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CMS種類と選び方を解説!拡張性と操作性に優れたCMSをご紹介

CMS種類と選び方を解説!拡張性と操作性に優れたCMSをご紹介

今回の記事では、CMSの種類とそれぞれの用途に合わせた選び方について解説していきます。

多数のウェブサイト制作・運用の経験をもとに、開発者の視点だけではなく、ユーザー視点で使いやすいCMSをご紹介します。

また、最近注目を集めているヘッドレスCMSについても詳しく解説しますので、ぜひご注目ください!

Webサイトの新規制作を考えている方や、既存サイトのリニューアルを検討中の方にとって、この記事が役立つ情報を提供できれば幸いです。

この記事で得られること:
  1. CMSの選び方
  2. 各種CMSの特徴
  3. CMS導入事例

注釈:本記事では「CMS(コンテンツ管理システム)」を広く捉えています。CMSとはウェブサイトのコンテンツを作成・管理するためのツールであり、例えば、ECサイト構築ツールやノーコード開発ツールなど、ウェブサイトのコンテンツを作成・管理するための多様なツールを含めてご紹介いたします。

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    拡張性と操作性に優れたCMSおすすめ4選!

    拡張性と操作性に優れたCMSおすすめ4選!

    CMSの選びのポイントは次の2点です。

    1. 拡張性
    2. 操作性

    拡張性があることで新たな機能やサービスが必要になったときに別のシステムへの乗り換えを避けることができます。

    さらに、直感的で簡単な操作性は、コンテンツの追加や更新を効率的に行うことを可能にし、日々の管理作業の負担を軽減します。

    記事の前半では、拡張性と操作性のバランスがとれた次の4つのCMSをご紹介します。

    1. WordPress
    2. microCMS
    3. Shopify
    4. STUDIO

    また、記事の後半では、上記CMS以外も網羅的に紹介していますのでぜひCMS選びの参考にしてください。

    ①WordPress:CMS界の不動の王者

    拡張性・操作性が高いおすすめのCMS:WordPress

    WordPressは、その使いやすさと多機能性で知られるCMSです。無料で利用でき、豊富なプラグインとテーマにより、幅広いタイプのウェブサイトをカスタマイズできます。初心者から上級者まで、幅広いユーザーに適しています。

    WordPressがおすすめの方

    1. SEO対策やカスタマイズ性を重視するWeb担当者
    2. 多機能なウェブサイトを求める中小企業
    3. コストを抑えて効果的なウェブサイトを構築したいビジネスオーナー

    WordPressは初心者から上級者まで幅広いユーザーに適しています。特に、多機能なウェブサイトを低コストで構築したい中小企業や個人プロジェクトに最適です。SEO対策やカスタマイズ性を重視するWeb担当者にも優れた選択肢です。

    WordPressの用途一例

    • コーポレートサイト:サービス内容や、お知らせ、ブログの更新などが管理できる
    • オウンドメディア:専門的なコンテンツやニュースを管理できる
    • 採用サイト:企業文化や職場環境を紹介するための社員インタビュー、キャリアパス、採用情報などを管理できる
    • ポートフォリオサイト:クリエイターやフリーランスが自身の作品やプロジェクトを管理できる

    WordPressの料金・特徴

    WordPress自体は無料で利用でき、多くのプラグインやテーマも無償で提供されています。必要に応じて有料のプラグインやテーマを利用することも可能です。

    項目詳細
    料金無料
    導入方法自社もしくは制作会社が用意したサーバーにWordPressをインストール
    導入サイト例・コーポレートサイト
    ・メディアサイト
    ・ECサイト
    ・サービスサイト
    ・ブランドサイト
    ・採用サイト
    ・ポートフォリオサイト
    WordPressメリット
    • 高コストパフォーマンス:無料で利用でき、多くの機能を低コストで実現できる。
    • 豊富なカスタマイズ性:プラグインとテーマにより、様々なニーズに応えるカスタマイズが可能。
    • SEO設定の自由度:オープンソースならではの柔軟性により、トレンドに合わせたSEO設定が可能で、クラウド型CMSでは提供されない追加のSEO設定を実装できます。
    WordPressデメリット
    • メンテナンスの必要性:定期的なアップデートやセキュリティ管理が必要。
    • 表示速度の変動:プラグインの多用により、時に表示速度が低下することがある。
    • セキュリティリスク:オープンソースであるため、使用するプラグインやカスタマイズによってはセキュリティ上の脆弱性が生じることがあります。

    WordPressはその使いやすさと豊富なプラグインで知られています。これにより、高度なカスタマイズが可能ですが、セキュリティ維持には定期的なアップデートと注意が必要です。また、次に説明するmicroCMSのようなヘッドレスCMSと比較して、サイトの表示速度が遅くなることがあります。

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    ②microCMS:日本で最も勢いのあるヘッドレスCMS

    拡張性・操作性が高いCMS:microCMS

    microCMSは、ページの読み込みが速いことで知られるヘッドレスCMSです。ヘッドレスCMSとは、従来のCMSとは異なり、ウェブサイトのデザインとコンテンツ管理を分離する技術です。

    これにより、ウェブページの表示速度が向上します。従来のCMSとは異なる技術を用いてウェブサイトの速度を向上させ、これによりユーザーに快適な体験を提供します。

    microCMSがおすすめの方

    1. 高速なウェブサイトを求めるビジネスオーナーやWeb担当者
    2. 複数のサイトやアプリでコンテンツを効率的に管理したい方
    3. 新しい技術を取り入れたウェブサイト開発に興味のある企業

    microCMSは、特に速度と効率性を重視するビジネスオーナーやWeb担当者に適しています。PV数の多いメディアサイトや、複数のデバイスやアプリでコンテンツを効率的に管理したい企業に最適です。また、新しい技術を取り入れたい開発者にも向いています。

    microCMSの用途一例

    • コンテンツ量が多く更新が必要なサイト: 記事やニュースを中心としたコンテンツを扱うオウンドメディアやニュースサイト、ポータルサイト等
    • マルチプラットフォーム対応サイト: 異なるデバイスやアプリケーション間でコンテンツを共有する必要があるサイト

    microCMSの料金・特徴

    microCMSは、ビジネスの規模や必要な機能に応じて選べる柔軟な料金プランを提供します。無料から始めることができ、必要に応じてアップグレードすることが可能です。

    項目詳細
    料金Hobbyプラン:0円
    Teamプラン:月額4,900円〜
    Businessプラン:月額63,000円〜
    Advancedプラン:月額150,000円〜
    導入方法アカウント登録後、APIを通じてコンテンツをフロントエンドに統合する
    導入サイト例・コーポレートサイト・メディアサイト・ECサイト・サービスサイト・ブランドサイト・採用サイト
    ・Webアプリ
    ・モバイルアプリ
    microCMS導入事例
    microCMSメリット
    • 高速パフォーマンス:快適なユーザー体験を提供し、検索エンジンの評価を向上させる。
    • 柔軟なコンテンツ管理:複数のデバイスやチャネル間でのコンテンツ管理を容易にする。
    • 日本語でのサポート体制:国産のヘッドレスCMSで開発・運用面でのサポートが受けられる。
    microCMSデメリット
    • 専門知識の必要性:APIの使用やウェブサイトのカスタマイズに、特定の技術的理解が必要。
    • 限られたプラグイン:WordPressと比較すると、microCMSでは利用可能なプラグインの選択肢が限られている。
    • 初期開発コストの増加:WordPressに比べて、初期のフロントエンド開発に追加の時間とコストがかかることがある。

    microCMSは高速なページ表示が特徴で、特にAPIを介した動的なコンテンツ配信に優れています。しかし、WordPressと比較するとカスタマイズの選択肢が限られており、特定の技術的知識が必要です。

    microCMSに関する最新情報(2024年5月)

    microCMSを運営する株式会社microCMSは、2024年5月9日付で、株式会社エイチームへ株式100%を譲渡した関係でグループ会社となっております。

    プレスリリースにもございますが、現状として料金やサービス体制に変更はないとされています。

    ③Shopify:長期運用・売上増加を見据えたECサイト作成サービス

    ③Shopify:長期運用・売上増加を見据えたECサイト作成サービス

    Shopifyは、特にEコマースに特化したCMSです。ユーザーフレンドリーなインターフェースと、強力な販売ツールを備え、オンラインストアの迅速な立ち上げを可能にします。月商数千万円以上を目指す企業にとって、信頼性の高い選択肢です。

    Shopifyがおすすめの方

    1. オンラインショップの迅速な立ち上げを目指すビジネスオーナー
    2. 柔軟なカスタマイズと強力な販売ツールを求めるEC運営者
    3. 信頼性と拡張性を兼ね備えたECプラットフォームを探している企業

    Shopifyは、オンラインショップの迅速な立ち上げを目指すビジネスオーナーやEC運営者に最適です。長期運用や売上増加を見据えたECサイトを構築したい企業にとって信頼性の高いプラットフォームです。

    Shopifyの用途一例

    • オンラインストアの構築と運営: 商品のオンライン販売と管理。
    • マルチチャネル販売: オンライン、実店舗、SNSなど、複数の販売チャネルを通じた商品販売、在庫管理。
    • グローバルEコマース: 国際的な市場への商品販売と管理。

    Shopifyの料金・特徴

    Shopifyは、異なる規模のビジネスに対応するための複数の料金プランを提供しています。基本プランから始め、ビジネスの成長に応じてスケールアップできます。

    項目詳細
    料金ベーシックプラン:月額33ドル
    スタンダードプラン:月額92ドル
    プレミアムプラン:月額399ドル
    導入方法アカウント登録後、テーマのカスタマイズやアプリの開発を通じてオンラインストアを構築
    導入サイト例ECサイト
    Shopify導入事例
    Shopifyメリット
    • ユーザーフレンドリー:直感的な操作性で、初心者でも簡単に利用できる。
    • 豊富な販売ツール:売上向上に貢献する多様な販売機能を提供。
    • 高い拡張性:アプリや外部サービスとの連携により、カスタマイズが容易。
    Shopifyデメリット
    • 料金体系:追加機能やトランザクション手数料により、コストが上昇することがある。
    • テンプレートの限定:無料テンプレートの選択肢が限られている場合がある。
    • 専門的な知識の必要性:特定のカスタマイズや機能追加には、技術的な知識が必要な場合がある。

    Shopifyは、特にオンライン販売の成長と拡大を目指すビジネスに適したCMSです。その使いやすさと強力な販売ツールにより、ECサイト運営の成功をサポートします。

    ​​関連記事:ECサイト作成サービスの種類を解説した記事はこちら

    STUDIO:短納期でウェブページ公開が可能なノーコードツール

    STUDIO:短納期でウェブページ公開が可能なノーコードツール

    STUDIOは、ノーコードツールであり、一般的なCMSとは異なるアプローチでウェブデザインと公開を可能にします。

    迅速にウェブページやサイトをデザインし公開することが可能で、特に短納期のプロジェクトに適しています。上位プランではCMS機能も提供されており、ブログ投稿などが可能ですが、本格的なオウンドメディアにはWordPressやmicroCMSなどのCMSの利用が推奨されます。簡単なお知らせの更新などはSTUDIOでも十分対応可能です。

    STUDIOがおすすめの方

    1. 短期間でウェブページを立ち上げたいビジネスオーナーやマーケター
    2. コーディングなしでクリエイティブなウェブサイトを作りたいクリエイター
    3. 簡易的なウェブサイトやランディングページの作成を求める担当者

    STUDIOは、短期間で直感的にウェブサイトを構築したいユーザーに適しています。特に、短納期で魅力的なウェブサイトやランディングページを必要とするビジネスオーナーやマーケター、コーディングスキルがないクリエイターにおすすめです。

    STUDIOの用途一例

    • 迅速なキャンペーンページの作成: 短期間でのプロモーションページの作成と公開。
    • イベント告知ページ: イベントの詳細や情報を管理し、告知するためのページ。
    • ランディングページ: マーケティングキャンペーンや特定のプロモーションのためのページ。

    STUDIOの料金・特徴

    STUDIOは基本機能を無料で提供しており、より高度な機能が必要な場合は有料プランにアップグレードすることができます。

    項目詳細
    料金Freeプラン:月額0円
    Starterプラン:月額1,480円
    CMSプラン:月額3,280円
    Businessプラン:月額5,680円
    導入方法アカウント登録後、ウェブ上で直接デザインし公開する
    導入サイト例・ランディングページ・コーポレートサイト・メディアサイト・サービスサイト・ブランドサイト・採用サイト・ポートフォリオサイト
    STUDIO導入事例
    STUDIOメリット
    1. 迅速なウェブデザインと公開:直感的な操作で短時間にウェブページをデザインし公開できる。
    2. ノーコード操作:コーディング知識がなくてもクリエイティブなデザインが可能。
    3. 柔軟な適用範囲:ランディングページから簡易的な企業サイトまで幅広く対応。
    STUDIOデメリット
    1. SEO設定の限界:WordPressほど細かいSEO設定はできない。
    2. ドメインごとにコストが掛かる:各ドメインごとに料金が発生する。
    3. 限定されたCMS機能:ブログ投稿などは可能だが、本格的なオウンドメディア構築には他のCMSを推奨。

    STUDIOはノーコードで迅速なウェブページの公開が可能で、デザインの自由度が高いことが特徴です。しかし、SEO設定や高度なカスタマイズに関しては、WordPressやmicroCMSと比較して限定的です。

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    まとめ:拡張性と操作性に優れたCMS4選

    拡張性と操作性に優れたCMSおすすめ4つをまとめると以下になります。

    CMS名特徴おすすめな方
    WordPress・CMS利用料が0円
    ・豊富なカスタマイズ性
    ・SEO設定の自由度が高い
    コストを抑えてお知らせ更新やコンテンツ管理できるWebサイトを構築したい方
    microCMS・ページ表示速度が速い
    ・膨大な量のコンテンツ管理
    ・日本語サポート
    PV数の多いメディアサイト、高速なWebサイトを構築したい方
    Shopify・使いやすい管理画面
    ・売上向上のための機能が多数
    ・アプリや外部サービスとの連携可能
    長期運用・売上増加を見据えたECサイトを構築したい方
    STUDIO・ノーコードで制作可能
    ・迅速なウェブページの公開
    ・デザインの自由度が高い
    短期間でLPなどのキャンペーンページを立ち上げたい方

    クーミル株式会社では、入念なヒアリングをさせていただいた上で本質的な課題を見極め、費用対効果の高い最適なCMSとWeb戦略をご提案をさせていただきます。

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