してください。
制作会社を選ぶ5つの基準
| 基準 | 確認すべきポイント | NGサイン |
|---|---|---|
| 実績・業種理解 | 自社と近い業種の制作事例があるか | 実績ページがなく、見せてもらえない |
| SEOへの知見 | SEO設計を制作に組み込んでいるか | 「SEOは別途」「やれますよ」だけで根拠がない |
| 提案の質 | RFPに対して課題解決型の提案か | テンプレート的で自社の課題に向き合っていない |
| 運用サポート力 | 公開後のサポート体制があるか | 「納品で終わり」で改善提案がない |
| コミュニケーション | 担当者のレスポンスが速いか | 最初の問い合わせ対応が遅い会社は要注意 |
コンペ・相見積もりの正しい進め方
中規模以上のリニューアルでは、複数社からの相見積もりまたはコンペを強く推奨します。
同一条件で比較することで、費用の適正性・提案力・パートナーとしての相性を客観的に評価できます。コンペを実施する際は、参加社数を3〜5社に絞り、評価基準(費用・提案内容・実績・体制)を事前に明示することで、提案の質が格段に上がります。
コーポレートサイトリニューアル後の運用と改善について
コーポレートサイトは公開した瞬間がゴールではなく、むしろスタートです。
公開後にアクセス状況やユーザーの行動を分析し、改善を重ねることで初めて成果につながります。ここでは運用段階で重視すべきポイントを解説します。
1.アクセス解析による効果測定

サイト公開後は、アクセス解析を通じて現状を数値化することが必須です。Google AnalyticsやSearch Consoleを用いれば、訪問者数や流入経路、CV(コンバージョン)などを把握できます。
解析で確認すべき主な指標
- セッション数:サイト全体の訪問数
- 直帰率:1ページで離脱した割合
- 平均滞在時間:コンテンツの読み込み度合い
- CV数/CV率:問い合わせや資料請求の成果
これらのデータを定期的にチェックすることで「どのページが成果を出しているか」「改善すべき導線はどこか」が明確になります。
定期的なコンテンツ更新とSEO対策
リニューアル後も情報を更新し続けることで、コーポレートサイトの鮮度と信頼性が維持されます。更新が止まっているサイトは「活動していない企業」という印象を与えてしまうリスクがあるため注意が必要です。
更新すべき代表例:
- 最新ニュース/プレスリリース
- 導入事例や顧客インタビュー
- 採用情報・社員インタビュー
- 業界コラムやホワイトペーパー
さらに、公開後もSEOの状況を確認し、狙ったキーワードでの順位変動をモニタリングしましょう。必要に応じてタイトル・メタ情報・内部リンクを調整することで検索流入を安定的に増やせます。
ユーザー行動データを活用した改善サイクル
アクセス解析だけでなく、ユーザーの具体的な行動を把握し改善につなげることが大切です。ヒートマップツールやセッションリプレイを活用すれば「どこで離脱したのか」「どのボタンがクリックされているのか」が視覚的にわかります。
改善サイクルの流れ
- データ収集(アクセス解析・ヒートマップ)
- 課題発見(離脱率の高いページや導線)
- 仮説立案(CTAの位置変更、コンテンツ追加など)
- 改善施策の実施
- 効果検証(数値変化を確認)
このPDCAを継続的に回すことで、サイトは「常に成長する営業資産」として機能していきます。
リニューアル成功チェックリスト30項目
企画から公開後の運用まで、リニューアルを成功させるための確認事項を30項目にまとめました。担当者・制作会社双方で活用してください。すべてにチェックが入った状態でリニューアルに臨むことで、典型的な失敗を未然に防げます。
企画・準備フェーズ(10項目)
- □ リニューアルの目的・KGI/KPIを数値で言語化した
- □ 現状サイトをGA4・Search Consoleで分析し課題を特定した
- □ 競合5社以上のサイトを調査・比較分析した
- □ ターゲットペルソナと主要カスタマージャーニーを設計した
- □ 社内全関係部門からヒアリングを完了した
- □ リニューアルの必須・推奨・あれば良い機能を分類した
- □ 予算上限と希望公開時期を社内で合意した
- □ RFP(提案依頼書)を作成し制作会社に提示した
- □ 複数社から提案・見積もりを取得し比較した
- □ 制作会社の契約内容(スコープ・保守・著作権)を確認した
制作・開発フェーズ(10項目)
- □ サイトマップ(全ページ構成)を確定した
- □ 主要ページのワイヤーフレームを制作会社と確認した
- □ デザインの方向性(参考サイト・カラー・トーン)を合意した
- □ キーワード戦略と内部リンク設計をSEO視点で設計した
- □ 各ページのタイトル・メタディスクリプションを設定した
- □ CMS選定とコンテンツ更新フローを決定した
- □ フォームのスパム対策・担当部署への振り分けを設定した
- □ SSL化・セキュリティ対策・ログイン管理を実施した
- □ PC・スマホ・タブレット・主要ブラウザでの表示確認をした
- □ ページ表示速度(Core Web Vitals)を計測・最適化した
公開・運用フェーズ(10項目)
- □ 旧URL → 新URLへの301リダイレクトを全ページ設定した
- □ Google Search Consoleにサイトマップを送信した
- □ GA4のトラッキングコードが全ページで正常に動作している
- □ 会社名・電話番号・SNSリンクなど基本情報を全ページ確認した
- □ 社内外(取引先・採用候補者・株主)へリニューアルをアナウンスした
- □ 名刺・メール署名・各種資料のURL・ドメインを更新した
- □ 公開後2週間はアクセス状況・順位を毎日モニタリングしている
- □ コンテンツ更新カレンダーを作成し月次更新の仕組みを作った
- □ ヒートマップツールを導入しユーザー行動の可視化を始めた
- □ 3ヶ月・6ヶ月後の効果検証スケジュールを社内で設定した
成功するコーポレートサイト制作のポイント
コーポレートサイトのリニューアルは時間もコストもかかる大きなプロジェクトです。成果を出すためには、プロジェクト開始前から公開後の運用まで一貫して意識すべきポイントがあります。ここではその中でも特に重要な3つを整理しました。
目的とターゲットを明確にすることが第一歩
最も重要なのは「なぜリニューアルするのか」「誰に向けたサイトなのか」を明確にすることです。目的が不明確なまま進めると、デザインやコンテンツが場当たり的になり、結果として効果を発揮できません。
1.情報の整理
- 目的:ブランド強化/採用力向上/リード獲得 など
- ターゲット:経営層、購買担当者、求職者、株主 など
- 期待する成果:問い合わせ件数の増加、応募数の増加、SEO流入アップ
最初に目的とターゲットを定義しておくことで、制作会社とも共通認識を持って進行でき、成果につながりやすくなります。
2.コンテンツ・デザイン・技術をバランス良く組み合わせる
コーポレートサイトの価値は「コンテンツ」「デザイン」「技術」の三位一体で決まります。どれか一つに偏っても成果は限定的です。
- コンテンツ:事業内容・実績・採用情報を充実させ、検索でも発見されやすくする
- デザイン:ブランドの信頼感を表現し、ユーザーが迷わない導線を設計
- 技術:CMS導入、セキュリティ強化、モバイル最適化など、使いやすさと安全性を担保
この3要素が噛み合うことで、訪問者にとって「使いやすく信頼できるサイト」になり、企業の魅力を効果的に伝えられます。
3.公開後のデータを分析して改善を繰り返す
リニューアルは完成ではなくスタートです。公開後にアクセス解析やユーザーデータを活用し、改善を継続することで初めて「成果を生み続けるコーポレートサイト」となります。
改善の具体例:
- CV導線の再設計(ボタン位置やCTA文言の見直し)
- SEO順位の変動に応じたコンテンツ強化
- ユーザーテストをもとにしたUI改善
- 最新情報の発信による企業活動の透明性アップ
この「改善サイクル」を止めないことが、理想的なサイトを長期的に維持する秘訣です。デザイン性の高いウェブサイト制作なら、弊社のコーポレートサイト制作サービスをご検討ください。
よくある質問(FAQ)
- コーポレートサイトのリニューアルにはどれくらいの期間がかかりますか?
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規模や要件によりますが、一般的には 3〜6か月程度が目安です。
要件定義やコンテンツ準備に時間を要するケースが多いため、社内調整を含めて余裕を持ったスケジュールを立てることが重要です。
ホームページ制作の期間はどのくらい?目安・工程・早く作る方法まで解説ホームページを制作する際、制作会社へ制作期間が気になる方も多いでしょう。結論、ホームページの制作期間は、サイトの規模や機能によって数ヶ月程度… - リニューアル費用はどのくらいかかりますか?
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サイト規模や機能、デザインのクオリティによって変動します。
小規模で100万円前後、中規模で200〜500万円、大規模では1,000万円以上かかることもあります。見積もり前に要件を明確にすることで、適正な費用感を把握できます。
ホームページ制作・作成費用の相場を解説-料金内訳・ページ数別・業種別に紹介ホームページを作りたいと考えたとき、多くの企業が最初に気になるのが「ホームページ作成費用」です。 しかし実際には、ホームページ制作費用は 数万… - 制作会社を選ぶ際のポイントは何ですか?
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A. 実績や提案力に加え、運用サポート体制やSEOへの理解も重要です。
単なるデザイン会社ではなく、ビジネス課題に合わせて改善提案ができるパートナーを選ぶと長期的に成果が出やすくなります。
おすすめのWebサイト制作会社を比較!目的別の選び方を紹介ホームページ制作を検討しているが、外注先のWeb制作会社・ホームページ制作会社の選定やWebサイト制作費用でお悩みではありませんか? 特に、ホーム… - CMSは導入したほうが良いですか?
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更新頻度が高い企業は導入がおすすめです。
WordPress、Movable type、HubSpotなどのCMSを利用すれば、専門知識がなくても情報更新が容易になります。運用コスト削減やスピード感ある情報発信につながります。
ホームページ制作に役立つCMSとは?メリットや注意点と無料CMSを紹介近年、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を活用したホームページ制作が増えてきました。個人だけではなく、制作会社に依頼する際もCMSを用い… - スマホ対応(レスポンシブ対応)は必須ですか?
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現在のWeb利用はモバイルが主流で、検索順位にも影響します。特にBtoBでも約半数以上のユーザーがスマホで情報収集を行っているため、レスポンシブ対応は必須です。
- リニューアル後、SEO効果はすぐに出ますか?
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多くの場合、効果が現れるまでに3〜6か月程度かかります。
検索エンジンに新しいサイト構造が評価されるまで時間を要するため、公開後も継続的なSEO対策が必要です。
SEO対策の効果が出るまでの期間は?早期に効果を感じるための内部・外部施策ホームページやコンテンツを作ったものの、「検索結果に上位表示されない」と悩んでいませんか? ホームページやコンテンツを検索上位に表示させるた… - コンテンツはどのように準備すれば良いですか?
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既存コンテンツやサービスを改めて見直しをして、情報や画像をまとめることから始めましょう。具体的な内容は、制作会社と協力しながら用意すべきコンテンツを精査することをお勧めします。
- 社内で準備すべきことは何ですか?
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プロジェクト体制の整備、要件整理、各部門からの要望収集が重要です。また、会社概要やサービス資料などの一次情報をまとめておくと、制作会社との打ち合わせがスムーズに進みます
- 公開後に注意すべきことは?
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公開して終わりではなく、アクセス解析による効果測定と改善が重要です。問い合わせ導線の改善やSEO施策を継続することで、成果につながるコーポレートサイトへと成長します。
ヒートマップ分析とは?各解析方法について活用事例を徹底解説 | デジマーケ(DEGIMARKE)|クーミル株式会…ヒートマップ分析は、サイトの熟読率・CTAのクリック率の改善などに大きく寄与します。本記事ではヒートマップ分析の見方及び具体的な活用方法と共に…デジマーケ(DEGIMARKE)|クーミ… - リニューアルと新規制作はどちらが良いですか?
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現行サイトの資産を活かせる場合はリニューアルが効率的ですが、構造が複雑・技術的に古い場合は新規制作を選ぶこともあります。費用や工数を比較し、長期的な運用しやすさで判断すると良いでしょう。