- 「Webマーケティングに取り組みたいが、社内に詳しい人材がいない」
- 「SEOやWeb広告を外注すると、どのくらいの費用がかかるのかわからない」
- 「外注先へ丸投げして成果が出なかったらどうしよう」
このような悩みを抱えている企業は少なくありません。
Webマーケティングには、戦略設計、ホームページ制作、SEO、Web広告、SNS、コンテンツ制作、アクセス解析など、幅広い専門知識が必要です。すべてを社内で対応するには、担当者の採用や育成だけでなく、施策を実行するための時間と体制も確保しなければなりません。
そのため、専門性が必要な業務や社内で不足している業務を外部の会社やフリーランスへ委託することは、有効な選択肢です。ただし、すべての業務を外注先へ丸投げすれば成果が出るわけではありません。
自社の商品・顧客に関する情報、最終的な意思決定、KGI・KPIの管理は社内に残し、専門的な分析や制作、運用を外部へ依頼する「部分外注」が、多くの企業にとって現実的です。
本記事では、Webマーケティングの外注費用、メリット・デメリット、内製との比較、依頼先の選び方について、Web制作・SEO・広告運用を支援するクーミル株式会社が解説します。
- アウトソーシング(外注)の流れや費用感について
- 外注を活用することのメリット
- 社内で内製化して行うべきか、外注を活用するか迷っている人
- リソースがなく、外注化しようか検討中の人
- 外注にお願いしようとしているがやり方が分からない人
COOMIL(クーミル)株式会社 代表取締役。神奈川県出身。東京薬科大学大学院を修了後、大手製薬会社にて研修開発に従事する。2016年にファングロウス株式会社を創業し、マーケティング、広告運用、YouTube、SEO対策を駆使し、2年で売上1億円強かつ利益率40%強の会社へとグロースさせ、株式譲渡。YouTubeチャンネルのプロデュース・原稿制作・出演・撮影・編集の全てを自ら行い、運営10ヶ月で登録者数1万人突破させる(現在3万人越え)。IT業界だけでなく実店舗経営の知見を活かし、クライアント様の課題の本質を捉えて、「結果が出るマーケティング施策」をご提案致します。サイトを公開後も運用をお任せ頂き、サイトだけでなく「事業規模の拡大を目指す」ことがクーミルのモットーです。
■経歴
2014年 東京薬科大学大学院終了
2014年 第一三共株式会社
2016年 ファングロウス株式会社 創業
2019年 一般社団法人スーパースカルプ発毛協会(FC本部) 理事
2021年 ファングロウス株式会社 株式譲渡
2021年クーミル株式会社 創業
■得意領域
SEO対策
コンテンツマーケティング
リスティング広告
オウンドメディア運用
フランチャイズ加盟店開発、集客
■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
Google 広告検索認定資格
Google 広告ディスプレイ認定資格
Google 広告モバイル認定資格
■SNS
X(旧Twitter):https://twitter.com/ryosuke_coomil
YouTube:https://www.youtube.com/@marketing_coomil
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目次
- Webマーケティングは外注すべき?判断基準を解説
- 外注・内製・部分外注の比較
- 外注できるWebマーケティング業務一覧
- Webマーケティングの外注費用相場
- Web広告運用の費用
- SEO・コンテンツマーケティングの費用
- SNSマーケティングの費用
- Webコンサルティングの費用
- AIO・LLMO対策の費用
- Webマーケティング外注の主な契約形態
- Webマーケティングを外注する5つのメリット
- 1.教育コスト・採用コストの削減
- 2.社内リソースをコア業務へ集中できる
- 3.短期間で施策を開始できる
- 4.専門知識と複数社の支援経験を活用できるすい
- 5.施策の実行と改善を継続しやすい
- Webマーケティングを外注する4つのデメリット
- 1.継続的に外注費がかかる
- 2.社内にノウハウが蓄積されにくい
- 3.担当者や外注先によって成果に差が出る
- 4.自社サービスへの理解に時間がかかる
- Webマーケティングの主な外注先
- Webマーケティング会社
- Web制作会社
- SEO会社
- 広告代理店
- SNS運用会社
- フリーランス
- Webマーケティング業者を選ぶ際のチェックポイント
- ポイント1:過去の実績
- ポイント2:自社に関心を持ってくれる
- ポイント3:依頼内容と予算がマッチしているか
- Webマーケティングを外注する際の手順
- 1:外注する範囲や業務内容を明確にする
- 2:外注する業者を選定する
- 3:目標や課題、業務内容を共有する
- 4:プランのすり合わせをする
- 5:Webマーケティング業務を実行する
- よくある質問
- まとめ
Webマーケティングは外注すべき?判断基準を解説
Webマーケティングを外注すべきかは、社内リソース、専門知識、施策を開始したい時期、事業における重要性から判断します。次の項目に複数該当する場合は、外注を検討する価値があります。
- 社内にWebマーケティングの経験者がいない
- 担当者が他業務と兼任している
- ホームページはあるが問い合わせが増えない
- SEO・広告・SNSのどれから始めるべきかわからない
- 施策を実行しているが、効果測定ができていない
- マーケターを採用・育成する時間がない
- 半年以内にWeb集客を本格化したい
- ホームページの改善まで対応できる人材がいない
- AI検索への対応方法がわからない
一方、すでに社内に専門チームがあり、戦略立案から制作、効果測定まで実行できる場合は、必ずしも外注する必要はありません。
外注・内製・部分外注の比較
| 比較項目 | 外注 | 内製 | 部分外注 |
|---|---|---|---|
| 施策開始までの速さ | 早い | 採用・育成に時間が必要 | 比較的早い |
| 専門性 | 専門家を活用できる | 担当者の経験に左右される | 不足領域を補完できる |
| 社内ノウハウ | 蓄積しにくい場合がある | 蓄積しやすい | 共同作業で蓄積できる |
| コスト | 外注費が発生する | 人件費・採用費が発生する | 必要な業務に限定できる |
| 商品理解 | 情報共有が必要 | 深く理解しやすい | 自社と外注先で補完できる |
| 施策の柔軟性 | 契約範囲に左右される | 柔軟に対応できる | 役割分担による |
| 向いている企業 | 専門人材がいない企業 | 専門チームがある企業 | 中小企業・兼任担当者がいる企業 |
クーミル株式会社では、Webマーケティング業務のすべてを外部へ任せるのではなく、自社と外注先の役割を明確にする方法を推奨しています。
例えば、サービスの強みや営業現場の情報は自社から提供し、競合分析、SEO設計、記事制作、広告運用、サイト改善を外部へ依頼します。この体制であれば、自社の商品理解と外部の専門性を組み合わせられます。
外注できるWebマーケティング業務一覧
Webマーケティングで外注できる業務は、広告運用や記事制作だけではありません。戦略設計からWebサイトの改善、効果測定まで幅広く依頼できます。
| 分野 | 外注できる主な業務 | 主な目的 |
|---|---|---|
| 戦略設計 | 市場調査、競合分析、ペルソナ、KGI・KPI設計 | 施策全体の方向性を決める |
| Webサイト | 新規制作、リニューアル、LP制作、UI・UX改善 | 問い合わせ率を高める |
| SEO | キーワード調査、内部対策、サイト構造、被リンク分析 | 自然検索からの流入を増やす |
| コンテンツ | 記事、事例、ホワイトペーパー、取材、リライト | 見込み顧客との接点を増やす |
| Web広告 | リスティング広告、ディスプレイ広告、SNS広告 | 短期間で流入・問い合わせを増やす |
| SNS | 企画、投稿制作、撮影、運用、分析 | 認知・ファン・サイト流入を増やす |
| 動画 | YouTube、ショート動画、広告動画 | サービス理解と認知を高める |
| MEO | Googleビジネスプロフィール運用、口コミ施策 | 地域・店舗への来店を増やす |
| AIO・LLMO | AI検索分析、サイト構造、企業情報・FAQ強化 | AI検索での企業・サービス理解を促す |
| 分析・改善 | GA4、Search Console、ヒートマップ、CVR改善 | 施策の費用対効果を高める |
| MA・CRM | ツール導入、顧客管理、メール配信、営業連携 | 獲得した見込み顧客を商談へつなげる |
最初からすべての施策を依頼する必要はありません。現状の課題を分析し、最も大きなボトルネックから着手することが重要です。
具体的なWeb集客施策については、以下の記事でも詳しく解説しています。
:効果的なWeb集客の方法19選
Webマーケティングの外注費用相場

Webマーケティングの外注費用は、依頼する施策、業務範囲、企業規模、支援会社の体制によって異なります。一般的な目安は次のとおりです。
| 外注する業務 | 費用相場 | 主な業務内容 |
|---|---|---|
| Webマーケティング戦略・コンサル | 月額20万~80万円 | 戦略、KPI、施策管理、分析、定例会 |
| SEOコンサルティング | 月額20万~80万円 | 調査、内部対策、コンテンツ設計、改善提案 |
| SEOスポット診断 | 20万~100万円 | サイト分析、競合分析、課題・改善案の提出 |
| SEO記事制作 | 1本5万~15万円程度 | 構成、執筆、校正、入稿、画像 |
| コンテンツ運用 | 月額15万~60万円 | キーワード設計、記事制作、分析、リライト |
| Web広告運用 | 広告費の20%前後 | 設計、入稿、調整、分析、レポート |
| SNS運用 | 月額10万~50万円 | 企画、投稿、画像・動画、分析 |
| LP制作 | 30万~100万円程度 | 構成、原稿、デザイン、コーディング |
| ホームページ制作・改善 | 50万~300万円以上 | サイト設計、デザイン、CMS、SEO、導線 |
| AIO・LLMO診断 | 20万~100万円程度 | AI回答調査、Query Fan-out、サイト分析 |
| AIO・LLMO継続支援 | 月額20万~80万円程度 | 情報設計、コンテンツ、サイト改修、計測 |
| 総合的なWebマーケティング支援 | 月額50万~150万円以上 | SEO、広告、制作、分析を横断して支援 |
これらの金額は、記事本数、広告費、サイト規模、撮影・取材の有無などによって変動します。
Web広告運用の費用
リスティング広告やSNS広告を外注する場合、広告費とは別に運用代行手数料がかかります。一般的には、次の料金体系が採用されています。
- 初期設定費:0~10万円程度
- 運用代行手数料:広告費の20%前後
- 最低運用手数料:月額5万~20万円程度
広告費が月額100万円で、手数料が20%の場合、外注先へ支払う運用費は月額20万円です。
ただし、広告費と運用手数料だけでなく、LP制作、バナー制作、タグ設定、ヒートマップ分析などに追加費用が発生する場合があります。契約前に、どの作業が料金へ含まれているか確認しましょう。
SEO・コンテンツマーケティングの費用
SEOは、コンサルティングだけを依頼するか、記事制作やサイト改修まで依頼するかによって費用が変わります。
- SEOコンサルティング:月額20万~80万円程度
- サイト分析・戦略設計:スポット20万~100万円程度
- 記事制作:1本5万~15万円程度
- コンテンツ運用:月額15万~60万円程度
- 大規模サイトの内部SEO改善:別途見積もり
安価な記事制作では、執筆だけが対象となり、キーワード選定、競合調査、編集、画像、入稿、効果測定が含まれていない場合があります。
文字単価だけで比較せず、納品範囲と品質管理体制を確認することが重要です。
SEO・AIOに強い記事制作代行サービス
SNSマーケティングの費用
SNS運用は、投稿代行だけなのか、企画・撮影・コメント対応・広告運用まで含むのかによって費用が変わります。
- 投稿代行中心:月額10万~20万円程度
- 企画・画像制作・分析を含む運用:月額20万~50万円程度
- 動画撮影・出演・広告運用を含む場合:月額50万円以上
SNSではフォロワー数だけでなく、ホームページへの流入数、問い合わせ数、来店数など、事業成果につながる指標を設定しましょう。
Webコンサルティングの費用
Webコンサルティングでは、Webサイトや各集客施策を横断して課題を分析します。費用相場は月額20万~80万円程度ですが、複数事業・大規模サイト・複数代理店の統括まで依頼する場合は、月額100万円を超えるケースもあります。
契約前に、提案だけなのか、施策の実行まで対応するのか確認が必要です。
AIO・LLMO対策の費用
AI OverviewsやChatGPTなど、AI検索への最適化を外注する企業も増えています。主な業務は次のとおりです。
- AI回答における企業名・サービス名の表示調査
- Query Fan-outを想定した検索ニーズ分析
- サイトマップ・内部リンクの見直し
- サービスページ・実績・FAQの強化
- 構造化データの確認
- 企業・サービスに関する情報の一貫性確認
- AI検索と自然検索を含めた効果測定
AIO・LLMO対策は、レポート提出だけで終わらず、実際にホームページを改修できる会社へ依頼することが重要です。
Webマーケティング外注の主な契約形態
Webマーケティングの外注には、複数の契約形態があります。
| 契約形態 | 特徴 | 向いている依頼 |
|---|---|---|
| スポット契約 | 特定業務を一度だけ依頼 | 診断、戦略、サイト制作、LP制作 |
| 月額固定契約 | 毎月一定額で継続支援 | SEO、広告、SNS、コンサル |
| 成果物単価 | 記事やバナーごとに発注 | 記事、画像、動画、ホワイトペーパー |
| 広告費連動 | 広告費の一定割合を支払う | リスティング広告、SNS広告 |
| 成果報酬 | 成果発生時に報酬を支払う | アフィリエイト、一部の営業支援 |
| 準委任契約 | 稼働時間や業務遂行へ対価を支払う | コンサル、ディレクション、運用支援 |
| 請負契約 | 完成した成果物へ対価を支払う | ホームページ、LP、記事、システム |
成果報酬は費用を抑えやすく見えますが、成果の定義や計測条件によってトラブルになる可能性があります。問い合わせの質、既存顧客、指名検索、電話問い合わせなどを、どのように成果判定するか契約前に確認しましょう。
Webマーケティングを外注する5つのメリット
Webマーケティングの業務内容は多岐にわたるため、自社で内製化するにはかなりの労力が必要です。Webマーケティングを外注する企業は、年々増加傾向にあります。
以下では、Webマーケティングを外注して得られるメリットについて詳しく解説します。
1.教育コスト・採用コストの削減

Webマーケティングを外注する1番のメリットは、教育コスト・採用コストを大幅に削減することができることです。マーケターを雇用し、内製化させるためには以下のようなフローが一般的です。
有料求人媒体への掲載(1~2ヶ月程度)→面接(1ヶ月程度)→条件のすり合わせ(数週間)→教育(3~6ヶ月)→内製化
このように金銭的にも時間的にも負担が大きくなりやすい特徴があります。
また、専門知識やスキルがあるWebマーケティングは、ニーズ過多の状態が続いているため、求職者へ魅力的な提案が出来ない限り採用が難しいのが現実です。
マーケターを募集するときには「今すぐ人材が欲しい」ケースがほとんどです。その点、業務委託などで、外注化することでこれらのコストを大幅に削減することができます。
2.社内リソースをコア業務へ集中できる

Webマーケターを外注するかどうか迷っている時は、社内の人的リソースも不足しているケースが多いとされます。
そのような環境下では、仮に既存社員のなかで適切な人材がいたとしても、今までの業務と兼任しなければならないケースも少なくありません。兼任となれば、担当者の負担が増えてしまうことも考えられます。
Webマーケティングを外注することで、今まで通りコア業務に専念できます。
営業や企画など直接企業の利益に貢献する部署へ人材や時間を割くことも可能です。費用対効果を考えると、Webマーケティングを外注することは有効な方法と言えるでしょう。
3.短期間で施策を開始できる

採用・教育コストが掛からないメリットでもお伝えした通り、外注化することで事業スピードを加速することが可能です。社内で行うべき業務と、アウトソーシングする業務を定義づけすることで、効率的に業務を進めることができます。
また、Webマーケティングを成功させるためには、専門的な知識やスキルが必要です。
移り行くトレンドの流れをつかみ、迅速に対応するのは容易ではありません。準備不足の状態でWebマーケティングに取り組んでも、十分な効果は得られないでしょう。
一方、Webマーケティングを外注すれば、自社で人材を確保したりツールを導入したりする必要がないため、短い準備期間ですぐにスタートできます。
4.専門知識と複数社の支援経験を活用できるすい
Webマーケティングと一言でいっても、自社サイトの運用やSNS運用、広告など業務は多岐に渡ります。
集客力のあるコンテンツを作るには、さまざまなスキルやノウハウが必要です。自社担当者の経験が浅い場合、高い集客効果をあげるのはなかなか難しいと言えるでしょう。
一方、専門的な知識とスキルを持つプロにWebマーケティング運用を任せることで、より精度の高いWebマーケティングが可能になります。プロの知見を活用できるのも、Webマーケティングを外注するメリットです。
5.施策の実行と改善を継続しやすい
Webマーケティングを専門に取り扱う業者は、豊富な知識と経験を持つプロの集団です。
数多くの実績を持つWebマーケティング業者であれば、効果的な施策を提案してもらえるでしょう。さらに、実績に基づいた客観的な視点からプロの意見を得られるというメリットもあります。
特に、自社と同じような業種や業態のWebマーケティング実績がある業者を選ぶことで、より特化した意見が得られるかもしれません。
将来的にWebマーケティングの内製化を考えている場合、プロの意見を得られるメリットは大きいと言えるでしょう。
Webマーケティングを外注する4つのデメリット

メリットが多いWebマーケティングの外注ですが、実際に依頼する前に知っておきたい注意点もあります。
以下では、Webマーケティングを外注するデメリットを4つご紹介します。デメリットへの対策についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
1.継続的に外注費がかかる
当然ですが、Webマーケティングを外注するには当然コストがかかります。コンテンツの作成から自社サイトの運用まで一括で依頼する場合は、継続的にコストが発生します。
依頼する範囲や内容によって料金は異なりますが、費用対効果を考えて検討するようにしましょう。
「Webマーケティングにかかるコスト」と「外注することにより削減できるコスト」を比較し、予算を考慮しながら依頼する内容を検討します。コストを押さえるためには、自社でできる業務は内製化するなど定期的に見直しすることも大切です。
外注費の目安は、売上に対して20~30%程度に抑えることが出来れば理想的です。
初期段階などは、戦略設計から認知度拡大をする必要があるため、外注費の方が高くなることはありますが、最終的な売上目標から逆算して設計するようにしましょう。
2.社内にノウハウが蓄積されにくい
自社でWebマーケティングを実施せずに外注することで、社内にノウハウを残しにくいというデメリットがあります。
自社でWebマーケティングを実施すれば、施策の実績がそのままノウハウとなり残ります。課題やトラブル発生時も、過去の経験から解決の糸口を見つけられるでしょう。外注するということは、自社に施策のノウハウを残せないことになります。
対策としては、外注先に丸投げしないことが大切です。
外注先と定期的にミーティングを実施したり、トラブル発生時は一緒に対応したりなど、積極的に外注先とコミュニケーションをとりましょう。外注先によっては、ノウハウを社内に取り込めるように対応してくれる場合もあるので相談してみるのもおすすめです。
外注先のノウハウを社内に取り込めるような体制を整えておきましょう。
3.担当者や外注先によって成果に差が出る
Webマーケティングに限らず外注する場合、依頼する企業や担当者によって成果に違いがあるのは事実です。
外注先によって得意な業界・業態は異なります。実績を調べることで自社に適した外注先を選ぶことはできますが、担当者まで指名するのは難しいケースがほとんどです。
担当者の経験やスキルによっては、自社が求める成果を得られない場合もあるでしょう。事実として、担当者が変わったことで成果が下がってしまったというケースも少なくありません。
担当者によって、得られる成果が異なることもWebマーケティングを外注するデメリットと言えるでしょう。
4.自社サービスへの理解に時間がかかる
外注先は、最初から自社の商品や顧客を深く理解しているわけではありません。
サービス資料、営業資料、顧客アンケート、商談記録、競合情報などを共有し、理解を深めてもらう必要があります。
Webマーケティングは施策の知識だけでなく、事業と顧客への理解が成果を左右します。
Webマーケティングの主な外注先
Webマーティン具を依頼する主な外注先としては以下のような企業があります。それぞれの特徴について確認していきましょう。
Webマーケティング会社
戦略設計からSEO、広告、コンテンツ、分析まで横断して依頼できます。
複数施策をまとめて進めたい企業に向いています。
Web制作会社
ホームページ制作、リニューアル、LP、システム開発、サイト改善を得意としています。
SEOや広告運用まで対応できるかは会社によって異なるため、確認が必要です。
SEO会社
SEOコンサルティング、内部対策、キーワード設計、記事制作を中心に支援します。
サイト改修が必要になった際、実装まで対応できるか確認しましょう。
広告代理店
リスティング広告、ディスプレイ広告、SNS広告などを得意としています。
広告運用だけでなく、LPやフォームの改善まで対応できる会社であれば、CVR改善も進めやすくなります。
SNS運用会社
SNSの企画、投稿、撮影、コメント対応、分析などを依頼できます。
媒体ごとにユーザー層やコンテンツ形式が異なるため、自社が利用したいSNSの実績を確認しましょう。
フリーランス
特定領域の専門家へ、比較的柔軟に依頼できます。
一方で、一人で対応できる業務量には限りがあります。病気や他案件の繁忙などで進行が止まった場合の代替体制も確認しておきましょう。
Webマーケティング業者を選ぶ際のチェックポイント

多くの企業がWebマーケティングに注力している今、Webマーケティングを専門に取り扱う業者は急増しています。以下では、Webマーケティングを専門に扱う業者を選ぶ際にチェックしたいポイントについてご紹介します。
ポイント1:過去の実績
Webマーケティング業者を選ぶ際に必ずチェックしたいポイントが、「過去の実績」です。
Webマーケティングはあらゆる業界・業態で実施されています。幅広い内容を取り扱うWebマーケティング業者であっても、それぞれ得意な業界・業態があるものです。
ほとんどのWebマーケティング業者は、自社サイトに今までの実績を掲載しています。自社と同じ業界・業態の事例があり、優れた実績を残しているのかをチェックしましょう。
Webマーケティング業者の自社サイトはもちろん、口コミサイトなども参考になります。
ポイント2:自社に関心を持ってくれる
自社の商品やサービスについて深く理解していなければ、Webマーケティングを成功させることはできません。自社の商品やサービスに関心を持ってくれるWebマーケティング業者を選ぶことも大切です。
Webマーケティングは、目標や課題によってそれぞれ最適なプランが異なります。
契約を締結する前に、Webマーケティングにおけるプランの提案があるのが一般的です。提案の際、依頼主に最適な戦略を立てようとしている姿勢があるのかをチェックしましょう。
自社についてのヒアリングが詳細に行われるような業者であれば、自社に関心を持ち、効果的な施策を提案してくれるはずです。
ポイント3:依頼内容と予算がマッチしているか
業務内容が多岐にわたるWebマーケティングは、依頼内容によってそれぞれプランが異なります。業務内容とかかる費用がマッチしているのかチェックしましょう。
万が一、提案されたプランの業務内容と費用に不明点がある場合は、事前に問い合わせをし、必ず詳細を明確にしておくことが大切です。業務内容と費用に関して、しっかり把握できていないとトラブルにつながる可能性があります。
契約後に追加料金が発生したり、対応できない業務だと依頼を拒否されたりするケースも少なくありません。
また、Webマーケティング業者では、さまざまなプランを設けています。パッケージ化されたプランは、コストは抑えられても自社の依頼内容を完全にカバーできるとは限りません。なかには、柔軟に対応してもらえる場合もあるため、相談してみるのもおすすめです。
Webマーケティングは、お金をかければかけるほど高い効果が得られるわけではありません。決められた予算の範囲内で、依頼できるWebマーケティング業者を選びましょう。
Webマーケティングを外注する際の手順

Webマーケティングの外注を検討していても、何から始めたらいいのか分からないという方も多いでしょう。
以下では、Webマーケティングを外注する際の流れについてご説明します。
1:外注する範囲や業務内容を明確にする
まず、Webマーケティングにおいて自社が実施すべき業務内容を明確にします。
業務内容の把握ができたら、外注する業務範囲を決めましょう。
Webマーケティングを一括で外注するのか、一部を依頼するのかによって選ぶ業者もかかる費用も変わってきます。
2:外注する業者を選定する
外注する業務内容が決まったら、実際に業者を選定していきます。
依頼したい業務内容を得意とする業者を選ぶことがポイントです。
依頼したい内容が自社サイトの制作であれば、Webサイト制作を得意とする業者を選びます。自社サイトの制作から運営、コンサルティングまで依頼したいのであれば、マーケティング会社や広告代理店などが適しています。
3:目標や課題、業務内容を共有する
依頼する業者が選定できたら、自社が抱える目標や課題、自社で対応できる業務内容などの情報を共有します。
外注先には、依頼したい内容や自社に関する情報を分かりやすく伝えることが大切です。適切に情報を共有することで、お互いの解釈のズレや行き違いなどを防げます。最適な施策を提案してもらうためにも、大切なポイントです。
4:プランのすり合わせをする
依頼する業務内容が決まったら、提案されたプランをもとに自社の要望とのすり合わせをします。
依頼する業務範囲やどのくらいの期間・工数がかかるのかなど話し合っておくことが大切です。決められた予算内で目標達成できるよう、特に費用に関しては明確にしておきましょう。
5:Webマーケティング業務を実行する
プランのすり合わせが終わり無事契約が締結したら、いよいよWebマーケティング業務を実行します。
自社の目標を達成させるためにも、外注先と良好なコミュニケーションをとりながら、Webマーケティング運用を実行していきましょう。
よくある質問
- Webマーケティングは月額いくらから外注できますか?
-
限定的な作業であれば月額5万~10万円程度から依頼できる場合があります。
戦略設計、分析、コンテンツ制作、サイト改善まで含める場合は、月額20万~80万円程度が一般的な範囲です。
- 中小企業でもWebマーケティングを外注すべきですか?
-
社内に専門人材がおらず、集客施策が止まっている場合は外注を検討する価値があります。
ただし、すべてを依頼するのではなく、戦略設計やSEO、広告など、専門性の高い業務から部分外注する方法がおすすめです。
- 外注すれば必ず成果が出ますか?
-
外注しても、必ず成果が出るとは限りません。
外注先の経験、商品・市場の状況、予算、社内の協力体制によって成果は変わります。上位表示や売上を保証する会社には注意しましょう。
- 契約期間はどのくらい必要ですか?
-
広告運用は3~6カ月、SEOやコンテンツマーケティングは6~12カ月程度を目安に評価するケースが一般的です。
ただし、長期契約を結ぶ前に、契約期間と途中解約の条件を確認しましょう。
- 将来的に内製化することはできますか?
-
可能です。
外注期間中に、施策の手順、分析方法、判断基準を共有してもらい、社内担当者を育成します。将来的な内製化を予定していることを、契約前に外注先へ伝えましょう。
まとめ
デジタル化が進む今、多くの企業がWebマーケティングに力を入れており、Webマーケティングを専門に扱う業者も増加しています。
Webマーケティングを外注することで、プロによる効果的でスピーディーな施策の実現が期待できます。しかし、依頼する業務内容によっては大きなコストがかかるのも事実です。
また、お金をかければかけるだけ効果を得られるというわけではありません。決められた予算内で、自社の目標を達成するためにも、自社に適した外注先を選ぶことが重要です。